こんにちは!どこでもGOです!
福島県のJR福島駅近くの広い国道を使った、第54回福島わらじまつりを見てきました。東北6大まつりの1つですよ。6大まつりの中では一番しょぼいとの噂はありますが、全長12mの大わらじが見応え十分。何とそれを高速回転させる見せ場もあります。
ご紹介しますね。
目 次
- 1. 東北6大まつり
- 2. 福島わらじまつりとは
- 3. 会場途中の壁には芸術作品
- 4. 福島わらじ綱引き
- 5. わらじおどり
- 6. 創作わらじパレード
- 7. 大わらじパレード
- 8. 大わらじお披露目
- 9. まとめ
- 10. 基本情報
1. 東北6大まつり
ご存知とは思いますが、東北には大規模な祭りが6つあり、8月1日~7日までの間で各地で次々と行われます。下記に何大まつりと呼ばれるのをまとめました。数字は2023年の来場者数です。
- 青森ねぶた祭 3大まつり、269万人
- 仙台七夕まつり 3大まつり、218万人
- 秋田竿燈まつり 3大まつり、140万人
- 山形花笠まつり 4大まつり、110万人
- 盛岡さんさ踊り 6大まつり、139万人
- 福島わらじまつり 6大まつり、50万人
弘前ねぷたまつりは、6大まつりの中には入りませんが、来場者数は第3位となっています。
- 弘前ねぷたまつり 164万人
青森ねぶたまつりの動、弘前ねぷたまつりの静とよくセットで比較されてしまうので、単独での周知が低いかもです。
という事で、今回は6大まつりの中では一番規模の小さい、福島わらじまつりに行って来ました。(他は、全部行った事あるので、最後になってしまった。)
参考に来場者数を記載しましたが、それぞれ雰囲気が全く違うので、それぞれの持ち味を楽しみましょう。
2. 福島わらじまつりとは
2023年8月3日(木)、4日(金)、5日(土)の3日間行われる、福島市の伝統祭りです。
大わらじは、昔羽黒神社に仁王門があり、安置されていた仁王様の大きさにあったわらじを作って、奉納したのがはじまりだといわれています。その後、伊勢参拝などの長旅に出かける人々が健脚、旅の安全などを祈って奉納するようになりました。近年は無病息災・五穀豊穣・家内安全・商売繁盛も願っています。
昨年、2022年8月の第53回わらじまつりは新型コロナウイルスの影響で、人数制限のある、流し踊り方式でしたが、今年2023年は今までの輪おどり形式で執り行われました。
場所はJR福島駅東口から200mぐらいのところにある国道13号線を車両通行止めにして行われます。長さは南北500mです。
見どころは、わらじおどりパレードですが、中でも、勇壮な太鼓生演奏に合わせ12mの大わらじが大勢の担ぎ手と共に会場を練り歩くところです。
本年の第54回福島わらじまつりでは、新たな取り組みとして有料観覧席が設定されました。
- S席 1日あたり80席、 ¥2,000/人
- A席 1日あたり100席、¥1,000/人
S席は、パレード道路の南端に設定されており、ここで各チームが折り返す、絶好の場所です。通称「ワラかぶり席」と言われる、目の前で大わらじの大回転が見られる特等席です。
A席は、パレード道路右側のまん中辺に設定されています。一般自由席(歩道)の後ろですが、2mほど高所なのでよく見えます。
●プログラム
一番盛り上がる8月5日のプログラム概要です。8月6日は信夫山の羽黒神社へ大わらじ奉納なので、実質2日間、8月5日で終了です。
- 17:30 福島わらじ綱引き
- 19:00 わらじおどり(16チーム、合計801名)
- 19:45 大わらじパレード、創作わらじパレード(6チーム)
- 20:15 大わらじ吊り上げ(クレーンでの吊り上げ)
3. 会場途中の壁には芸術作品
JR福島駅から会場までの道沿いには有名人のたくさん(約10作品)の絵が飾られていました。
左:レイザーラモンHG作 フォー!定速度は守ってます!
