こんにちは!どこでもGOです!
神戸と言えば北野にある異人館街が有名ですよね。数ある異人館の内、坂の上の異人館に行って来ました。北野異人館街には1つしかない東洋的異人館です。すてきな調度品、気品ある室内、当時の外国人達の生活ぶりが想像できます。
ご紹介します。
目 次
1. 神戸北野異人館とは
明治の開港に伴い外国人が多数来日し、ここ神戸北野に住み始めました。当時、日本としてはいたずらに外国人を増やしたくなかったので、居住可能地域を制限しました。結果、山の高台の方へと建物がつらなる事になりました。
明治時代から昭和初期にかけて200棟ぐらい建てられましたが、第二次世界大戦及びその敗戦でその数は一気に減る事になります。
その後、NHK連続テレビ小説「風見鶏の館」で取り上げられたことにより人気が沸騰し、一躍観光地として有名になりました。
神戸市としても、一部の異人館を借り上げて公開したり、道に愛称を付けたりして、広報に努めました。最近は異人館やレストランでの結婚式・披露宴が観光とセットになって人気が出ています。
2. 坂の上の異人館とは
中国の政治家である汪兆銘(おうちょうめい)が1940年に南京に親日政府を樹立した時代に、出先機関として中国領事館として使われていました。なので、館内の家具調度品・美術品などは中国一色であり、当時を忍ぶことができます。北野異人館街には1つしかない東洋的異人館です。
館内には、西周時代の古文化財から、現代の水墨画まで、芸術的にも、学術的にも価値の高いものが揃っています。オリエンタルムードいっぱい。美しい家具調度品から至高の中国モダニズムを感じ取れます。
認定など
- パワースポット 狛犬
3. 外 観
壁面はうろこの形をしているプレートで覆われています。「うろこの家」と同じですね。
入口左右にひかえる亀みたいのは、(ちしゅきふ)と呼ばれ、亀の形に(みずら)と言う、角の無い竜の頭の形を刻んだ石台です。
中国では、先祖を守護する聖獣といわれ、家を守っています。
庭にある青磁の鉢には竜が描かれています。
竜には空を飛べる竜と、水の中にいる水竜の2種類があります。描かれている竜は、空を飛べる竜で、水竜より格が高く、5本指です。左右の取ってのところの竜は水竜で4本指です。お見逃しなく!
中庭の入り口に置かれた一対の狛犬(獅子像)は、どちらも口を「阿」形で開いており、その間を歩けば「愛情に恵まれる」といわれるパワースポットとして人気です。
4. 館 内
館内のインテリアは明朝(1368年~1615年)~清朝(1616年~1911年)に至る中国の貴重な家具、調度品、美術品で統一されています。
・食堂
どれも美しい調度品ばかりですね。
・応接室
中国ムード満載です。
・浴室
大理石をふんだんに使ったバスルームには、猫足浴槽、磁器製トイレ、大理石化粧台、金色に輝く水栓が配置されています。
クラブツーリズムは、とにかくツアーの種類が多い事が特徴です。バス旅行も非常に人気があり、低価格で、日帰りからなど短期間でも楽しめる企画がたくさんあり!
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5. 基本情報
施設名称
住 所
神戸市中央区北野町2-18-2
坂の上エリア
電 話
異人館うろこグループ
0120-888-581
入館料
- 単館券 大人¥550 小人¥100
- 山の手4館パス ¥2,100
- 北野7館周遊パス ¥3,000
営業時間
10:00~18:00
営業日
土日祝日のみ(平日休館)
駐車場
なし