こんにちは!どこでもGOです!
和歌山県の那智勝浦町にある熊野那智大社に行って来ました。ここは世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に指定されている古くからの神社です。なんと日本一大きなおみくじがありました!
ご紹介しますね。
目 次
- 1. 熊野那智大社とは
- 2. 駐車場
- 3. 那智山参道
- 4. 境 内
- 5. 本 殿
- 6. 宝物殿
- 7. おみくじ
- 8. 御守り
- 9. 絵馬
- 10. 御朱印
- 11. 胎内くぐり
- 12. まとめ
- 13. あわせて行きたい
- 14. 基本情報
1. 熊野那智大社とは
くまのなちたいしゃ。和歌山県那智勝浦町にある非常に有名な神社です。下記の熊野三山の1つとして知られており、古くから多くの巡礼者に愛されてきました。
全国約4,000社ほどある熊野神社の総本山です。熊野古道と言う古代の巡礼路の一部でもあります。昔より、結宮(むすびのみや)と称され、人の縁だけではなく諸々の願いを結ぶ宮として崇められました。また、八咫烏(やたがらす)のお導きで交通・海上の安全の神様でもあります。
熊野那智大社は元々は現在の那智の滝にある飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の場所にありました。約1,700年前(317年)に現在の場所に移設されました。
認定など
- 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素 (2004年7月登録)
- 日本第一霊験所
- 熊野三山の1つ
- 社殿の多くは国指定重要文化財
- 神仏霊場巡拝の道和歌山第三番
熊野那智大社は図の左上にあります。近くに、那智山青岸渡寺(三重塔)、那智の滝がありますので、あわせてお立ち寄り下さい。
2. 駐車場
熊野那智大社の神社専用駐車場は無料で利用できますが、そこに行くには神社防災道路通行料¥800が必要となるので、お勧めできません。上記地図では左まん中あたりのP駐車場マークです。
お勧めは、図で言うと左下のP駐車場マークです。すぐ横にバス停があります。ここは那智山観光センターの大駐車場となっています。
駐車料金は観光センターで何かお土産でも購入すれば無料となります。観光センター自体は比較的規模が大きく、品揃えがいいので、簡単に何か購入できるので、問題ありません。ちゃんと監視しているわけではないので、ずるして、何も購入しないで立ち去る事もできますが、大人の対応をしましょう。
3. 那智山参道
ここから参道なので上ります。急ですがさほど距離はないので、問題ないと思います。
訪れたのが平日だったので、いくつかのお店は休業でしたが、シャッターがいいですね。
三重県熊野市神川町でのみ採石される特殊な鉱石、那智黒石(なちぐろいし)。
碁石の黒石、硯石(すずり)、表札、置物などいろいろな加工品が揃っています。三重県指定伝統工芸品に指定されています。
一の鳥居。本殿のある境内につながる参道の階段前にりっぱに建っています。
4. 境 内
二の鳥居と手水舎。
3本指の竜ですね。竜はよく見ますね。なぜ3本であるのかは、下記の3つを表していると言われています。
- 天・地・人間の象徴
- 三界(欲界、色界、無職界) 仏教における三要素
- 三宝(仏、法、僧) 仏教における三要素
日本の神話や伝承では、超自然的な生き物や神々は通常とは異なる特徴を持つことが多いです。3本指の竜も、そのような神秘的な存在の1つとして位置付けられているのかもしれませんね。
5. 本 殿
熊野信仰は当地の大自然と神道・仏教・修験道とが折り重なって形成された独自の信仰です。熊野は、貴族、武士から庶民まで身分性別を問わず全ての人を受け入れ、救い上げる聖地として、日本第一大霊験所と称され、その神威に触れようと多くの参詣者が訪れました。
6. 宝物殿
拝観料¥300、8:30~15:30、毎週水曜日休館。
熊野那智大社には歴史を裏付ける貴重な文化財が多数伝来しています。その中には時の朝廷、幕府との関わりを示す奉納品や熊野の重層的な宗教観を伝える祭具、全国規模の信者の広まりを確認できる記録などがあります。宝物殿では刀剣・古鏡・古祭具・参詣曼荼羅・古文書・経塚出土品などが常設展示されています。
7. おみくじ
日本一大きいおみくじ!構造は普通の大きさのおみくじと同じです。振って、中から番号のかかれた木製のくじ棒を出すのが大変です。写真では裏なので見えませんが、持ちやすいように本体中央部に大きな持ち手がついています。
8. 御守り
通常の御守りの他に、やたがらす守、那智の滝守、八咫烏神殿守が売っていました。私はこちらを購入!
9. 絵馬
2種類、どちらも八咫烏のが用意されてありました。かわいらしいですね。¥500
10. 御朱印
¥300。御朱印帳で特にいいのが、③木製御朱印帳ですね。風格が違います。
11. 胎内くぐり
和歌山県指定の天然記念物である「那智の樟(くす)」です。熊野三山造営の勅使として来た平重盛の手植えの樟と伝えられています。樹齢は850年で樹高は27m、枝張りは南北25mにもなる立派な神木です。ご利益は無事息災です。
この根幹部は空洞になっているので、胎内くぐりができます。護摩木又は祈願絵馬に願い事を記入して、胎内に入り、出口にある「お納め掛け」に納めます。護摩木は毎月18日の権現講祭で焚き上げ祈願していただけます。
- 護摩木 ¥300
- 祈願絵馬 ¥500
12. まとめ
熊野那智大社はこの辺に多くある神社・滝をめぐる最初の場所と位置付けられています。まずはここで心を清めてから、那智山青岸渡寺(三重塔)とめぐり、最後に那智の滝を訪れるのが良いと思います。ぐるっと周って2時間ぐらいです。
熊野那智大社、那智山青岸渡寺(三重塔)は近くにまとまっていますが、那智の滝に行くには、200mほどの急坂を下る必要があります。でも、階段が整備されているので、問題ないかと思います。
13. あわせて行きたい
熊野那智大社から徒歩1分(隣です。)
●那智の滝
熊野那智大社から徒歩20分(坂を下ります。)
いかがでしょうか。これを見て、すぐにでも行きたいと思った方は是非!
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私が一番利用しているクラブツーリズムです。宿の質の高さ、添乗員さんのレベルが高いので気に入っています。
14. 基本情報
施設名
住 所
アクセス
紀伊勝浦駅より熊野御坊南海バスでバス停「那智山」まで約30分、タクシーでは20分
連絡先
0735-55-0321
営業日
無休
営業時間
ご祈祷などは8:30~15:30
料 金
参詣無料
駐車場
- 神社駐車場30台あり
駐車料金は無料ですが、神社防災道路通行料¥800が必要 - 参道入口近くに民間の有料・無料駐車場あり
所要時間
約30分