こんにちは!どこでもGOです!
しまなみ海道に行って来ました。本州・尾道と四国・今治とを結ぶ景色最高の道路です。距離はありますが、自転車で楽しむ方も多いですね。つながっている島々の中でも最も四国側に位置する大島には、亀老山展望公園(きろうさん)があります。そこからの来島海峡及び来島海峡大橋の眺めが超絶なんです!!
ご紹介しますね。
目 次
1. 亀老山展望公園とは
亀老山(きろうさん)と言ってもご存知の方は多くはないと思います。亀老山は瀬戸内海のほぼ中央、本州と四国とを結ぶしまなみ海道の南端(つまり、四国側から一番近い島)に位置する大島にある山です。標高は308m、ここからのしまなみ海道の眺めが抜群なので、展望公園が設置されました。
展望公園といっても、あるのは、展望台、売店、駐車場なので、あまり、公園らしさはありません。
それなりの大きさの売店が1つあります。営業は16:30までです。
大きな亀がお出迎え。この先に展望台があります。
亀老山の名前の由来はその形から来ています。亀が長寿を願うかのように首を長く伸ばしている姿に似ているところから来ています。
2. 亀老山展望台
あの世界的に有名な建築デザイナーである隈研吾さんが設計した展望台、立体的且独創的な形は人の心をワクワクさせます。
中央広場から上を見上げる、単なる展望台なのにこの立体感はすごい!真上の橋みたいのは何なんだ?
流石、隈研吾さん!この展望台のデザインがすごいです。
まず、設置環境が特異です。南北に2つの展望デッキがありますが、それ以外の部分はほとんど地中に埋没している構造なのです。地中といっても、ここ自体が山頂なので眺めがさえぎられる事はありません。左上が展望デッキAです。
次に、形が美しいです。こんな構造ですといっても、よくわからないですよね。でも、見ていておもしろく、興味が尽きないというか・・・ さすがです。
コンクリートの打ちっ放しのデザインがシンプルを醸し出しますが、構造は複雑です。
長い道の先にあるのが展望デッキBで、展望デッキAとBはつながっています。なかなか、どこに立っても全体像が見えないような特殊な構造をしています。
3. 展望台からの眺め
すばらしい眺めでしょう!!展望デッキBからの眺めです。標高は307m!
手前の陸地が大島、ずっと先の方が四国・今治市です。
海は日本三大急潮のひとつ来島海峡です。
かかっている橋は世界初三連吊橋「来島海峡大橋」。
写真に写っているのは、手前から来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋。
その先に来島海峡第三大橋があって、四国につながりますが、写っていません。
特にお勧めが夕日の時間帯。海の蒼と赤く染まる夕暮れの空の色は絶景です。
こちらが展望デッキAからの眺め。
認定など
- Trip Advisor発表の「旅好きが選ぶ!日本の展望スポット ランキング 2017」にて第2位
- 2017年、「亀老山山頂から望む来島海峡」が四国八十八景に選定
4. 名物 玉藻塩、藻塩ジェラート
ここの名物は塩!玉藻塩(たまもしお)です。単に藻塩とも言います。
普通の塩は海水を蒸発させて作りますが、藻塩は海藻に海水を含ませてできた塩水から作ります。 そのため薄いピンクやベージュのような色になり、海藻の旨みが凝縮された味が特徴。 特におにぎり・サラダ・焼き魚などとよく合います。
藻塩には一般的な塩よりも、ミネラルが多く含まれているのが特徴です。 例えば、骨や歯をつくるカルシウムやマグネシウム、体の浸透圧を調節するカリウム、新陳代謝にかかわるヨウ素などです。
逆に言うと、普通の塩よりもナトリウムが少ないので、やさしい塩味になっています。
これをジェラートにふりかけたのが、藻塩ジェラート!ジェラートの甘さが引き立ちます。これお勧め!
ジェラートがにがてな方は、玉藻塩アイスクリーム(バニラ、チョコ、抹茶、デコミカン、ブルーベリー、イチゴ)があります!
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5. まとめ
車でしまなみ海道の大島南ICを下車後、比較的狭いくねくねした道を亀老山山頂までのぼるので運転には注意です。約15分ほどで到着しますが、苦労しても訪れる価値のある場所です。展望台の構造の奇抜さが面白いし、眺めも最高です。
名物の藻塩もお忘れなく!料理が1クラスグレードアップしますよ。
四国側(今治市)には来島海峡展望館があり、ここからは逆に大島(亀老山展望公園)の方向で来島海峡大橋を眺める事ができます。ここは標高が高くないので、橋と同じ高さからの眺めとなります。
6. 基本情報
施設名
亀老山展望公園
住 所
車でのアクセス
連絡先
今治市役所吉海支所 住民サービス課
0897-84-2111
営業時間
24時間入園自由
定休日
なし
入園料
無料
駐車場
無料であり、普通車18台、大型車6台
所要時間
約30分