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日本玩具博物館 姫路にあるおもちゃの博物館 展示数がとにかく多い! 日本のみならず全世界

こんにちは!どこでもGOです!

姫路にある日本玩具博物館に行って来ました。ここには、昔からの日本の玩具のみならず、世界各地の玩具をいっぱい集めています。最近はスマホゲームを始めとして、デジタルゲームが氾濫していますが、昔の玩具の方が面白味があって、暖かい感じがしました。

ご紹介します。

目 次

 

1. 日本玩具博物館とは

日本玩具博物館は世界文化遺産である姫路城の北東約10㎞の田園地帯にある土蔵造6棟からなる日本及び世界の玩具資料約9万点を所蔵する私立博物館です。

館内の展示ケースの総延長は約180m。日本の郷土玩具、駄菓子屋の玩具や近代玩具、ちりめん細工、世界160ヶ国の玩具や人形など、常時5,000点もの玩具と人形が展示されています。

  • 1号館     季節毎に変わる、所蔵品による企画展示
  • 2・3・4号館  常設展示
  • 5号館     ランプの家
  • 6号館     特別展示

会社員だった現館長井上重義が、1963年、一冊の本との出合いをきっかけに、子供に関わる文化遺産が失われていく状況を知り、全国各地の郷土玩具の収集を始めました。1974年、自宅の一部を井上郷土玩具館として公開しました。それが大きく発展しはじめたので、1984年に日本玩具博物館に改称し、27年間勤めてきた会社を退職し、館の運営に専念しました。その後も、多くの方々のご協力によって、我が国を代表する玩具博物館へと成長しました。

 

認定など

 

2. 展示内容

2.1 日本の郷土玩具

1号館入口入ったすぐの所です。ここから展示が始まります。

 

2.2 日本の近代玩具

近代とは、明治・大正・昭和をさします。

明治時代

大正時代

昭和初期

昭和中期

昭和後期

平成前期

 

2.3 メンコ

メンコも時代と共に、素材や形を変えていきますが、シンプルな遊び方は変りませんでした。

  • 江戸時代    泥製
  • 明治時代    鉛板製
  • 大正・昭和時代 紙製
  • 平成時代    プラスチック製

 

2.4 ちりめん細工

江戸時代から明治、大正、昭和と時代を経て、受け継がれてきたちりめん細工は、太平洋戦争の混乱などで、いつしか忘れ去られました。日本玩具博物館では、その魅力を絶やしてはいけないと、普及・復興に努めてきました。ここでは、ちりめん細工の会が、復元・創作した作品を集めています。

 

2.5 ふるさとの手まり

江戸時代に木綿が栽培されるようになると、全国各地で木綿布や木綿糸が普及し始めました。やがて、母親、祖母たちは女児の為に小さなまりを作り始めました。そこには、四季の花々、唐獅子とボタン、日の出と帆船など、いろいろな図柄が描かれるようになりました。また、まりの中に貝殻や木の実などを入れて、突くと優しい音が鳴るものも作られました。

明治時代になるとゴム製のまりが出現し、その普及から手まりはしだいになくなっていきました。今では、手芸の一分野として全国に愛好者がいます。

 

2.6 瓶細工

瓶細工とは、空き瓶を利用して狭いガラス瓶の口から、手まりや糸巻き、花、人形などの細工物を入れる手芸です。ガラス瓶が広まった明治時代から始まりました。瓶の形それぞれにふさわしい細工物などで、透明な空間を埋めていく造形力が魅力かもしれません。

 

2.7 世界の民族玩具

世界各国の民族玩具がたくさん展示されています。まず、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどの大陸で大別された後、国別に展示してあります。地域によってかなり差があるのが興味深いですね。

下 スロバキア共和国ブルガリア共和国チェコ共和国ルーマニア

左 ネパール王国、パキスタン・イスラム共和国

右 モロッコ王国

 

