こんにちは!どこでもGOです!
あしかがフラワーパークへ藤を見に行って来ました。藤自身はよく見る花ですが、これほどまでに大規模に群生しているのは関東ではここぐらいではないでしょうか。既にピークを過ぎた品種もありましたが、まだまだこれからの品種も多数。5月中旬ぐらいまでは楽しめます。
ご紹介しますね。
目 次
- 1. あしかがフラワーパークとは
- 2. ピーク時は電車で行こう!
- 園内紹介
- 3. フラワーステージ
- 4. 大藤A、B
- 5. 八重藤
- 6. 大長藤
- 7. 白藤のトンネル
- 8. きばな藤
- 9. きばな藤としゃくなげの森
- 10. うす紅の棚
- 11. 白藤の滝
- 12. 藤のドーム
- 13. ツツジの森
- 14. むらさき藤棚
- 15. ローズガーデン
- 16. 四季彩のステージ
- 17. お食事
- 18. お土産
- 19. 注意点まとめ
- 20. 基本情報
1. あしかがフラワーパークとは
年間160万人あまりが訪れる、栃木県足利市にある花のテーマパークです。足利3名所の1つです。
前身は大地主であった早川さんが界隈の人達に楽しんでもらおうと1968年に庭を改修して作ったのが早川農園。評判がよかったので続けるつもりでしたが、今の所は都市開発の為に継続困難になりました。そこで、1996年に大藤4本を今の場所(あしかがフラワーパーク)に移植しました。翌1997年にあしかがフラワーパークとして開園しました。
藤の花を中心として通年楽しめますが、特に注目したいのが、大藤の棚です。2本の大藤からなっており、AとBの名前がつけられています。2015年5月時点で各棚で約16万房を付けており、2021年時点で各樹の樹齢は160年、AとBの連結棚の広さは約2,000㎡で日本最大面積の藤棚です。
イベント ふじのはな物語
2023年4月12日から5月14日は「世界が息を呑んだ美しさ」をキャッチコピーに「ふじのはな物語」と言う藤まつりが開催中です。
認定など
- CNNによる2014年の世界の夢の旅行先10ヶ所
日本で唯一の選出、映画アバターの魂の木の様な幻想的な光景と絶賛 - 栃木県天然記念物
フジ(大長藤3本、八重黒龍1本、白藤のトンネル一式) - 日本夜景遺産
春季のライトアップとイルミネーション、2011年
園内マップ
季節ごと、花ごとに数種類マップがありますが、下記はふじのはな物語バージョンです。
2. ピーク時は電車で行こう!
GWの5月3日(水祝)に行ったので、混雑必至、東京からなので車だとたどり着けない可能性もあるので、電車で行きました。
あしかがフラワーパーク駅に到着!駅名表示板がかわいい!外国人が多いみたいですね。
駅出口の階段も素敵ですね。この階段の右の方に、JR両毛線の本日の時刻表の立て看板があります。本数は少ないですので、撮って(メモって)おきましょう!
チケット売場では窓口が5つオープンしているので、人は多いけれども、スムーズに流れます。なので、チケット購入の待ち時間節約の為に、ネットで事前購入する必要はありません。割引目的での事前購入はOKです。
現金以外はクレジットカードが使用できますが、QRコード決済は使用できません。チケットをネットなどで事前購入されている方は直接入場口へ行けばいいです。
園内紹介
3. フラワーステージ
最初にでむかえてくれるのが、フラワーステージ!かわいらしいペチュニアですね。南アメリカ原産で、4月~10月に開花します。 気分がUp!Up!
4. 大藤A、B
栃木県指定天然記念物。
樹齢160年を超える広さ1,000㎡の世界に類を見ない2本の大藤棚。
大藤A
大藤B
大変難しい移植に成功した藤です。園内に250トンを超える炭を敷き詰めて土壌を調整し、植物をはじめ、すべての生命体の活力を高めています。移動させるといっても、幹を傷つけると、結局根付きません。600㎡あった藤棚を2回に分けて縮小し、72㎡にしました。(もったいないけど、大きいと運べないですよね)1回に1本ずつ4回かけて大型トレーラーで移動させました。移動先(現在の場所)で、元生えていた状態と同じ方角に植え直しました。この大藤はまさにパワースポット!今年もたわわに花房をつけ、その生命力を発散しています。
なので、奇跡の大藤と呼ばれています。
5. 八重藤
栃木県指定天然記念物。
世界でもめずらしい八重黒籠の藤棚。香りが特に強いです。
6. 大長藤
栃木県指定天然記念物。大長藤、ノダナガフジと読みます。
花房が最長1.8mにも成長する長さが特筆ですと書いてありましたが、既にピークを過ぎていたので、実際には80cmぐらいでした。
7. 白藤のトンネル
栃木県指定天然記念物。
古木が絡み合ってできた、全長80mにもおよぶ白藤のトンネル。白さがまぶしい、藤の香りで充満しています。見頃は4月下旬から5月上旬で、ここはピークぴったりでした。来た甲斐があった!
