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モネ イマーシブ・ジャーニー 体感型デジタルアート 360度巨大映像空間に没入 こんなの見た事ない!

こんにちは!どこでもGOです!

東京の東所沢にある角川武蔵野ミュージアムでやっている企画展「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」を見てきました。360度巨大映像空間にデジタルアートが全てモネ!モネ!印象派

もちろん世界初!

最近は没入型アート展示がはやりになっていますが、今までで最高の没入感です。

ご紹介しますね。

引用:角川武蔵野ミュージアムHP

 

目 次

 

1. 「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」とは

今回のモネ展は角川武蔵野ミュージアムで開催されてきた、体感型没入型のデジタルアート劇場の第4弾となります。2024/07/20(土)~2025/01/19(日)にかけて角川武蔵野ミュージアムの1階のグランドギャラリーにて開催されます。

今回もやりました!素晴らしい出来です。

モネの映像が360度に映し出される方式なので、没入感は最高です。

 

フランス・パリに生まれ、印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840~1926)。移ろいゆく景色や時間を、柔らかい色使いでキャンバスに描きとめ、生涯を通して数多くの作品を残しました。自然を愛し、太陽の筆捌きを敏感に捉えながら制作を続けたモネは、「鳥が歌うように絵を描きたい」と語っています。

 

本展では、モネが人生で訪れた場所をなぞりながら、モネの見た景色、共に過ごした家族や友人、最後の住処であるジヴィルニーでの生活などを音楽と共に追体験できます。本展覧会は今回が初開催で、順次世界を周る予定です。

 

なぜ「印象派」と言うの?

 

「睡蓮の池」などで有名なモネは印象派と言われています。「印象」とちょっとどうとでもとれる言葉ですよね、なぜこういうのでしょうか?

19世紀後半の時代は写実主義が主流でした。また、サロン(官展)で認められなければ一流の画家としては認知されない状況でした。モネ達はこれを不満として、サロン(官展)を離れ、作品発表の場を求めて仲間達(ピサロドガルノワールなど)と自主開催した1874年のグループ展(後日、印象派展と改名)を開催しました。

これに出展した作品は「印象、日の出」から始まります。この作品を見た批評家が辛辣に揶揄したことから、この「印象」と言う言葉が使われ出したと言われています。

 

モネ「印象、日の出」

 

2. 展覧会入場まで

角川武蔵野ミュージアムには何度も行っているので慣れていますが、何度見てもこの建物には興奮しますね。隈 研吾さんのデザインです。

2階のエントランスホール(ロビー)です。本企画展が始まってすぐの土曜日午後に行きましたが、チケット売場はすいていました。まだ始まって間もないので、これから徐々に混んでくると思います。

私はいつも入館時刻ちょっと前にオンラインにてチケットを購入します。入館用のQRコードスマホに送付されてきます。そうすれば直接会場入口へ行けます。今回の展覧会は時刻毎に区切られた入館予約ではなく、日にちのみ指定のチケットです。(あまり混まないという予想なのかも)もちろん、当日券は用意されています。

 

3. 会場構成

会場の構成は大きく3会場に分かれています。

  • 第1会場
    • エピローグ  印象派ができるまでの経緯など
    • 体感型デジタルアート   
        メインの没入感いっぱいの映像・楽曲、1回30分間です。
    • プロローグ  第1回~第8回までの印象派展の出展作品のさわり
  • 第2会場 資料展示 資料を見ながらゆっくり裏事情を知れます!
  • 第3会場 フォトスポット(会場外、無料エリア)

 

4. 第1会場 エピローグ

印象派が生まれるまでの経緯などが紹介されています。

 

5. 第1会場 体感型デジタルアート

会場には映像に合わせてリアルタイムの音声ガイドが流れています。スマホにてQRコードを読み取ればアクセスできます。イヤホン持参で聞きながら映像・音楽にひたると楽しさ倍増です。

 

プログラム

1ターン30分の映像が15章に分かれて繰り返しながれています。

引用:スマホでの音声ガイドから

一応、開始時刻が表示されていますが、どこから見ても構わないと思います。でも、ストーリー立ててみた方が製作者の意図が伝わりやすいのでBetterです。

会場には真ん中あたりに2人分ぐらいのクッションと1人用のクッションが9ヶ所ぐらい用意されています。

今回はじめて1人用のハンモックが設置されました。

高輝度プロジェクターが32台も使用されているそうです。スゴ!

