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吉野山 奈良 日本一の桜の名所 3万本 中千本 観光の中心 世界遺産

こんにちは!どこでもGOです!

全国に桜の名所はたくさんありますが、吉野山の桜は約200種類・約3万本と言うから、日本ではダントツの最大です。一目千本と言われるほど本数が多いです。奈良駅からは特急で1時間強なので、アクセスは良いです。桜シーズンに限らず、みどころも多く、軽い登山の雰囲気も楽しめますので、一度は行ってみましょう。

桜エリアは麓から順に、下千本、中千本、上千本、奥千本と、下から山頂近くまで、順に見頃が長く続くのが特徴です。

この記事では吉野山中千本を紹介しますね。

目 次

 

一般的には、下千本、中千本までが観光の中心で、そこから先、上千本、奥千本へは急坂になるので、興味のある方のみ行かれるようです。

中千本の観光ポイント

1. 東南院

役行者(えんのぎょうじゃ)が開祖した1300年の歴史ある寺院

奈良や比叡山などの古い霊地霊山には、東南院あるいは東南寺という名の寺院があります。これは、開祖・始祖といわれる人が、その霊地を開く時に、まずは中心となる伽藍を建て、そこから東南に当たる所に寺を建て、一山の興隆を祈願する手順になります。

 

2. 吉水神社

よしみずじんじゃ。世界遺産重要文化財元は金峯山寺の格式高い僧坊でしたが、明治の神仏分離によって神社となりました。

下記の歴史的逸話で知られています。

一目千本からの眺めは素晴らしいです。

訪れた時には桜は既に開花し終えていました・・・

桜シーズンの時は、山全体がピンクになります。

 

3. 大日寺 

だいにちじ。大海人皇子(後の天武天皇)ゆかりの法城で、吉野山で最古の寺院。大日如来を中心とした藤原時代の代表作である重要文化財五智如来を祀っています。四方に配した4体の仏様が全て揃っているのは大変めずらしい事です。

 

4. 勝手神社

かってじんじゃ。上千本へ登る道と如意輪寺への分岐にあります。後方の袖振山は、大海人皇子(おおあまのみこ)(後の天武天皇)が社前で琴をかなでられたとき、天女が袖をひるがえして舞ったという伝説で知られています。

境内は、義経と別れた静御前が追手に捕えられ、請われて舞いを舞ったといわれる地。社殿は2001年(平成13)に焼失してしまいました。

 

5. 如意輪寺

にょいりんじ。吉野に南朝を開いた、後醍醐天皇勅願寺重要文化財創建は延喜年間(901年~923年)。メインの道からはずれ、上り坂、下り坂を片道15分歩きます。靴はスニーカーで十分です。

まだ咲いていませんが、シャガの群生です。開花期は4月~5月頃で、白っぽい紫のアヤメに似た花です。

最後の階段、頑張って!

宝物殿には、楠木正行が出陣の際に詠んだ辞世の歌を矢じりで刻んだ扉や、

左は桜材の蔵王権現立像(重要文化財)などが陳列されてある、権現堂。右は後醍醐天皇御霊殿

 

6. 後醍醐天皇

如意輪寺内にある後醍醐天皇のお墓。52才で亡くなっています。お墓は通常北を向く事はないですが、このお墓は北を向いています。 平安京(今の京都)に行きたかった願いの表れです。

 

7. 桜本坊

冬に咲く桜の吉夢をみた大海人皇子(おおあまのおうじ)(後の、天武天皇)が、実際にその桜の木を見つけ、そこに寺を建てたとする、修験道の一坊です。重要文化財

これが、夢見の桜

 

8. 竹林院群芳園

ちくりんいんぐんぽうえん。お寺は聖徳太子が椿山寺として開創しました。重要文化財入園料¥400。

お庭は千利休が作庭した回遊式の借景庭園、大和三庭園の1つ。

ちなみに、大和三庭園とは下記。

 

9. ケーブルバス乗り場 竹林院前 奥千本行きシャトル乗り場

写真は取り損ねましたが、4月初旬の土曜日、桜が咲き終わった時でしたが、100人ほどがバス待ちをしていました。来たバスに全員乗れるとは思えない・・・

竹林院前 発

通常時期

9:55、10:55、11:55、13:55、14:55     5本

桜シーズン

9:05、10:05、11:05、12:05、13:05、14:05 6本

 

10. 関連記事

吉野山全体に関しては下記記事。まずは、これを見よう!

dokodemogo.jp

 

下千本に関しては下記記事。

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上千本、奥千本に関しては下記記事。

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