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五色沼ハイキング 磐梯山の北に多くの神秘の湖沼 手軽に自然を楽しめる 周りに観光地多い

こんにちは!どこでもGOです!

郡山市から西に少し内陸にはいった所には、猪苗代湖会津若松裏磐梯さらには喜多方市と魅力的な観光地が多くあります。今回はその中でも多くの湖沼がある五色沼に行って来ました。ベストシーズンは紅葉のきれいな秋と言われますが、緑真っ盛りの夏も美しい湖面(沼面)、すがすがしい空気と森林浴には絶好の季節です。ストレス解消に木々の中で自然と対話してみてはいかがですか?

ご紹介しますね。

 

目 次

 

1. 五色沼とは

磐梯山の北側にある数多く(約30ヶ所)の湖沼を総称してこう言っています。正確には五色沼湖沼群といい、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などの数多くの沼が点在しています。

1888年明治21年磐梯山頂北側、小磐梯を含む部分が水蒸気爆発によって山体崩壊を起こし、岩なだれが川をせき止め、このエリアに数百もの湖沼が形成されました。

五色沼とは、5つの沼というわけではなく、様々な色彩を見られることからこの名前がつきました。色が異なる要因は、天候や季節、見る角度、水中に含まれる火山性物質(硫化水素、銅など)の違いによると言われています。

分類すると下記です。

  • 銅沼系
    • 水質は強い酸性で、青い水の色、透明度が高い
    • るり沼、青沼、弁天沼 など
  • 五色沼
    • 生育している水草の種類で下記の3グループに分かれる
      • 赤沼グループ
      • 毘沙門沼・竜沼・みどろ沼グループ
      • 弥六沼・父沼・母沼・柳沼グループ

認定など

 

2. 五色沼自然探勝路

五色沼湖沼群を巡るハイキングコースで、比較的平坦な道のりです。全長は約4km弱、1時間30分ぐらいで歩けます。入口は2ヶ所あります。

このどちらかに駐車 又は 猪苗代町からのバス便で来て、五色沼自然探勝路(片道)を楽しみ、路線バスで出発地点に戻る事になります。

私は下記のコースで周りました。

裏磐梯ビジターセンター(駐車場)→毘沙門沼→赤沼→みどろ沼→竜沼→弁天沼→瑠璃沼(るりぬま)→青沼→柳沼→磐梯高原駅(バス停)ーバスー五色沼入口(バス停)=裏磐梯ビジターセンター

 

3. 裏磐梯ビジターセンター

五色沼ハイキングの起点となる施設です。

無料駐車場は下記の2ヶ所にあります。

  • ビジターセンターすぐ横
  • ビジターセンターから200mぐらい先の毘沙門沼のところ

センター内には五色沼を含む猪苗代湖磐梯山に関する資料がいっぱいです。本格的な登山に関する相談にものってくれます。

こちらで熊よけの鈴(クマ鈴)をレンタル¥100する事ができます。購入だと¥1,430ですが、いい思い出かも。

散策路の中で所々で注意書きがありました。最近は月に数回目撃情報があるそうです。

 

4. 毘沙門沼

ここの沼は五色沼自然探勝路の中では一番広い沼です。澄みきった青緑色がきれいですね。手漕ぎボートに乗る事ができます。ボートに乗れるのはこの沼だけなので、景色を十分楽しみたい方は是非!

ここには、磐鏡園 五色荘売店という、お土産物売り場とレストラン五色沼があります。

探勝路内にはトイレはないので、出発前にここですませましょう。

 

5. 赤 沼

pHは4ぐらいと強い酸性。赤沼は、みどろ沼、竜沼の下流域にあるので、酸性が強くなっています。

 

6. みどろ沼(深泥沼)

生育している水草の関係で緑色に見えます。pHは5ぐらいと酸性。

 

7. 竜沼(たつぬま)

pHは6ぐらいと少し酸性。

 

8. 弁天沼

空の真っ青、山並みの緑、きれいな沼面によく反射し、美しく光り輝いています。五色沼の中で毘沙門沼に続き、2番目の大きさを誇る弁天沼です。晴れた日には、遠く吾妻の山並みまで望むことができる、絶景スポットとしても知られています。沼の周辺にはベンチが設置されているので、座って休憩ができます。

ザリガニ、小魚、アメンボなどいました。ものすごい水の透明度!水が全く写っていないでしょ!水中ですよ!

