どこでもGO

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蜷川実花展 没入感と芸術が融合 過去最大規模の体験型展覧会 CGなし 美しすぎて心地良すぎる

こんにちは!どこでもGOです!

東京のど真ん中、虎ノ門ヒルズステーションタワーの最上階45階のTOKYO  NODEで開催中の蜷川実花に行って来ました。昨年あたりから特に多く開催されるようになった没入型の展覧会として紹介されていますが、本展は全くテイストが違います。CGを全く使用せず、撮影映像の編集のみで、異次元の没入感を導き出した体験型の展覧会です。そこに蜷川実花さんが得意の、生と死、過去と将来、花、蝶、光などの全く見た事のない世界を作り出しています。めいっぱい五感で感じ、一体となりましょう!

ご紹介しますね。

 

目 次

 

1. 蜷川実花展とは

日常の中にある美しさを永遠の存在として追求する、写真家・映画監督として活躍している蜷川実花(にながわみか)さんの展覧会です。11の空間作品で構成されています。

本展は蜷川実花さんがクリエイティブチームEiM(エイム)として挑む展覧会中で過去最大規模です。GALLERY A/B/C を全部使っています。立体彫刻や大型インスタレーションなど自由な手法で表現された作品群は互いに連結しています。場所は虎ノ門ヒルズステーションタワーの45階、まさに地上200mの桃源郷です。

副題はこれ!

Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠

”瞬き“に、生と死、喜びを見出す体験ができます。

 

2. 作品の構成

下記の11作品から構成されています。

  1. 残照 Afterglow of lives
  2. Unchained in Chains
  3. Breathing of Lives
  4. Flashing before our eyes
  5. Intersecting Future 蝶の舞う景色
  6. Fading into the Silence
  7. Luminous Echoes
  8. 瞬く光の中で In shimmering light with you
  9. Blooming Emotions
  10. 胡蝶のめぐる季節 Seasons: Flight with Butterfly
  11. Embracing lights

 

3. TOKYO NODE

会場は2023年10月6日に開業した情報発信拠点TOKYO NODE! 虎ノ門ヒルズステーションタワーの45階にあります。虎ノ門ヒルズステーションタワーは虎ノ門ヒルズ駅直結の約70店舗が揃う商業施設&ホテルの複合施設です。2024年1月16日からは飲食店を中心とした店舗が新たにオープンするなど、行くだけでワクワクする場所です。展覧会の前後には是非時間取りたいですね。

 

こちらがB2階にある東京メトロ虎ノ門ヒルズ駅の改札を出てすぐの所。すっきりとした近代的なデザインですね。この先には2023年11月24日に13店舗のショップ&レストランがオープンした、T-MARKETがあります。

まずはB2階から7階まであがります。案内表示に「TOKYO NODEはこちら」とありますので、迷わないと思います。

7階に着きました。このエスカレーターであがった8階がTOKYO NODEへの玄関口です。垂れ幕は「蜷川実花展」の案内です。

ここがTOKYO NODEへの入口です。

立っている案内の女性の先が、有人チケット売場、写っていないですが、左にチケットの自動販売機が2台あります。チケット事前購入済みの方は、そのままTOKYO NODEとかいてある所を右に入り、エレベーターに乗ります。

45階のTOKYO NODEへ行くエレベーターホールです。映画のワンシーンみたいですね。キャーキャー

どこがエレベーターのドアか、よくわからない?!

 

4. 大型作品紹介

作品の中で大型作品の紹介をしますね。

4.1 残照 Afterglow of lives

この作品から始まります。世界から色が消えた!モノトーンの中で妖しく咲き誇る花々!最高の始まりです。

パンデミックによる停滞と再生を意味しているそうです。

 

4.2 Breathing of Lives

 床に置いてあるモニターには花や虫、都会のネオン街などさまざまな映像が流れています。都市の繁栄と衰退、人々の希望と孤独と言う相反する情景をアナログで表現しています。

 

4.3 Flashing before our eyes 

ステーションタワーの45階地上200mにある、15mのドーム型天井の全面を使った大型映像。自然、町並み、金魚、蝶、光などさまざまな映像が次から次へと記憶の底に直接アクセスされたかのように押し寄せます。

この建物のいびつな形状を巧みに利用しています。10分間もこの場に身を置くと抜けられない異次元世界に迷い込んだようになります。

虎ノ門ヒルズ45階からの絶景! 昼間よりも夜の方が圧倒的に素敵!

