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全国に桜の名所はたくさんありますが、吉野山の桜は約200種類・約3万本と言うから、日本ではダントツの最大です。一目千本と言われるほど本数が多いです。奈良駅からは特急で1時間強なので、アクセスは良いです。桜シーズンに限らず、みどころも多く、軽い登山の雰囲気も楽しめますので、一度は行ってみましょう。
桜エリアは麓から順に、下千本、中千本、上千本、奥千本と、下から山頂近くまで、順に見頃が長く続くのが特徴です。
この記事では吉野山下千本を紹介しますね。
目 次
- 下千本の観光ポイント
- 1. 芭蕉句碑
- 2. 七曲り
- 3. ロープウェイ
- 4. 大 橋
- 5. 黒 門
- 6. 銅の鳥居
- 7. 二王門
- 8. 金峯山寺蔵王堂
- 9. 柿の葉すし ひょうたろう
- 10. 関連記事
一般的には、下千本、中千本までが観光の中心で、そこから先、上千本、奥千本へは急坂になるので、興味のある方のみ行かれるようです。
下千本の観光ポイント
1. 芭蕉句碑
「吉野山観光案内図」の大きな看板の右横にあります。吉野山に何度も足を運んでいる芭蕉の句が刻まれています。
春暮れて 人散りぬめり 吉野山 花の別れを 思ふのみかは
「春が終わり、人々が散り去った後の吉野山で、別れの季節に咲く花を思い出すだけか。」
この句は、春の終わりに、吉野山に人々が去っていく様子を描写しています。芭蕉は、人々が去ってしまった季節に咲く花を見て、思い出すだけであると言っています。この句は、季節の移り変わりと、別れや遠く離れた人を思う切なさを表現しています。
ちょうど桜が散った直後に訪れた私が詠むのにふさわしいですね www
2. 七曲り
近鉄の吉野駅からロープウェイ山上駅までを結ぶ道路。ロープウェイはしばしばかなり混むので、この道で歩きで利用する人は多めです。急坂をくねくね曲がりながら登る事になります。
3. ロープウェイ
近鉄の吉野駅近くにある、千本口駅(麓の駅)と山上駅を結ぶロープウェイです。現役で営業しているロープウェイでは最古になります。
4. 大 橋
後醍醐天皇の皇子が鎌倉幕府倒幕にむけて、吉野山で立てこもった寺へつながるお堀にかかっていた橋です。今から約700年前の事で、要所となった重要な赤い橋です。幕府軍6万人を相手に、3千人の兵で1週間にわたって持ちこたえたそうです。激戦地で、今でも攻めが辻(つじ)と呼ばれています。
5. 黒 門
金峯山寺の総門。言うなれば、吉野山の総門の位置づけ。明治以前は大名といえども、ここでは馬を下りなければならなかったそうです。現在の総門は昭和60年(1985年)秋に、金峯山寺蔵王堂の大屋根大修理にあわせて改築されたものです。
6. 銅の鳥居
高さ7.5m、柱の周囲3.3mの銅製の大きな鳥居。重要文化財。1348年(正平3年)に兵火で焼失した後、室町時代に再建されたものです。正式名称は発心門。
日本三大鳥居の一つです。
山頂の山上ヶ岳までの間に、発心・修行・等覚・妙覚の4つの門がある内の、一番始めの門。発心門と書いてあります。
行者たちは一つ門をくぐる毎に、俗世間から冥土へ行けると思って修行していました。
柱底に殊文帯と蓮弁を鋳出してあるのが特徴です。
7. 二王門
金峯山寺の北の仏門にあたります。細い町なみの正面、石段の上に立っています。2028年まで保存修理工事で見れませんでした。
吉野山のこの門は、仁王門ではなく、二王門です。天と地を象徴する二体の王様から二王になっているそうです。
8. 金峯山寺蔵王堂
吉野山のシンボル。1300年前に役行者が開いた修験道の総本山。蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ34m、檜皮葺き(ひわだぶき)の、東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。金峯山寺は世界遺産。蔵王堂は国宝。
蔵王権現立像(重要文化財)3体が祀られています。本尊は高さ7mで、青黒色の肌色が迫力と神秘さをかもしだしています。蔵王堂¥500。
9. 柿の葉すし ひょうたろう
銅の鳥居の横にある柿の葉すしで有名なひょうたろうです。創業は1971年なので52年前です。第26回優良経営食料品小売店部門にて優良賞を受賞するほどの老舗、店舗はここ吉野のみです。定休日月曜日。
柿の葉すしは当日より翌日に食べる方が、サバとすし飯がなじんでよりおいしいと言われます。
10. 関連記事
吉野山全体に関しては下記記事。まずは、これを見よう!
中千本に関しては下記記事。
上千本、奥千本に関しては下記記事。
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