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座間神社では、毎年ひな祭りの時期に77段の石段に1,000体のひな人形を飾る「春よこい ひな祭り」が開催されます。一度にこれだけの数が集まると壮観、素晴らしいですね。夜にはライトアップも行っています。
ご紹介しますね。
目 次
1. 座間神社とは
神奈川県座間市座間にある神社です。近くの方の間では、「相模の飯綱さま」と親しまれています。一説では、昔、座間地方に悪疫が流行した時に飯綱権現の化身である白衣の老人が現れて、崖下の森の中の清水を使うよう勧められ、そうしたら、悪疫が治まったと言われています。それで飯綱権現をお祀りし始めました。明治時代に発令された神仏分離令で座間神社と改称し、防火の神として日本武尊(ヤマトタケル)を祭神として再出発しました。
3月にはこのひな祭り、8月には近くの相模川で「座間市55万本のひまわりまつり」が開催される事で有名です。
1998年(平成10年)には、座間市名所八景のひとつに選ばれています。境内から眺める夕日の美しさは格別で夕日の丘と銘々されています。
2. 最寄り駅はJR相模線相武台下駅
海老名駅で乗り換えて、最寄り駅のJR相武台下駅に到着。海老名駅から北へ2つ目ですが、けっこう周りは田園風景ですね。駅はシンプルですが、きれい。
この辺でも電車の扉は自分でボタンを押さないと開閉できない車両です。自動改札機は簡易Suica改札機です。
3. 1,000体のひな人形
JR相模線相武台下駅で下車して徒歩8分ぐらいと、近くです。ちょうどひな祭り期間中でしたが、人影はまばらですね。一の鳥居に着きました。
すぐに二の鳥居に着きます。
すぐに三の鳥居に着きます。ここから小山の上にある本殿までつづく石段にひな人形が飾られています。
その数、1,000体、階段は77段に及びます。
階段の一部を使い並んでおられます。
一番上におられる、お内裏様とお雛様
上から下を見たところ。何となくすごい!ラッシュアワーの光景に似ている。
4. 境 内
手水舎
非常にシンプルな形です。ここに湧き出る湧水は、大山、遠くは丹沢から長時間かけて来たもので非常に清らかです。健康長寿、病気平穏に特別なご利益があると言われているので、毎日多くの方がお水取りに訪れます。
本 殿
本殿前にも豪華なひな壇が!この時期ならではの催しですね。
ちゃんと、七段ありますね。
境内内にも豪華な七段飾りのひな壇が!
ご神木
ご神木の椎(しい)の木(ブナ科)。樹齢300年だそうです。高さは35mに達し、枝葉の威容はご神木と呼ぶのにふさわしいお姿ですね。両手をシイの木肌にかざして心を落ち着けてみると、パワーを感じます。
こちらの6種類が通常いただける御朱印です。伊奴寝子社(いぬねこしゃ)のも用意されています。
こちらの2種類がひな祭り期間中のみの特別バージョン。
せっかくなのでこちらをいただきました。
お守り
通常のよく見かけるお守りは揃っています。それ以外に変わり種としてはこんなのありました。
杜につどうアート展
境内内にある神社会館すいめい及びギャラリー杜では各種のひな人形、絵画などのアート展示、伝統文化展示、いけばな、手作り品の実演販売、製作体験などを行っていました。
5. 日本で唯一の犬猫社
座間神社にはペット絵馬があります。書いた絵馬は境内社である、伊奴寝子社(いぬねこしゃ)の絵馬掛けにかけます。
2012年(平成24年)8月に創建された全国でも珍しいペットたちのための唯一の神社です。その名称より犬猫専用の神社という印象を受けますが、「すべての愛しい生き物たちをお守りするための社」です。
6. まとめ
これだけの数のひな人形を一堂に見れるチャンスはなかなかありません。1つ1つ丹精込めて手作りで作られているので、2つと同じ顔はありません。ここにある1,000体のひな人形は、地域の人々や関係者からの寄付や協力によって集められています。この祭は地域の伝統と文化を大切にするイベントであり、多くの人々の支援と参加によって成り立っています。
この期間中は、境内内にある神社会館すいめいで、いろいろなひな人形を無料で鑑賞できます。
これが終わるといよいよ本格的な春の訪れです。四季の催し、文化は大切にしたいですね。
7. 基本情報
イベント名
春よこい ひな祭り
開催期間
2024年3月1日(金)〜3日(日)
開催時間
10:00〜18:30
入場料
無料
開催場所
座間神社
住 所
神奈川県座間市座間1-3437
アクセス
連絡先
046-251-0245
駐車場
- 神社前の階段下に無料駐車場あり
- ちょっと離れた所に第2無料駐車場あり
所要時間
約1時間