3. 特別展 中国民衆玩具の世界

中国各地の広範な時代に渡って親しまれた玩具が展示されています。

 

4. ふるさとの玩具販売コーナー

江戸時代後期から明治時代にかけて、日本各地で誕生した地域色豊かな玩具や人形は、今日、郷土玩具と呼ばれています。主に、東北地方の素朴な玩具が販売されていました。

上段は山形県米沢のにわとり、尾長鶏、ふくろう、鷹

下段は新潟県の三角ダルマです。

鳴子こけしに代表される宮城県こけしです。

 

5. プレイコーナー

いくつかの玩具は実際にさわって遊べます。年配の方にとっては懐かしさいっぱいですね。子供達にとっては、どう遊んだらいいかわからない、興味津々、目はランラン、独自の遊び方が増えそうですね。

 

6. オーナーの井上重義さんとお話しできました

現在83歳のご高齢ではありますが、玩具に対する情熱は今も相当なものがあります。

本博物館の展示物のかなりの量は寄贈品です。この博物館の噂を耳にした所有者が、ここならば消えゆく玩具を大切に保存してくれるのではないかと、送ってくるのです。確かにありがたいのですが、実際のところ、それを整理・分類し展示する作業は数人で行っているのが実態なので、作業が追いつかないとの事です。

また、後継者にも悩まれていました。娘さんがいらっしゃいますが、現在のところ、本博物館を引き継いでくれる方はいらっしゃらないそうです。このままで行くと動けなくなった時、当館を法人化し、博物館を引取・運営する第3者組織に委譲する形にならざる負えないそうです。自分で作り上げた私立博物館なので、それは避けたい思いが伝わってきました。

また、経営もかなり苦しいそうです。博物館としての認定は受けているので、文部科学省から補助金は出ていますが、その額が非常に少ないとの事。単なる名誉でしかありません。ニュースでたいした案件でもないのに、何千万と予算が割り当てられているのをみると腹が立ってくる。当博物館は小さい規模なので、ほんの少しでも予算をいただければ、どんなに助かるか、切実な思いです。

今後も命ある限り玩具に対する情熱は消えそうもないので、頑張っていくとおっしゃられていました。

 

7. 本のご紹介

日本玩具博物館ではいろいろな本を出版しています。左にある「中国民衆玩具」は下記の企画展を開催した時の本です。

2022/07/09~2022/10/23

中国民衆玩具の世界

このような本も出版しています。

他にも出版している本はありますので、下記から検索してみてください。

 

8. まとめ

いかがでしたでしょうか。とにかく展示物はたくさんあります。常設展のみでなく、季節ごとに特別展をやっています。今ですと下記です。

  • 2022/11/03~2023/01/22
    世界のクリスマス*祈りの造形
    6号館にて
  • 2022/11/12~2023/02/26
    兎の郷土玩具
    2号館特別陳列コーナー
  • 2023/02/04~2023/04/16
    雛まつり~江戸から昭和のお雛さま~
    6号館&5号館(ランプの家)にて

また、解説会、朗読会、クラフト作成会などのイベントも開催しています。

街中からはちょっと離れている田園地帯にある私立博物館ですが、興味ひかれる物ばかりなので見るのに2時間はかかると思います。それでいて入館料¥600は安すぎます。

是非行かれると共に、お土産購入などご協力お願いします。

 

9. 基本情報

施設名称

日本玩具博物館

住 所

兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3

アクセス

電 車

JR姫路駅から播但線香呂駅下車徒歩15分(タクシーで5分)

  • 播但有料道路 船津ICより西へ約5分
  • 中国自動車道 福崎ICより南へ約15分
  • 姫路駅から約30分

電 話

079-232-4388

入館料

  • 一般       ¥600
  • 高校・大学生   ¥400
  • 子供(4歳以上)  ¥200

営業時間

10:00~17:00

休館日

水曜日(祝日時は開館)、年末年始(12/28~1/3)

駐車場

あり、無料、30台

所要時間

約2時間