左:笠松 将作 とにかく画になる絵に描く福島
右:KAZZROCK作 日向坂46 金村美玖作品 お手本
4. 福島わらじ綱引き
参加チームによるトーナメント方式で、優勝をねらいます。子供の部2チーム、大人の部8チームが参加です。最後のオプションの綱引きは、勝負ではなく、これから1年間の福島の繁栄を占う綱引きが披露されます。
5. わらじおどり
近隣より16チーム、全801名が参加してのわらじおどりパレードです!わらじおどりの振り・踊り方は決まっているので、どのチームも同じ踊り方です。趣向を凝らしたチーム、それなりのチーム、大人数(150名)チーム、少人数(12名)チーム、プロサッカーチームといろいろなチームが参加しています。
ヤヨイダンススタジオ キャッツナイン
チーム内で統一された衣装の力のはいっている素晴らしいグループ!流石ダンスのプロ!他のチームとは格段に魅力的です!
福大祭実行委員会
とりあえず、Tシャツは統一し、数で勝負しようとしているが、参加者個人はそれぞれの意気込みに差のあるグループ!150人という最大チーム。単なる、大学生の集まり?
福島ユナイテッドFCサポーター
プロサッカーからは、福島ユナイテッドFCと福島ユナイテッドFCサポーターの2チームが参加です。
公式キャラクターの福嶋火之助(ふくのしまひのすけ)も来ていました。
6. 創作わらじパレード
わらじおどりのサビの部分は変えずに伝統を守り、その他の部分は自由に踊るパレードです。時間は10分間と短いですが、いろいろ変わっていて楽しめます。
JR東日本 福島エリア
7. 大わらじパレード
一番の見どころはこれ!
シンボルの大わらじがハッピに身を構えた担ぎ手が練り歩きます!こちらでも担ぎ手の不足に悩まされており、陸上自衛隊福島駐屯地、福島大学、福島学院大学から応援に駆けつけてくれています。
金の中わらじも登場!
パレード道路の南端、S席の前の広いスペースで大わらじの大回転が披露されます!
8. 大わらじお披露目
パレード道路の北端まで練り歩いた後、最後にお披露目です!12mの大わらじは、大きいすぎる、長すぎるので、クレーンでの吊り上げです!りっぱですね!
誰かが、浜名湖銘菓の「うなぎパイ」だ!と言っていましたが、それを聞くと、以降、それに見えてしまう。
9. まとめ
今回より設定された、有料観覧席! 他の祭りでも今年は有料桟敷席(中には、法外に高額なのもあるようですが)が流行りですが、こちらは、S席でも¥2,000とリーズナブル。その割にはメリットが多いです。
S席のメリット
- パレード道路の南端に80人分の設定です。
- 席料は¥2,000、自由席、出入り自由、入口で購入済みチケットを渡すとS席券がもらえます。
- S席前で各パレードのチームが道を折り返すので、非常に見やすい。普通は道路わきの歩道からの見学なので、人の列が5,6列にもなり、3列目以降は非常に見ずらい。
- 見所の大わらじの大回転が目の前でみれる。
- S席前と言う事で、各チームはより一層力がはいる
- S席エリア内では、若干後ろではあるが、高い位置にある後席がベスト
A席も100人分、¥1,000で設定がありますが、S席をお勧め!
他の注意点
- おどり・パレード実施中の18:00~20:30までは、会場の国道13号線は横断禁止となります。短時間の横断可能時間の設定もありませんので、向こう側に渡るには大回りする必要があります。
- 大きめの飲食露店エリアが3ヶ所、それ以外にもいろいろな所に露店・屋台がでますので、飲食には困りません。
いかがでしょうか。これを見て、来年行きたいと思った方は是非!
これ以外にも、福島・郡山・猪苗代・会津・磐梯エリアには、猪苗代湖、五色沼、大内宿、白虎隊、鶴ヶ城、会津さざえ堂、磐梯山、あぶくま洞、アクアマリンふくしま、スパリゾートハワイアンズ など見どころがたくさんあります。
私が一番利用しているクラブツーリズムです。宿の質の高さ、添乗員さんのレベルが高いので気に入っています。
10. 基本情報
イベント名
第54回福島わらじまつり
場所・アクセス
JR福島駅東口から200mの国道13号線を500m使用 及び その周辺
連絡先
福島わらじまつり実行委員会
024-572-7118
実施日
- 2023年8月4日(金)、5日(土)、6日(日)
- 毎年、8月第1週の金土日
- 国道13号線を使用してのわらじおどり、大わらじパレードは、4日及び5日の17:00~20:00
- 6日は、信夫山の羽黒神社へ大わらじ奉納のみなので、実質、2日間で終了
料 金
見学無料
有料観覧席は有料(本文に詳細情報記載)
駐車場
専用駐車場はないので、街中の駐車場の利用となります。
会場へのアクセスは良いので、JRの利用をお勧めします。
所要時間
約3時間