こんにちは!どこでもGOです!
1976年から2016年9月17日発売分まで40年間続いた、週刊少年ジャンプでの連載「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台である葛飾区亀有駅周辺には全15体ものこち亀銅像があります。最近の若い方はご存知ないようなので、改めてご紹介します。
目 次
1. こち亀の銅像について
亀有銀座商店街ゆうろーどと亀有香取神社が中心となって、2006年2月11日に亀有駅北口前にある両津勘吉像が建立されました。その後、しだいに像は増えていきました。最新は、2016年8月9日に建立した「ようこそ こち亀の街へ!両津・中川・麗子がお出迎え!像」で、亀有駅南口出てすぐのところで、カラーになっています。
亀有駅周辺に設置されており、北口に5体、南口に10体の全15体です。作者の秋本治先生の産まれた土地でもあります。
どこにあるかのマップの入手方法は下記の4通り。
- 台座のある銅像にはマップが付いています。
- こち亀の公式サイトにPDF版があります。
- 同じサイトに、Googleマップ版もあるので便利です。
- 亀有銀座商店街ゆうろーどのサービスカウンターで印刷された紙のマップ。
亀有駅南口からゆうろーどにはいって100mほどの所にあります。
Googleマップ検索「ゆうろーどサービスカウンター」で出てきます。
台座に付いているマップです。
http://www.j-kochikame.com/special/map/kameari/index.html
2. 亀有駅北口にある銅像
①両津勘吉像
北口を出たところで待っていました。思わず「よぉ!」と声を出してしまいました。この姿が一番いいですね。警察官に似つかわしくない性格が大好きです。
②薔薇と麗子像
交番の横にある、麗子のミニサイズの像です。熱烈な麗子ファンからの盗難防止で交番横に設置されたとの噂があります。
③ダブルピース両さん像
亀有公園内にあります。麗子像ほど小さくはないですが、約66cmのミニサイズです。公園内には、③と④の2体設置してあります。作品タイトルが「亀有公園前派出所」なので、それにちなんでここには2体あるみたいですね。
④ひとやすみ両さん像
亀有公園内にあります。この公園はしばしば作品内に出てきますよね。記念撮影です!
⑤敬礼両さん像
新たに増設工事中の血液センターの前の道路に設置してあります。こちらもミニサイズです。
3. 亀有駅南口にある銅像
⑥両津勘吉祭姿像
等身大の金色の両さんです。金色の像はここだけです。
⑦ようこそ亀有へ両さん像
バスセンターの真ん中あたりにある、等身大の両さんです。記念撮影です!
⑧サンバ両さん像
商店街ゆうろーどのまん中あたりにある、ミニサイズの両さんです。
2010年4月20日にマラカスを持っている左手が何者かにもぎ取られる事件が発生してます。痛々しいですね。
引用:葛飾経済新聞
⑨少年両さん像
商店街ゆうろーどの中にある、少年時代の両さんです。友達の戸田豚平と千田珍吉もいっしょです。豚珍勘で、トンチンカンと呼ばれていました。少年時代を描いた作品には涙する名作が多いので感動です。握手できます!
⑩本田像
元暴走族「関東連合」の初代総長である、本田のミニサイズ像です。普段は気弱で頼りないですが、バイクに乗ると性格・顔つきが急変するギャップがおもしろいですね。
⑪ワハハ両さん像
ミニサイズの両さんです。
⑫少年よ、あの星を目指せ!両さん像
香取神社境内にあります。
⑬中川像
中川と言っていますが、中川圭一のミニサイズ像です。黄色の背広スタイルの衣装が印象的でしたね。
⑭麗子像
リリオ館(1Fと地下のテナントはイトーヨーカドー)の7階にある、「葛飾区亀有地区センター」内にあります。なので、営業中(平日・休日共に9:00~21:30)しか見れませんので注意です。その他の像は全て屋外なので時間制限はありません。
2010年5月19日には麗子像が約30度右に曲げられる事件が起こっています。不思議な事に、5月22日には何者かによって、元の角度(まっすぐ)に戻されていました。その後、この麗子像は「②薔薇と麗子像」の場所からこの地区センター内に移設されました。
引用:葛飾経済新聞
⑮ようこそ こち亀の街へ!両津・中川・麗子がお出迎え!像
南口を出てすぐの所にあるのが、2016年8月7日に建立した最新の銅像です。カラーです。原作者の秋本治さんが強く希望した結果、カラーになりました。全15体の内カラーはこれだけなので、貴重!
4. その他の建物
①亀有リリオパーク入口
亀有駅南口にあるパーク入口にある公衆トイレの屋根には大きい看板が目をひきます。
②亀有駅北口交番
作品に出てくる派出所の姿を残す為に変更せずに残してあります。ちなみに、亀有公園前派出所は存在しません。
③亀有駅南口交番
こちらの交番は再開発で新たに設置されました。
④香取神社
作品内でもしばしば出てくる香取神社です。鎌倉時代の建治2年(1276年)に、香取大神宮の御分霊をお迎えし、村の鎮守様としてお祀りされた、亀有の土地に古くからある神社です。両さん絵馬・お守りなどもそろっています。
5. なぜ、亀有という地名なの?
名前の由来は諸説あるようですが、下記の2説が有力です。興味深いですね。
- 純粋に昔はここに亀がいっぱいいたので亀有となった
- 室町時代には、「亀無」という地名でした。「無(なし)」は縁起が悪いので「梨」で、「亀梨」となり、いっそのこと、「有」にしてはどうかと言う事で、「亀有」となった
6. まとめ
これだけ像があるのに、両さん、麗子、本田、中川の4名しか登場しないのはちょっとさみしいですね。例えば、大原部長も登場して欲しかったです。今は、全15体ですが、これで終わったわけではなく今後も増やしていければと検討はされているそうです。楽しみですね!たまに、商店街ゆうろーど主催で、「みんなでまわろう!こち亀銅像スタンプラリー!」をやっているそうです。景品有なので要チェック!
こち亀製品はこちら
7. 基本情報
場 所
JR亀有駅北口及び南口周辺。駅から一番遠い南口側にある「ワハハ両さん像」までは、駅から600mです。
所要時間
全部を周るとすると、1時間半から2時間ぐらい。