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小松美羽展 8月28日まで岡本太郎美術館の企画展 神獣・祈り・瞑想・ネクストマンダラ

こんにちは!どこでもGOです!

芸術は爆発だ

で、有名な芸術家岡本太郎岡本太郎美術館の企画展である小松美羽展に行って来ました。同じような通ずるものをもつ2人、企画展としては最高のマッチングではないでしょうか。代表作をご紹介します。マンダラを前にしての瞑想!

きっと、行きたくなりますよ。

 

目 次

 

1. 企画展 小松美和展~岡本太郎に挑む、霊性とマンダラ~

2022年8月28日までの期間限定です。通常は予約制ですが、空いていれば予約なしでも見れます。初期の銅版画から立体作品、絵画と約100点が集合しています。

小松美羽は、神獣(しんじゅう)、祈りといった「見えない何か」をモチーフに描く、神秘的な世界観を創り出す事のできる現代アーティストです。

昭和59年(1984年)長野県生まれ。38歳。女子美術大学短期大学部を卒業。豊かな自然の中で生き物の生と死を間近で見てきた経験から、独自の死生観を持っています。岡本太郎とは多くの点で共鳴し、彼女なりの聖なる空間を創り出しています。

モノクロの銅版画から極彩色のアクリル画、有田焼によるオブジェまでエネルギーにあふれた作品が多いです。作品に多く描かれている動物らは、子供の頃たびたび出会った神獣です。毛一本一本を虹色で描き込む一方、輪郭線は力強いです。第3の目を持ったするどい大きな目がささってきます。

神獣(2017年)

 

2. ネクストマンダラ~大調和~

一番の代表作がこれです。カメラでは明るく写っていますが、実際はかなり暗く、全くの異次元空間に入り込んだようです。中央にある薄緑色の立方体は、岡本太郎作「混沌」(1962年、ブロンズ)。混沌の真下には、縄文文化との関係性を想起させる長野県産の黒曜石を小松美羽が配置しました。それらを取り囲むように、(部屋)空間全体に小松美羽の作品がならびます。

小松美羽が京都市真言宗総本山教王護国寺(東寺)の依頼で、境内の食堂(じきどう)に約1ヶ月間こもって制作したものです。東寺の「両界曼荼羅図」と同じ4m四方の大きな2枚の和紙に金箔を貼り、その上に曼荼羅を描いた二幅一対の作品で、来年の真言宗立教開宗千二百年を記念して東寺に奉納(2023年10月8日)されるものです。

 

3. 炎暑厳寒の門番を守護する三頭(2021年)

 

 

4. 神話は未来形(2022年)

小松美羽は言っています。

「古代から今まで魂の祈りは続いており、これからの未来も続いていく。神さまたちはちっぽけな人間の営みなど関係なく、時を超えて自分たちの役割を果たしている。神話とは未来に続く未来形の物語なのだ」

抽象的なシンボルが多数描かれています。小松美羽はよく瞑想をし、その時降りてきたシンボルをスケッチしています。今回一点に集中して描く事で、与えられた形が明確になり、その意味するところもより理解しやすいかたちとなったそうです。

 

5. 千曲川の神々(2012年)

幼少期を過ごした長野県の小さな町には千曲川が流れていました。

ある日、何かに興味を惹かれてどんどん遠くに行って道に迷った時、突如山犬のような、日本オオカミのような生き物が目の前に現れて、後をついて行ったら家に帰れたそうです。

 

6. ライブペインティング

2022年6月24日に岡本太郎美術館にて小松美羽のライブペインティングが行われました。

ライブペインティングの前には、瞑想を深めるために事前に107回でひとつのマントラを唱えて、ステージ上で最後に107回を唱えてから、描き始めているそうです。途中からはトランス状態とも言える混沌とした状況の中で、次第に神霊となって創造の物語が出来あがっていく様子を、数十分にわたって会場にいる全員が見守っていました。終わった後、小松美羽は「岡本太郎さんのパワーが強すぎて始めは受けきれなかったのですが、なんとかやりとげました。」と語ったそうです。

引用:Whitestone Gallery

 

もっと小松美羽を詳しく知りたい方はこちら。いろいろありますよ。

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7. まとめ

開催期間は岡本太郎美術館が改装工事で長期閉館となる、2022年8月28日までです。私は平日午後に行ったので非常に空いていました。ネットからの日時指定の事前予約が基本ですが、空いていればはいれます。

ネクストマンダラの前にはソファが用意されています。前に立つと、一瞬にして引き込まれ、かなり長時間見続けていました。皆さんもきっと衝撃を感じ、過去とは、未来とは、神とは、人とは、生命とは、地球とはなど、人それぞれいろいろな事を感じると思います。

開期終了まで残りわずかですが、是非訪れてはいかがでしょうか。

なお、9月1~19日は、大阪北区の阪急うめだ本店に巡回予定です。

 

岡本太郎美術館についてはこちら

dokodemogo.jp

 

8. 基本情報

施設名称

川崎市岡本太郎美術館 の企画展

事業主体

川崎市

開 館

1999年10月30日

住 所

川崎市多摩区枡形七丁目1番5号

電話番号

044-900-9898

企画展終了日

2022年8月28日まで

開館時間

9:30~17:00

休館日

月曜日(祝日の場合は除く)

祝日の翌日(翌日が土日の場合は除く)

年末年始

観覧料

岡本太郎常設展と企画展 両方で

現金のみ

大人・学生・65歳以上 ¥1,000

中学生以下      無料

アクセス

生田緑地入口から徒歩5分

小田急向ヶ丘遊園駅南口から生田緑地入口経由で徒歩17分

生田緑地入口までバスの便あり

駐車場

生田緑地駐車場

東口駐車場 160台 ¥200/最初の1H 以降¥100/H

西口駐車場 52台     同 上