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国営武蔵丘陵森林公園 秋の花見 ヒガンバナ、ケイトウ、コリウス 最盛期です!

こんにちは!どこでもGOです!

秋!ちょうど、ヒガンバナケイトウコリウスが最盛期なので、2021年9月23日の秋分の日に行って来ました。ちょうどばっちり!どんぴしゃでした。10月中旬までは楽しめるとの事なので、是非行かれては。今回はこの秋の花見を紹介しますね。

目 次

 

1. 国営武蔵丘陵森林公園は日本で初めての国営公園

国営武蔵丘陵森林公園は、埼玉県比企郡滑川町にある国営公園です。広大な丘陵地に整備された全国で初めての国営公園です。Wikiによると、国営公園は全国で17ヶ所しかないみたいです。意外と少ない印象です。敷地面積はなんと東京ドーム65個分!広大な敷地内には季節の花々を楽しめる場所や、全長17kmのサイクリングコース、子供たちが遊べる施設や、ドッグランなどがあります。子供連れでも、大人でも楽しめる場所です。

公園は雑木林を中心に、池沼、湿地、草地、花畑など多様な環境を有しており、貴重な動物が生育、生息する場所となっています。首都圏において自然を身近に感じ、親しめる場所として活用されています!季節のお花も沢山あり、撮影スポットとしても人気があります!

とっても広く、歩いて公園内を端から端まで一日でお散歩するのはほぼ不可能です。その広さから入口も「西口」「中央口」「北口」「南口」と4つもあり、いずれも入口横に駐車場があります!園内図の右端の南口から左端の北口までは、約5kmあります。

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2. 公園に到着

車で行きました。公園の公式駐車場は普通車¥650です。一般的な料金ですが、隣の民間駐車場¥300に止めました。入口で入場券を買います。大人¥450、中学生以下は無料です。この規模、行き届いたメンテナンスを考えると、さすが国営、安い!

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購入したしょぼい入場券は、入口で係員に見せてから、自分でボックスの中に入れます。非接触ね!

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3. 秋の花見

9月、10月に楽しめる花は以下です。

私は車で行きましたが、花畑の位置から中央口駐車場に駐車しました。とにかく広すぎるので、花の咲いている場所など、自分の行きたい場所に近い駐車場に止めないと、中での移動は徒歩なので大変です。

 

4. ヒガンバナの華麗な赤

運動広場花畑で今が盛りと咲いています。ここへは中央口から1.3kmです。舗装路ですが、一山越えた所です。10月初旬ぐらいまででしょう。花の名の通り、秋のお彼岸の頃、真っ赤で華麗な花を咲かせます。花畑は舗装通行路から外れた所なので、車いすは花畑の100m手前までしか近づけません。

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5. ヒガンバナは葉がないの?花だけ?

ヒガンバナ、きれいな赤に複雑で芸術的な花!すてきですよね!でも、茎と花だけしかないような・・・?植物って葉っぱで光合成して生きているんだから、葉はどこにあるの?

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実は、生える時期が違うのです。花が咲き終えてから、地面より葉っぱが生えてきて、葉だらけになるのです。それまでは地中の球根でエネルギーをまかないます。ヒガンバナは地中に芋(球根)を持って栄養を蓄える植物なので、冬の寒さが厳しい東北でも繁茂しやすく、田んぼのあぜ道や河原の土手などあちこちで見かけることができます。

ヒガンバナは「まず花が咲き、後から葉っぱが伸びる」という通常の草花とは逆の生態をもっています。その葉と花を一緒に見ることがない性質から「葉見ず花見ず」と呼ばれ、昔の人は恐れをなして、死人花(しびとばな)や地獄花(じごくばな)などと呼ぶこともありました。

引用:Gallery KIMONO 死人花〈 闇 〉

6. 羽毛ゲイトウのふわふわの花穂

西口花畑で最盛期です。10月中旬ぐらいまででしょう。約4,500㎡の花壇に40万本です。今年は赤、ピンク、オレンジ、黄色、ライムグリーン、黒など全7品種です。見学路は、のぼり専用、くだり専用と一方通行になっていて、乳母車、車いす可能です。

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ここのケイトウは、比較的すらりと伸び、花穂の部分が豊かな、羽毛ゲイトウと言う種類です。ふわふわの花穂の部分が長い物だと30cmほどになっています。

