こんにちは!どこでもGOです!
以前、羽田空港にYo-Kai Expressが自動ラーメン調理ロボット(自販機)を設置し、一風堂のとんこつラーメンが90秒で出来上がる記事を紹介しました。今回は、羽田空港近くの羽田イノベーションシティ、HICityに、ヤフーが全国のラーメンを90秒で出来上がる自動ラーメン調理ロボット(自販機)を設置したので、見て来ました。技術は年々進化していますね。さらに本物の味になっていました。
ご紹介しますね。
目 次
1. どこで食べられるの?
羽田イノベーションシティの2階にあるフードホールGURUNAVI FOODHALL WYE 天空橋 に設置されています。ぐるなびがソフトバンクロボティクスが提供する自動ラーメン調理ロボットCHEFFY(シェフィー)を導入しました。
1.1 羽田イノベーションシティ HICity
羽田イノベーションシティとは、京浜急行線の羽田空港駅の1つ手前の駅、天空橋駅に直結する、最先端の技術と文化を創造する複合施設です。
多くの生命科学に関する最先端企業が集まっているだけでなく、アートの羽田出島、ライブホールのZepp Haneda(Tokyo)、足湯スカイデッキなど、文化面でも最新をねらっています。もちろん、飲食関連も充実です。
通称はHICity、英語の頭文字をとって短くしています。どうしてもハイシティと読んでしまいますが、正しくは、エイチ アイ シティと読みます。京浜急行空港線の天空橋駅で下車します。「HICityはこちら」の案内板に従い、エスカレーターで2Fまで上がりましょう。
こちらがHICityの2F、メインフロアです。このフロアに各種の施設があります。平日の夜8時ぐらいですが、あまりにも人がいなさすぎますね。まだオフィス棟の全部がオープンしているわけではありませんが、2020年7月に部分開業し、2023年11月に全面開業予定なので、既に3年経っています。不安になります。
ゾーンI(アイ)にフードホールはあります。
1.2 GURUNAVI FOODHALL WYE 天空橋
ゾーンIにあるメインの飲食店がこのお店、フードホールWYE(ワイ)です。
フードホールWYEの店内に入ります。木の温もりが感じられる、ゆったりとした和の空間ですね。おしゃれな赤い橋を渡ります。
こちらが店内、平日夜8時ぐらいでしたが、ほとんど人はいません。写真の客席の一番奥(和傘の所)に、自動ラーメン調理ロボットはあります。
空いている席に座り、水などはセルフサービスです。
来店していたお客様は少なかったですが、ネコ型配膳ロボット ベラボット(¥300万円/台)が動き回っていました。
2. どんな自販機なの?
ソフトバンクロボティクスが作った、自動ラーメン調理ロボット CHEFFY(シェフィー)です。有名ラーメン店のこだわりの一杯をたった90秒で仕上げます。見かけは自販機です。タッチパネルでお好きな有名店のラーメンを選択し、キャッシュレスで決済するだけ。後は90秒待つだけです。現金は使えないので、ご注意!
今、販売中と今後予定のラーメン店は下記です。
引用:ソフトバンクHP
今後、ソフトバンクロボティクスはこの自動ラーメン調理ロボットをいろいろな所に販売していくそうです。単に置くだけなので、簡単、メンテナンスも効率的ですね。
ポイントは下記です。
- 水道設備が不要
- 専用水ボトルを内蔵しています。なので、設置場所を選ばないし、設置工事も最小限で済みます。
- ラーメン保持数が多い
- 50杯と余裕の数!それも、組み合わせ自由で、冷凍保存しているので消費期限は6ヶ月!
- ラーメン毎の保持数を適切に決められる
着実に進化していますね。
3. 実際食べてみました!
まずは、画面にいろいろ説明が流れているので、じっと見つめる (笑)
始めは操作方法を理解するつもりが、おいしそうなラーメンを見ているうちに、お腹がグー!口の中はつばだらけ!早く、食べたい!たった、90秒待つだけだ!
これにしよう!