 

9. 瑠璃沼(るりぬま)

いわゆる、るり色!紫がかった濃い青色が美しい!

珪酸アルミニウムとウカミカマゴケが影響して瑠璃色になっていると推測されています。透明度も摩周湖並みの21mという素晴らしさです。

五色沼では3団体ぐらいが有料のガイドツアーを提供しています。オレンジ服の方がガイド、右の2名が参加者です。ちょっと横で、漏れ聞こえるガイドを聞いていましたが、さすが有料、為になるヘェ~な話がいっぱいでした。

 

10. 青 沼

特に鮮やかな青色に輝く青沼です。グラデーションが美しい!

多量のカルシウムと硫酸イオンを含む水質で、しかも沼の底にはウカミカマゴケが茂るために、その名の通り深い青色に見える沼です。

 

11. 柳 沼

五色沼の中で一番標高の高い位置にある柳沼です。鏡のような美しさ!酸性度は低いです。沼には、フナ・ワカサギなどがいるそうです。

 

12. 裏磐梯物産館

レストランもある大きなお土産物売場!

 

13. 「裏磐梯高原駅」から「五色沼入口」へのバス便

五色沼自然探勝路を歩ききって、裏磐梯物産館まで来たら、路線バス磐梯東都バスで出発地点まで戻ります。

このように通常バスダイヤは決して便利とは言えません。平日は一日6本だけです。

しかしながら、繁忙日はたくさんの臨時便が出ますので、便利です。

 

14. まとめ

  • 五色沼自然探勝路は平坦でアップダウンが少ないコースです。多くの道は左のように整地されていて歩きやすいです。時折、右のように歩きにくい所があります。大きな岩がごろごろしていたり、雨の後はぬかるんだ場所はありますが、スニーカーで十分です。
  • この地域は国立公園内でも特別保護地区なので、動植物の採集は一切禁止です。自分の感覚、写真で楽しみましょう。
  • 出発時点に帰ってくる路線バス便の本数は少ないので、注意です。でも、繁忙日には臨時バスがでますので、それほど不便ではありません。

   磐梯東都バス株式会社 トップページ (totobus.co.jp)

 

  • 探勝路を歩くのに1時間30分ぐらい、戻りのバス便で30分ぐらいみて、全体では2時間ぐらいです。(バス便にはすぐ乗れたと仮定)
  • 探勝路内にはトイレはないので、ビジターセンター又は裏磐梯物産館ですませましょう。
  • 柳沼が五色沼の中で一番標高の高い位置にあります。したがって、裏磐梯物産館側から散策をスタートすると若干ですが下りが主体となります。元々平坦なので、あまり気にしなくてもいいです。

 

いかがでしょうか。これを見て、すぐにでも行きたいと思った方は是非!

これ以外にも、福島・郡山・猪苗代・会津・磐梯エリアには、猪苗代湖五色沼、大内宿、白虎隊、鶴ヶ城会津さざえ堂、磐梯山、あぶくま洞、アクアマリンふくしまスパリゾートハワイアンズ など見どころがたくさんあります。

 

私が一番利用しているクラブツーリズムです。宿の質の高さ、添乗員さんのレベルが高いので気に入っています。

 

15. 基本情報

施設名

五色沼湖沼群、五色沼自然探勝路

連絡先

裏磐梯ビジターセンター

福島県耶麻郡北塩原村 大字桧原字剣ケ峯1093−697

0241-32-2850

アクセス

JR猪苗代駅から 「五色沼入口」又は「磐梯高原駅」までの磐梯東都バスあり

料 金

五色沼自然探勝路の散策無料

駐車場

下記バス停近くに無料駐車場あり

  • 五色沼入口(バス停)
  • 磐梯高原駅(バス停)
     こちらの方が、桧原湖に近いので全体としての駐車場キャパは大きいです

所要時間

約2時間