どこでもGO

こんな所に行ってみました、あんな所に行ってみました的な情報発信をしていきますね。基本、実際に行った所のみブログします。現場でないとわからないような情報発信を心掛けます。

ガウディとサグラダ・ファミリア展 東京国立近代美術館にて 展示物の質が高くない

こんにちは!どこでもGOです!

サグラダ・ファミリア皆さんご存知ですよね。あの有名なスペイン・バルセロナにある聖堂です。それを設計・構築したのがガウディ!「未完の聖堂」と言われ、未だに建設工事中なんです。私は5年前に現地に実際に訪れたので、懐かしさいっぱい。

ご紹介しますね。

目 次

 

1. 東京国立近代美術館

場所は東京・竹橋にある東京国立近代美術館です。東京メトロ竹橋駅より、竹橋を渡りながら200mぐらいなので便利ですよね。

サグラダ・ファミリア展の入場券で、所蔵作品展のMOMATコレクションも見れますので、お時間ある方はどうぞ。

 

2. ガウディとサグラダ・ファミリア

ガウディの作品の数々から見られる建築思想・特徴の紹介とサグラダ・ファミリアの魅力の紹介展示会です。

建築家アントニ・ガウディはスペイン・バルセロナを中心に活動し、市内に点在するグエル公園カサ・ミラ、カサ・パッリョ、サグラダ・ファミリアなど数々の建築物が世界遺産に登録されています。ガウディは今はサグラダファミリアの地下礼拝堂に眠っています。

サグラダファミリアはもう140年間も建設を続けています。作業員の方がさぼっている訳ではないですよ。途中、多くの設計変更、彫刻の作成に加え、スペイン内戦、資材不足、コロナ禍などでの建設の中断の中、作業員の方は懸命に作業を続けておりました。

なんな中でも少しでも明るい話題を作ろうと塔の北側にマリアの塔を2021年12月に完成させました。みごとに輝く希望の光がともった事は記憶に新しいところです。

サグラダ・ファミリアは長らく「未完の聖堂」と言われながらも、いよいよ完成の時期が見えてきたようです。今の所、完成予定は2026年です。これは、1926年に路面電車にはねられて73才で死去したガウディの没後100年の記念の年なので、是非実現してもらいたいですね。

通常聖堂には正面入り口は1ヶ所ですが、サグラダ・ファミリアには3ヶ所あります。ファザードは日本語では正面と訳されています。

  • 生誕のファザード
  • 受難のファザード
  • 栄光のファザード

引用:Amaging Trip

会場は第1章~第4章に分かれていますが、その第2,3章での静止画の撮影は許可されています。これで全体の80%ぐらいはカバーできています。第3章になって、やっと広めの空間になったのでほっとしました。

 

フィンカ・グエルと言う建物の屋上の排気塔の模型です。西武文理大学が作成したものです。破砕タイル、割れた不良品タイルや故意に割ったタイル破片で壁面を覆う手法はガウディが考案したものです。このような工法は、グエル公園には多数みられますが、サグラダ・ファミリアではめずらしいそうです。

この手法の代表的な作品はグエル公園です。くにゃくにゃした曲面のベンチが多数あります。座ってみると、不思議とベンチの背が背筋にフィットするので、座り心地がいいです。

ガウディが設計したベンチの複製です。デザインはガウディらしいですね。家具のデザインも多数手がけました。

塔の先端の模型です。

紐を上から垂らす事で、重力的に均衡のとれた、合理的な曲線形状を得、それをひっくり返す事であの独特な形状を作り出しています。

「生誕のファザード」にある、女性・少年・少女の像の断片です。これは実際に2000年まで設置されていた像です。現在は、現地のサグラダ・ファミリアは別の石像に置き換わってます。

1925年11月に最初の1塔が完成した「受難のファザード」の鍾塔頂華。モザイクタイルの伝統を受け継ぐヴェネツィアの工房が金と赤のガラスタイルで作成したものです。(写真のみの展示)

 

3. まとめ

正直、今一歩でしたね。まず、6月17日(土)の14:00頃にいったので、非常に混んでいました。チケット購入に30分、入場に30分待ちました。サグラダ・ファミリアは日本人にも有名なので、最近海外旅行に行けなかった身としては飛びつきたくなるのもわかります。なので、館内でも行列ばっかなので、十分に見れた気がしない。

まあ、混んでいるのは工夫すればよい事なので、いいとして。

 

展示品の質が低いですね。

 

やたら模型とかモックアップが多いですね。柱頭の模型、高窓の模型、鐘塔頂華の模型、身廊部模型とか、白い模型でいっぱいです。見ていて、あまり面白くないです。それに写真展示のみもありました。

私は現地に行って実際に体験しているのでわかりますが、内部の美しさと言ったら、たとえようもなく素晴らしいです。その一部でも感じられたらと見に来たのですが、視点が違っていたようです。もっと、疑似体験的に見せるなど、工夫が欲しいですね。

 

唯一、よかったと思われるのは下記です。

  • 会場にある大型スクリーンに高精細でサグラダファミリアの外部、内部のNHKの映像が映し出されていた
  • サグラダ・ファミリアの今後の紹介テレビ番組の公開スケジュール
  • 鍾塔頂華(塔の先端の装飾)があんなにもこもこなっていた事を写真で知った

これで、¥2,200は高すぎると思います。¥1,500ぐらいが妥当なのでは。

 

予想通り、関連製品は山とありますね。見ていて、楽しいですが・・・

Amazonでサグラダ・ファミリア製品はこちら

 

4. 基本情報

展示会名

ガウディとサグラダ・ファミリア

場 所

東京国立近代美術館

住 所

千代田区北の丸公園3-1

アクセス

東京メトロ竹橋駅から200m

電 話

050-5541-8600 (ハローダイヤル 9:00~20:00)

会 期

2023/06/13(火)~09/10(日)

開館時間

10:00~17:00 (金土は20:00)

休館日

月曜日(月曜日が祝休日の時は翌平日休館)

料 金

  • 大人   ¥2,200
  • 大学生  ¥1,200
  • 高校生  ¥700

駐車場

なし

周辺に下記の有料駐車場あり

所要時間

2時間