25本ずつ藤を左右に植えました。樹齢は90年、花房は50cmぐらいです。トンネル仕様としては世界唯一です。
8. きばな藤
日本の気候では生育が難しいとされる色鮮やかなきばな藤!スカスカですね。季節はずしたかな?
よく見ると、花が他の藤より少し大きいですね。
9. きばな藤としゃくなげの森
10. うす紅の棚
一番最初に見頃を迎えるさくら色の藤。見頃は4月中旬なので、花は既に枯れていました。
ピーク時に行けば、こんな感じらしいです。
11. 白藤の滝
こちらも、既に咲き終えており、滝と言うには程遠い状況でした。
ぜんぜん白くないなあ~
12. 藤のドーム
もうちょっと前の方にも枝が欲しいですね。半ドーム?
13. ツツジの森
見頃は4月中旬から4月末ぐらいまでで、既に咲き終えていました。
満開時に行けば、これが見れたはず・・・
14. むらさき藤棚
だいぶ、すき間が目立ってきています。
15. ローズガーデン
500種類2,500株のバラを中心に、シャクナゲ、クレマチスが織りなす虹色の世界!5月中旬から6月4日(日)までは春のバラまつりが開催されます。
人気のあるうらら(品種名)の作品です。うららはとげが少ないのが特徴の1つです。
ピエールカルダン(品種名)は、大輪で良い香りが強めです。
バラ壁も素敵!
16. 四季彩のステージ
17. お食事
正面ゲート付近にレストラン、フードコートが集まっています。ここらしいメニューはこんな感じです。
ついつい食べてしまう、ご当地ソフト¥450。
18. お土産
お土産売り場は正面ゲートそばと西ゲートそばの2ヶ所あります。正面ゲートそばの方が西ゲートそばより10倍広いのでお勧めします。
人気1,2位はこれ!
- ふじのはな物語
うす紅藤(桜あん)、むらさき藤(皮むき小豆あん)、白藤(白あん)、きばな藤(栗あん)の4種類の藤の花に見立てたまんじゅう - 藤まんじゅう
大藤に見立てた北海道産小豆100%の藤色こしあんのまんじゅう¥720
19. 注意点まとめ
・電車で行かれた方は、あしかがフラワーパーク駅からの帰りの電車の時刻表を把握しておきましょう。都会に住んでいると、本数の少なさに驚かされます。予定外の待ち時間が発生する事もあります。駅から外に出る階段降りたところに、時刻表の立て看板があるので、写真を撮っておきましょう。
・あしかがフラワーパーク駅への入口は、正面ゲートと西ゲートの2ヶ所があります。駅からは距離は下記です。
- 正面ゲート 400m
- 西ゲート 200m
広い公園なのでどちらから入園してもあまりかわりません。但し、お土産売り場の広さは正面ゲートの方が、西ゲートのより10倍も広いです。また、植木売場・花売場は正面ゲートそばにしかありません。
帰りにお土産を購入して帰る事を考えると、正面ゲートからの入園をお勧めします。
・園内にはピクニックシートを広げて、お弁当でもという場所はありません。
20. 基本情報
施設名称
住 所
栃木県足利市迫間町607
アクセス
あしかがフラワーパーク駅すぐ、徒歩3分
電 話
0284-91-4939
入園料
時期、開花状況による価格変動制です。当日の早朝にその日の入園料が決定されます。
大人料金
- 冬の閑散期の最低料金 ¥400
- ふじのはな物語期間中 ¥900~¥2,100
- ゴールデンウィーク中 ¥2,000前後
開園時間
季節によって変動します。
- 通常期 10:00~17:00
- ふじのはな物語期間中
- 開演時刻 7:00~9:00の間で変動
- 閉園時刻 18:00~21:00の間で変動
休園日
なし、年中無休
駐車場
大型バス40台、普通車300台と平日は十分の容量があります。
ゴールデンウィーク期間中は上記では足らないので、JR足利駅とJR佐野駅からのパーク&トレインが実施されます。
開 園
1997年、26年目