モネ「散歩 日傘をさす女性」

会場左奥には3段の観賞用ひな壇が設置されています。

第3幕 パリ

このような感じで会場360度、天井以外、床も含めまわりの全ての壁、柱にモネの映像が心地よい楽曲に合わせて堪能できます。

第4幕 女性ダンサー達

第9幕 睡蓮

 

6. 第1会場 プロローグ

モネはもちろん、ルノワールドガなど、第1回から第8回までの印象派展に出品された名画のごく一部が実寸大で展示してあります。各回の解説もばっちり!

「ひまわり」もモネが描くとこうなります。

 

7. 第2会場 資料展示

モネと印象派に関する資料展示のコーナーです。

モネは何を描いたのか、モネはどう描いたのか。チューブ絵の具の誕生やジャポニスムが創作に与えた影響はどのようなものだったのか。印象派の画家が描いた鮮やかな色彩はどのように生まれたのか。それらを楽しく学ぶ事ができます。

文字で細かな所まで見れると、より納得感がでていいものですね。

 

連作 積みわら

1891年、モネがフランスを代表する画家と認められたのがこの連作「積みわら」です。モネは近くの農場にある「積みわら」を、朝、昼、夕方と時間を変えて何枚も描くようになりました。同じ場所、同じモチーフで異なる時刻の絵を描く事で、そこにある一瞬の光を捉えようとしました。

 

8. 第3会場 フォトスポット

モネの庭「睡蓮の池」をイメージしたスペースに太鼓橋が再現されています。ジヴェルニー(モネの最後の住処)の光を感じながらパチリ!

 

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9. 角カフェ

見終わった後は、2階(エントランスホール、ロビー)にある、角カフェに立ち寄りましょう。水盤、と、時にはそこで遊んでいる子供達を眺めながら、余韻にひたるのもいいものです。

「おさつきなこ」がお勧め!

 

10. まとめ

今回のモネは角川武蔵野ミュージアムで開催されてきた、体感型のデジタルアート劇場の第4弾となります。

  1. 浮世絵劇場 from Paris 
      2021/10/30~2022/05/08
  2. ファン・ゴッホ ~僕には世界がこう見える~
      2022/06/18~2023/01/09
  3. サルバドール・ダリ ~エンドレス・エニグマ 永遠の謎~ 
      2023/12/20~2024/05/31
  4. モネ イマーシブ・ジャーニー ~僕が見た光~
      2024/07/20~2025/01/19 

 

今年は第1回印象派展が開催されてから150年目の節目にあたるので、モネの展覧会が多く開催されています。東京となりますが、下記のように展覧会が開催されています。

・会場にはリアルタイムで解説の聞けるサイトが用意されています。会場にアクセス用のQRコードがあるので、聞きながら見ると楽しさ倍増です。又は、でれっと、映像と音楽に身をまかせ、没入するのもOKです。

 

・1ターン30分の映像が繰り返しながれています。一応、開始時刻が表示されていますが、どこから見ても構わないと思います。

 

・会場での静止画撮影は許可されていますが、動画撮影は禁止です。

 

・会場にはA/Cが十分効いていますので、羽織るものがあった方がいいです。(寒い・・・)

 

・始まってすぐの土曜日に行きましたが、会場は十分空いていてゆっくりみれます。

 

2025年の1月までと、まだまだ期間があるので是非訪れてみてはいかがですか!

 

11. 基本情報

展覧会タイトル

モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光

英語タイトル

Monet: I Can See the Lights – An Immersive Journey

会 場

角川武蔵野ミュージアム 1階 グランドギャラリー

会 期

2024/07/20(土)~2025/01/19(日)

開館時間

10:00~18:00 ※最終入館は閉館の30分前まで

休館日

毎週火曜日 但し、24/08/13(火)は開館

主 催

角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団

連絡先

ところざわサクラタウンお電話窓口

10:00~18:00

0570-017-396

料 金

  • 一般(大学生以上)¥2,500
  • 中高生      ¥2,000
  • 小学生      ¥1,300
  • 未就学児     無料
    オンライン、窓口同一価格

駐車場

有料でありますが、数が少ない

 

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