こんにちは!どこでもGOです!
神戸と言えば北野にある異人館街が有名ですよね。数ある異人館の内、一番最初に公開された異人館であるうろこの家に行って来ました。すてきな調度品、気品ある室内、当時の外国人達の生活ぶりが想像できます。
ご紹介します。
目 次
1. 神戸北野異人館とは
明治の開港に伴い外国人が多数来日し、ここ神戸北野に住み始めました。当時、日本としてはいたずらに外国人を増やしたくなかったので、居住可能地域を制限しました。結果、山の高台の方へと建物がつらなる事になりました。
明治時代から昭和初期にかけて200棟ぐらい建てられましたが、第二次世界大戦及びその敗戦でその数は一気に減る事になります。
その後、NHK連続テレビ小説「風見鶏の館」で取り上げられたことにより人気が沸騰し、一躍観光地として有名になりました。
神戸市としても、一部の異人館を借り上げて公開したり、道に愛称を付けたりして、広報に努めました。最近は異人館やレストランでの結婚式・披露宴が観光とセットになって人気が出ています。
2. うろこの家とは
神戸北野で最初に公開された異人館です。壁面がうろこのように見える美しい建物です。旧ハリヤー邸です。
3つの施設から成っています。
- うろこの家
右側の、壁がうろこになっている建物が、うろこの家です - 展望ギャラリー(美術館)
左側の建物が、絵が展示してあるギャラリーで、3階が展望室になっています - 別棟
ホットドックが売られていました
認定など
3. 外 観
入口です。
非常にりっぱな建物です。
中庭にいるブロンズでできているカリドンの猪はポルチェリーノと呼ばれています。オリジナルはルネッサンス後期の彫刻家ピエトロタッカによって製作され、フィレンツェのメルカートヌオヴォにあります。猪の鼻を撫でると幸運に恵まれるとして古くから親しまれています。
当時の電話ボックスを再現しました。
重厚な家紋ですね。
・外壁のうろこ
建物の外壁を飾るうろこに見えるものは、天然石のスレートです。1枚は1,250gもあり、外壁には約3,000枚を釘で1枚ずつとめてあります。単純計算で全体で3.75t!阪神淡路大震災の時には、中央部と円筒型の塔屋部分が山側に大きく傾き損傷しました。
4. 館 内
・1階 王家のそり
18世紀後半にデンマーク王室が使用していたもので、クルミの木で作られています。進行方向に向かってドラゴンの彫刻がされています。元々はバイキング船の船首像にあるものと同じです。北欧神話に出てくる恐ろしい海の怪獣を避ける意味や、海の神に対して船の安全を願う為のものです。
・1階 食堂
イギリスの名窯「ロイヤル・ウースター」、ドイツの古窯「マイセン」、デンマーク王室御用達磁器工房「ロイヤル・コペンハーゲン」、さらにフランスの古都リモージュにある伝統の陶磁器「ロバート・アヴィランド」などで造られた繊細で華麗な花瓶やお皿、カップ、人形などが展示されています。
・1階 居間
青と緑の色を基調にしたステンドグラスが美しいですね。
・2階 居間
5. 展望ギャラリー(うろこ美術館)
展望ギャラリーは、「うろこの家」の姉妹館として1982年に開館しました。ヨーロッパの近・現代絵画の名作を幅広く収集して展示しています。
・1階 原画展 懐かしい風景~絵葉書より~
・2階 ヨーロッパ油彩名画展
・3階 展望フロア
3階の展望室からは神戸の街並み・港が一望できます。快晴であれば、大阪湾や淡路島も見る事ができます。
6. 別 棟
昔なつかしいホットドックが売られていました。


7. まとめ
うろこの家の特徴は、建物の外壁がうろこ状である事です。一見の価値ありです。また、ここはパワースポットになっています。そのパワーの源である、ポルチェリーノの猪の鼻を撫でると幸運に恵まれるとの事です。
クラブツーリズムは、とにかくツアーの種類が多い事が特徴です。バス旅行も非常に人気があり、低価格で、日帰りからなど短期間でも楽しめる企画がたくさんあり!
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8. 基本情報
施設名称
北野異人館 うろこの家
住 所
神戸市中央区北野町2-20-4
坂の上エリア
電 話
異人館うろこグループ
0120-888-581
入館料
- 単館券 大人¥1,050 小人¥200
- 山の手4館パス ¥2,100
- 北野通り3館パス ¥1,400
- 北野7館周遊パス ¥3,000
営業日
22/08/02より毎日営業
営業時間
平日 11:00~17:00
土日祝日 10:00~18:00
駐車場
なし