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7. コリウスのカラフルな葉っぱ

中央口と西口の真ん中あたりにある、こもれび花畑で見る事ができます。約2,000㎡の花壇に1.3万本です。8月~10月下旬ぐらいまででしょう。

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コリウスは様々な葉色を楽しむシソ科の植物です。色は、紫色、黄緑色、黄色、橙色、濃い橙色、黄色とピンク色、紫色とピンク色、緑色と紫色。

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8. ぽんぽこマウンテンは子供達でいっぱい

一番近い入口である中央口から1.3kmの所にあるぽんぽこマウンテンは子供達でいっぱいです。一山が1,000㎡もある日本一大きなエアートランポリンです。もう一つ30㎡の小さなお子さん用があります。遠くに白く写っているのがぽんぽこマウンテンです。まわりは何もない広場になっています。ここだけで、64,000㎡の広さ、相当広いです。手前の黄緑色の花壇は、赤ソバです。ピンク色の可愛らしい花で、10月中旬以降に咲きます。

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この公園の遊技の目玉はこれだけなので、集中しますが、祝日でもこれぐらいの人数です。ここで遊ばせると、相当な運動量なので、子供達は帰りの車では爆睡!

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ちなみに、昭和記念公園にもふわふわドームというエアートランポリンがあります。一山の大きさはここよりも小さいですが、3つもあるので、総面積では昭和記念公園の方が上回ります。下の写真は昭和記念公園のふわふわドーム雲の海です。こっちは、トゲトゲがありますね。

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9. どんぐりがいっぱい落ちていた

公園内の林の中を歩くと、いたる所にどんぐりがいっぱいいっぱい落ちています。ひんぱんにどんぐりが木から落ちてくる音が聞こえます。

痛!上から落ちてきた!

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まわりはブナ・カシ・ナラなどの木々でおおわれています。人がいないので、すごく気持ちいい~ 森林浴しているな~ いい空気いっぱいだ~ 木漏れ日がここちいい~

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10. 駐車場は民間へ

公式駐車場は各入口横に設置され、駐車料金は普通車¥650です。中央口には入口横の中央第1駐車場と、道を隔てた、中央第2駐車場があります。

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ポイント! 駐車するなら、民間の駐車場にして下さい!¥300で済みます。入口のすぐ横にあります。デメリットは、駐車場の地面がアスファルトではなく、整地された地面。入口まで100m余分に歩かなくてはならない。どちらに止めたらいいか、自明ですね!

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11. 園内バスは走ってはいるが不便

園内バスがあります。35人乗り(座席11席)と25人乗り(座席25席)の2種類のバスです。中央口、南口、西口と主要拠点を回っています。北口を通るルートはありませんので、注意です。具体的には下記です。

南口―展望広場―野草コースー中央橋―西口―渓流広場―植物園前―中央口

でも、1時間に1~2本ぐらいなので便利とは言えませんね。

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大人¥300、子供¥150。たまたま、出会えました。乗客は数人でしたが・・・

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12. まとめ

広すぎて一日で回れる公園ではありません。というか、目的をもって数ヵ所をまわり、途中の日陰でピクニックシートを広げてお弁当を食べるパターンがいいと思います。園内では基本十分な飲食物は売っていないです。各入口の近くでは、飲み物の自販機、売店での飲み物の販売はありますが、お弁当などは売っていません。なので、お弁当でお母さん頑張れ!のパターンになります。

また、園内は広く、移動には高低差は小さいものの山を越えるアップダウンがあります。小さなお子さんではすぐに、抱っこ!おんぶ!状態になります。キャリーワゴンがあると重宝します

事前予約制ではないので、これからの晴れた秋の日、屋外の広~~い場所に行きたい時にはこちらへどうぞ!

 

 

13. 基本情報

施設名称

国営武蔵丘陵森林公園

住 所

〒355-0802 埼玉県比企郡滑川町山田1920

電 話

0493-57-2111 

営業時間

9:30~

  •  3月1日~10月31日   ~17:00
  • 11月1日~11月30日   ~16:30
  • 12月1日~2月末日    ~16:00

休園日

  • 年末年始(12月31日、1月1日)
  • 1月の第3、第4月曜日

入園料

  • 大人(高校生以上)  450円
  • シルバー(65歳以上)   210円
  • 中学生以下      無料
  • ※無料開園日もあり

アクセス

関越自動車道東松山」I.C.から熊谷方面へ約10分です。

近くになると、中央口、南口、西口、北口と、入口方面別の案内板があります。

駐車場

あり(普通車¥650)

中央口:261台、南口:543台、西口:579台、北口:260台