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長谷寺 奈良 総本山 399段の登廊 十一面観世音菩薩像 五重塔 見どころ満載!

こんにちは!どこでもGOです!

真言宗豊山派長谷寺の総本山である、奈良の長谷寺に行って来ました。こちらのお寺は別名、花の御寺と呼ばれる程、境内は四季を通じて花が美しく咲いています。特に注目したいのが、仁王門から本堂へ続く399段の登廊、ご本尊である十一面観世音菩薩像、それと五重塔

ご紹介しますね。

引用:長谷寺HP

 

目 次

 

1. 長谷寺とは

長谷寺(はせでら)は、奈良県桜井市初瀬(はせ)にある真言宗豊山派(ぶさんは)の総本山の寺院です。長谷寺を名乗る寺院は全国では240寺ほどあります。あじさいで有名な鎌倉の長谷寺もその1つです。日本仏教史上最も重要な寺院のひとつとされています。奈良時代聖武天皇によって建立されたとされ、本尊は十一面観世音菩薩です。

今年、令和5年(2023年)は弘法大師空海が生まれて1250年のお祝いの年なので、行事も多くなっています。

長谷寺は、奈良時代の仏教建築様式を代表する五重塔や、国宝に指定された本堂、重要文化財に指定された三重塔、庫裡などの建築物があり、美しい庭園も併せ持っています。

境内は花にあふれ、古くから花の御寺(みてら)と言われています。桜もそうですが、牡丹の名所でもあり、4月下旬から5月上旬は150種類以上、7,000株といわれる牡丹が満開になります。

認定など

 

2. 入山受付

こちらで入山料金を支払います。

  • 大人・中高生 ¥500
  • 小学生    ¥250

入山チケットとしてこんなのもらいました。右真ん中の火祭りは長谷寺の「だだおし」です。2月14日に行われる法要で、3匹の鬼が燃えさかる松明を手に本堂の内外を駆け巡る様は圧巻です。東大寺の「お水取り おたいまつ」とあわせ、奈良の二大火祭です。

 

3. 仁王門

立派な重厚な門ですね。両脇には仁王像がいます。楼上には、釈迦三尊十六羅漢像が安置されています。今の建物は明治22年(1889年)に再建された楼門です。

 

4. 登 廊

のぼりろう。重要文化財の階段です。

平安時代の長歴3年(1039年)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、399段、上中下の3廊に分かれています。下、中廊は明治27年(1894年)の再建で、風雅な長谷型の灯籠が吊り下がっています。

階段の段差は普通の階段の半分ぐらいと低いです。なので、意外と上りにくい。上から見下ろした光景です。はんぱない数ですね!

途中にある手水鉢です。

 

5. 本堂、鐘楼

右が国宝本堂、左が鐘楼です。

山の中腹の断崖絶壁に作られた懸造の大殿堂です。懸造(かけづくり)とは、崖などの高低差が大きい土地に、長い柱や貫で床下を固定してその上に建物を建てる建築様式で、清水寺が有名ですね。広い舞台が突き出ています。右に見えるのが登廊です。

大きく3つの場所に分かれています。

  • 正 堂  奥、ご本尊のおられる所
  • 相の間  真ん中、お祓いを受ける所
  • 礼 堂  外、参拝者の為の空間

下記が外に突き出ている礼堂です。大悲閣と書いてあります。

下記が相の間です。法要に参加される方々がここに座られます。

正堂にはご本尊である木彫仏としては日本最大級の10mを超える(10.18m)十一面観世音菩薩像がおられます。(鎌倉の長谷寺のは9.18m)

特別拝観料(¥1,000)を払うと、お御足(おみあし)に直接触れてお参りができます。

6. 五重塔

昭和29年、戦後日本に初めて建てられた五重塔で、昭和の名塔と呼ばれています。非常に整った感じですね。

途中、桜が満開でした。ソメイヨシノよりピンクが濃いのでヨウコウザクラ?

 

7. 本 坊

重要文化財で、大講堂や書院などがある総檜造りの本坊です。1667年に建立されたものの焼失したので、大正13年1924年)に再建されています。

本坊手前にある、天皇陛下の御手植松です。形が非常によく整えられていますね。

美しいの一言!本坊中央にあります。

 



 

8. ご朱印

通常タイプのご朱印もありましたが、あまり見ない切り絵タイプのご朱印(¥1,000)がありましたのでそれにしました。デザインは1種類です。

近年行った所では、神戸の生田神社が豊富な切り絵タイプのご朱印を用意されていました。

dokodemogo.jp

 

9. まとめ

いかがでしたか?

このお寺に来た時特に注目して欲しいのは下記です。

  1. 登 廊 
    仁王門から本堂へ続く399段の階段、そこに吊り下がっている灯籠もじっくり見よう!
  2. 十一面観世音菩薩像
    外からだと全体像がみえません。特別拝観料(¥1,000)を払って、実際にお御足に触れてみましょう。御足参り(みあしまいり)。
  3. 五重塔 
    昭和の名塔。歴史は古くないですが、整った、静かな美しさを堪能しよう!
  4. 本 坊 
    中央からの下越しの眺め。多くの方が、本坊をスキップするので、お見逃しなく!

最寄り駅の長谷寺駅からはすぐ(1km)なので、行かれたらいかがでしょうか?

 

私が一番利用しているクラブツーリズムです。宿の質の高さ、添乗員さんのレベルが高いので気に入っています。

 

10. 基本情報

施設名称

長谷寺

住 所

奈良県桜井市初瀬731-1

アクセス

近鉄大阪線長谷寺駅から1km、徒歩15分

JR奈良駅~(近鉄長谷寺駅は、50分、¥570

電 話

0744-47-7001

入山時間

  • 4月~9月      8:30~17:00
  • 3月、10月~11月 9:00~17:00
  • 12月~2月    9:00~16:30

入山料金

  • 大人    ¥500
  • 中・高校生 ¥500

創 建

686年

駐車場

あり、普通車70台

  • 普通車   ¥500
  • 二輪車  ¥200

所要時間

1時間30分