3種類のラーメンから、今回は、拉麺大公の焼き味噌¥850を選びました。支払は現金不可で、電子マネー、QR決済、クレジットカードのキャッシュレス決済です。QR決済して出来上がりを待ちます。
調理中・・・90秒
調理が始まりました。自販機の中では、何やら、ゴトゴト、ガタガタ、熱いお湯の出ているプシューと言う吹き出し音、電子レンジのような照射音と一生懸命やっているようです。
画面では残り時間を表すゲージなどはなく、単に「ただいま調理中・・・」の表示だけです。調理中のショワショワ聞こえる音を楽しみましょう!
箸、レンゲは自販機の右下にあるので、調理している間に取っておきましょう。
できあがり!
出来上がりです。自動で扉が開きます。プラスチック容器の上部にあるフィルム状のカバーの中央には穴が開いています。これは、上からこのフィルムを突き破ってパイプが突き刺さり、高温のスチームが注がれた穴です。
QRコードが容器に貼られていますね。自販機内部では、お客様が選択した商品を探すのにこのコードを利用しています。
食べてみる!
出来上がりはかなり高温になっています。一気に、高温のスチーム・電子レンジで調理した結果です。熱いので、容器を取り出すのに、恐る恐る慎重にやらねばなりません。何とか取り出し、テーブルまで持ってきました。
とにかく熱々で調理されています!器の上にあるフィルムをはがさねばなりません。これがなかなかやりにくい。熱くなければ、力も入れられますがそうもいかないし、入れすぎると容器がひっくりかえります。悪戦苦闘の結果、やっとはがせました。改良の余地ありますね。
フィルムを取った時、既に麺がある程度ほぐれているのには驚かされました。てっきり、冷凍の状態のまま残っていると思っていましたが、軽く箸を入れたかのように、ほぐれているのです。 すごっ!
麺が太めで、少し縮れています。スープがからんでよいですね。
味はかなりいいです。中身は、ネギ、もやし、生姜を細かく切ったもの?
中に沈んで見えていなかったチャーシューを発見!大きい!お店で出てくるのとあまり変わりません。もどきでなく、本物!
以前のYo-Kai Expressのは、お世辞にもおいしいとは言えない代物でしたが、今回のは十分においしく濃厚なんです。見た目もラーメン店のとあまり変わりません。
レンゲがあるので問題ないですが、カップから直接汁を飲もうとすると、プラスチックの食感で、よくないですね。行儀悪いので、やりませんが・・・
4. まとめ
以前試したYo-Kai Expressの自動調理ロボットでのラーメンとはずいぶんと違い、さらに本物の味になっていました。
ソフトバンクロボティクスは、Yo-Kai Expressが自動ラーメン調理ロボットを導入した当初から、その運営、管理、マネジメント、データ分析を行う業務は実施してきています。今回は自ら自動調理ロボットの開発、提供に踏み切ったわけです。Yo-Kai Expressと提携したとか、技術連携したとか、さらに言うと、単に販売のみしているとかは、見当たりませんでした。自社開発している可能性が大です。
なぜ、羽田空港のような大勢人が行き来する場所に設置しなかったのでしょうか?
天空橋駅は羽田空港駅からたった1駅蒲田駅よりですが、わざわざ訪れる人はいないと思います。宣伝で、「飛行機を待つ間に、日本の伝統的なラーメンを、最先端調理ロボットが出してくれます。」とありましたが、ここに来ますかね?
たぶん、このような最新式の自動ラーメン調理ロボットなので、HICityのようなハイテクシティにふさわしいと思ったからではないでしょうか?実際、ここには自動調理ロボットをとりいれたレストランがあります。ちょっと、出店場所の選定ミスのような気がします。
とは言え、味はかなり本物のラーメンに近くまで改良されていますので、一度確かめに来るのもよいと思います。
Amazonでの「お取り寄せラーメン人気ランキング」を付けておきます。
見てみると、へぇーと驚くのがいっぱいです!
5. 基本情報
設置機器
自動ラーメン調理ロボット CHEFFY(シェフィー)
開発会社
ソフトバンクロボティクス
設置場所
羽田イノベーションシティの2Fにあるフードホール
GURUNAVI FOODHALL WYE(ワイ) 天空橋
電話番号
050-5484-8362
住 所
アクセス
設置日
2023/09/03(日)
6. 関連記事 Yo-Kai Express
Yo-Kai Expressが2022年4月に日本初設置以降、約1年半たちますが現在、全国で18ヶ所に設置されています。当時発表会では、日本では2022年内に250台を各地に展開する予定と言っていました。言うのはタダですかね?