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しばられ地蔵! お地蔵様が縄でぐるぐるに 東京・金町の天台宗のお寺 出世牛 水琴窟

こんにちは!どこでもGOです!

しばられ地蔵を拝みに行って来ました。東京・金町にある創建600年を誇るお寺、業平山南蔵院です。境内には大岡裁き大岡越前)でおなじみの「しばられ地蔵尊」が安置されています。これは見るからに願いがかないそうですね。

ご紹介します。

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目 次

 

1. 業平山南蔵院とは

天台宗のお寺です。伊勢物語で知られる平安時代前期の歌人在原業平(ありわらのなりひら)が東下りの際に、隅田川で舟遊びをした時、船が転覆して多くの人が亡くなりました。業平はその人々を弔い、像を刻み村人に与え、法華経を写経して塚に納めました(業平塚)。その傍らに南蔵院が創建されました。そこには橋が架けられ、業平橋と名付けられました。

入口にある山門です。

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南蔵院の境内はその隅田川の様子を表したものです。

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白御影の砂利は隅田川、参道は業平橋、右手の石は業平の舟石です。

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山門を入ると、右手に手水舎。普段水が溜まっている事はなく、足元にあるボタンを足で踏むとその時だけ水がでます。今のご時世にあっていますね。

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<境内案内図>

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2. 本 堂

釈迦如来を本尊としている本堂です。プランターに花が植えてある所は、演舞用の場所になっています。年間を通じ、いろいろな演舞、獅子舞い、供養、演芸、太鼓、音楽系の公演が実施されます。

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3. 地蔵堂

大岡政談で知られるしばられ地蔵尊を祀っています。

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4. しばられ地蔵尊

しばられ地蔵尊は、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られています。全身、縄で縛られています。像高1mほどの石の地蔵尊で、1701年の造立です。

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祈願するときは地蔵尊を縄で縛り、成就したときには縄を解くことから、しばられ地蔵言われています。

毎年12月31日(大晦日)の夜、しばられ地蔵尊の縄解き供養が行われます。解かれた縄は祈祷護摩の火でお焚き上げされます。年が改まったところで地蔵尊に新年の一番縄が結ばれます。参詣の人々は、一年に一度縄を解かれた地蔵尊のお姿を拝み、除夜の鐘を撞き、そして新たに地蔵尊に願かけの縄を結び、新年の願いを託すのです。

100円を納めて、願掛け縄を1本手にし、願いを込めながらお地蔵様を縛ります。

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願いが叶ったら、お礼参りに行き縄を解きます。

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実際やってみると、お地蔵様の体は既にたくさんの縄で縛り上げられているので、太くなっています。なので、用意されてある縄では短かすぎて結べない状態になっていました。しかたなく、首近くの太くなっていない場所を選び、結んできました。

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5. なぜ、縛られているの?

簡単に言うと、下記です。

  1. お地蔵様を縄で縛り上げ、奉行所大岡越前の裁きにかけた。
  2. それを多くの人々(野次馬)がのぞき見しているのがばれた。
  3. 不届き者と、それぞれ着物を一反差し出す罰が下った。
  4. その着物の中に盗品が混じっていた。
  5. その盗品から入手経路をたぐり、大盗賊団を捕まえる事ができた。
  6. これもお地蔵様のおかげと、縄をほどき感謝した。

以来、お願いするときは縛り、願い叶えば縄解きするという風習が生まれ、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られるようになりました。

下記オフィシャルHPからの引用です。

江戸時代の享保年間、八代将軍徳川吉宗の治世。日本橋にある呉服問屋の手代が南蔵院の境内でうっかり一眠りしている間に反物を荷車ごと盗まれてしまいました。調べに当たった名奉行、南町奉行大岡越前守忠相は、「寺の門前に立ちながら泥棒の所業を黙って見ているとは、地蔵も同罪なり、直ちに縄打って召し捕って参れ」と命じました。かくして地蔵はぐるぐるに縛られ、車に乗せられ江戸市中を引き廻され南町奉行所へ。物見高い野次馬が、どんなお裁きが始まるかと奉行所になだれ込みました。

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頃を見計らった越前守は門を閉めさせ「天下のお白州に乱入するとは不届至極、その罰として反物一反の科料申附ける」の一声、奉行所にはその日の内に反物の山が出来ました。手代に調べさせるとその中から盗品が出て、それからそれへと調べると当時江戸市中を荒した大盗賊団が一網打尽となったのです。越前守は地蔵尊の霊験に感謝し、立派なお堂を建立し盛大な縄解き供養を行いました。

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6. 開運の鐘

昭和50年(1975年)にこの鐘楼堂が建立されました。この鐘はその時、比叡山延暦寺の開運の鐘の鐘霊をつつしんでいただき、開運の鐘と名付けられました。心を込めて開運の鐘を撞けば、清らかな鐘の音に心が洗われて、幸運が訪れるようになるとの事です。大晦日には除夜の鐘として、荘厳で清らかな音を響かせます。

いつでも一般の方が撞いてもかまいません。

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7. 水琴窟

地蔵堂の裏手には水琴窟(すいきんくつ)があります。地中に大きめの瓶が埋められており、以前は手洗水として使われていました。柄杓で手前の鬼瓦に水をかけると、その雫が地中に流れ込み、反響して、琴のような澄みきった音が聞こえます。しばし、あわただしい日常を忘れる瞬間です。

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8. 結びだるま

晦日と元日には厄除けから縁結びまで、あらゆる願い事を結ぶ開運の縁起「結びだるま市」が開かれます。事前に自宅にある結びだるまを持ち込むと、12月31日23:00から縄解き供養を行っていただけます。これを通じ、1年の大役を果たした達磨に感謝を伝えます。

次年用の名前入り結び達磨(高さ約30cm)¥11,000を希望される方は、12月5日までに申し込みます。受け取り方法は、直接手渡し・郵送の他、1年間地蔵堂で預かってもらう事もできます。

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9. 出世牛

牛にまたがると出世すると言われています。撫牛(なでうし)の信仰はいろいろな所にありますね。自分の身体の病んだ部分や具合の悪い部分をなでたあと、その牛の身体の同じ箇所をなでると、悪いところが牛に移って病気が治るという俗信・風習です。

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10. お札、ご朱印・絵馬など

山門はいり左手には社務所があります。

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ここで、お札、お守り、絵馬、ご朱印、お香等が販売されています。

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しばられ地蔵の絵馬です。リラックマの絵馬がなぜここにあるのか、不明・・・

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ご朱印、書き置きですがいただけます。¥300

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11. まとめ

4月の土曜日のお昼頃に行きましたが、すいていたのでゆっくり回れました。出世牛にもまたがったし、鐘もならせました。もちろん、お地蔵様にも願いを込めて縄できつくしばっておきました。水琴窟の雫の音も清らかに響きました。

しばられ地蔵の裏にある庭園もお見逃しなく!きれいで、よく整備されていました。ゆったりできると思うので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

12. 基本情報

名 称

業平山南蔵院

住 所

東京都葛飾東水元2-28-25

アクセス

JR

JR金町駅北口から1km、徒歩15分

京成電鉄

京成金町駅から1.1km、徒歩16分

京成本線京成高砂駅で、京成金町線(単線)に乗り換えて2駅目

京成高砂駅での乗り換えは、一旦改札を出て、向かえにある京成金町線の改札に入りなおします。

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バス

京成バス停「しばられ地蔵」から200m

電 話

03-3607-1758

090-8890-0758

開門時間

9:00~16:00

晦日 9:00~翌2:00

 

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