 

4.4 Intersecting Future 蝶の舞う景色

この世はこれほどまでに美しいものなのか!100万色もの色を表現したという花であふれた世界!

視界一面を埋め尽くす花々の空間体験型展示!3ヶ所で異なる香り体験もできるので、お見逃しなく!

展示室内には小部屋が数ヵ所設けられており、それぞれ工夫をこらしたフォトスポットになっています。

 

4.5 Blooming Emotions

まわりを厚いカーテンに囲まれた部屋に配置されたクッションに寝っ転がって、天井の楕円形のスクリーンに投影された映像を体感します。

心地よすぎる!なんとも言えない花などが中心の映像をぼんやり見ていると、過去のさまざまなシーンがフラッシュバックされます。人によってはなぜか涙も・・・

 

4.6 胡蝶のめぐる季節 Seasons: Flight with Butterfly

不思議な半透明の5層からなるスクリーンに四季折々の映像が展開されています。

どれも柔らかな映像で、自分自身が蝶のようになって、花から花へと飛び回っているかのようです。本当に平和に感謝!

 

4.7 Embracing lights

これが最後の映像作品です。映像はどれもSFチックなものではなく、日常の風景や自然を切り取ったさまざまな映像で構成されています。差し込んでくる光を巧みに表現されています。この作品のみ撮影禁止です。

 

5. POP Up ショップ

展覧会の出口にはPOP Upショップ!多くのすてきな記念の品がいっぱい。

結構値がはるものが多いですが、中には手頃な品もあるので探すのが楽しいです。

左まん中にある深い赤と白のSPIKY JACKETは¥52,800。

会期中臨時で8Fにもオープンする場合があります。

 

6. 感 想

今までの蜷川実花の展覧会は色鮮やかな、絢爛な感じが多かったと思いますが、今回のは暗闇から始まるなど、今までの印象を一転させるものでした。それだけに心の底から揺さぶられる感じがしました。

展覧会は通常、外の景色はシャットアウトしているのですが、「Flashing before our eyes」においては特に美しい東京の夜景と融合させる工夫をしています。

映像は日常のワンシーンや生活にとけこんだ自然の風景など、全て現実のものですが、CGは使わず映像編集のみで表現しています。

最後の映像作品「Embracing lights」は撮影禁止ですが、他の作品はフラッシュなしの静止画、動画の撮影はOKです。でも、没入型体験型なので、今回紹介しました静止画のみではなんの意味もありません。ずば抜けて高品質なので是非会場に足を運ばれてはいかがでしょうか?

 

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蜷川実花さんは今までにさまざまな活動をされてきています。Amazonで見て下さい。へぇー これも作品かと感心させられます!

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7. 基本情報

展覧会名

蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠

会 場

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー TOKYO NODE 45階 GALLERY A/B/C

会場住所

東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズステーションタワー45階

アクセス

東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅A2出口 直結

会 期

2023/12/05(火)~2024/02/25(日) 無休

休館日

  • 月・水・木・日曜  10:00~20:00
  • 火曜        10:00~17:00
  • 金・土・祝前日   10:00~21:00

※最終入場は閉館時間の30分前まで、祝日は10:00〜20:00

連絡先

TOKYO NODE インフォメーション

03-6433-8200(10:00~18:00)

料 金

当日窓口での販売あり

オンラインでの事前購入は1時間枠での日時指定

           平日    土日祝

  • 一 般     ¥2,500  ¥2,800
  • 高校・大学生  ¥2,000  ¥2,200
  • 小・中学生   ¥800   ¥1,000

来場者特典

本展オリジナルステッカーが1枚/人。

2月7日時点で限定枚数に達したので、終了しました。

所要時間

1時間30分でじっくり

1時間ならさらりと