こんにちは!どこでもGOです!
神戸と言えば北野にある異人館街が有名ですよね。たっぷり異人館を楽しんだ後は、ここスターバックスコーヒーでお茶しましょう。なんと、有形文化財をスタバにしてしまいました。日本として第1号です。
異人館の雰囲気はそのまま!当時の外国人になった気分で、くつろげますよ!
ご紹介します。
目 次
1. 神戸北野異人館とは
明治の開港に伴い外国人が多数来日し、ここ神戸北野に住み始めました。当時、日本としてはいたずらに外国人を増やしたくなかったので、居住可能地域を制限しました。結果、山の高台の方へと建物がつらなる事になりました。
明治時代から昭和初期にかけて200棟ぐらい建てられましたが、第二次世界大戦及びその敗戦でその数は一気に減る事になります。
その後、NHK連続テレビ小説「風見鶏の館」で取り上げられたことにより人気が沸騰し、一躍観光地として有名になりました。
神戸市としても、一部の異人館を借り上げて公開したり、道に愛称を付けたりして、広報に努めました。最近は異人館やレストランでの結婚式・披露宴が観光とセットになって人気が出ています。
2. スタバ神戸北野異人館店とは
建物名は北野物語館です。それを、スターバックスコーヒー神戸北野異人館店として使用しています。
この建物は明治40年(1907年)に建築された、典型的なコロニアルスタイルの木造2階建ての住宅です。窓は木製ガラス戸によろい戸が付き、1階にはベイウインドウ、2階にはオーリエルウインドウと呼ばれる出窓があります。コロニアルスタイルの特徴であるバルコニーは東南角の玄関上部に設けられています。
始めの所有者は米国人のM.J.シェー氏ですが、その後何回か所有権が移った後、最後の所有者は、NHK朝の連続テレビ小説「風見鶏」の主人公であるドイツ人パン職人のモデルとなった人の二世の方です。
阪神淡路大震災で被害が大きく、解体される事になったのを機会に神戸市に寄贈されました。その後、神戸市が過去の記録を元に移築・復原されました。
認定など
3. 外 観
しっかり異人館ですが、お馴染みのスタバのロゴが2つも見えます。
4. 店 内
入口に入ってすぐには赤い階段です。注文カウンターは1階で、階段右横の廊下を真っ直ぐ進みます。
右横の部屋の入口上部には部屋名のプレートがついています。部屋の一つ一つに、LOUNGE、STUDY、LIVING ROOMなどの名前がつけられています。
- 1階 注文カウンター、飲食できる部屋
- 2階 トイレ、飲食できる部屋
メニューそのものは、値段を含め変わっていないようです。
行った時は平日にもかかわらず満員でしたが、10分程で注文カウンターまで行けました。
ぶら下がったシャンデリア風の照明の周りには所狭しと敷き詰められた写真、イラスト、絵画がすごい!近づいて見ると全てコーヒーとかかわりがあるものばかりです。
部屋がたくさんあり部屋ごとに、趣の異なるアンティークの調度品で飾られているので、どの部屋で過ごそうか迷ってしまいます。
どの部屋も歴史を感じさせる重厚なつくりです。左端の高く積み上げられた本がいきですね!
人によってはこのような登録有形文化財を商用利用していいのか疑問に思っていられる方もみえると思いますが、文化財の価値を損なわない限り有効活用は文化庁が認めています。古民家カフェなどの例もありますよね。
クラブツーリズムは、とにかくツアーの種類が多い事が特徴です。バス旅行も非常に人気があり、低価格で、日帰りからなど短期間でも楽しめる企画がたくさんあり!
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5. 基本情報
施設名称
北野物語館 を利用した
住 所
神戸市中央区北野町3-1-30
アクセス
風見鶏の館から約200m南(三宮駅方面)へ行った所
電 話
078-230-6302
営業時間
08:00~22:00
休店日
不定休
駐車場
なし
専用無線LAN
あり