こんにちは!どこでもGOです!
今年は辰年!そう、龍の年です!全ての事柄が上昇気流にのって、昇り龍のごとく、うまく行く年です。東京にはたった3ヶ所しかない双龍鳥居、龍の巻き付いた鳥居がある神社をめぐってきました。その1つである宿鳳山高円寺、東京・高円寺にあります。
ご紹介しますね。
目 次
1. 宿鳳山高円寺
しゅくほうざんこうえんじ
関東地方の方には高円寺として親しみのある地名、駅名ですが、この寺がその由来となった曹洞宗のお寺です。本尊は観音菩薩。
将軍徳川家光が鷹狩りの際、雨宿りの為に当寺に立ち寄った所、一般の雨宿り客としてもてなされた事をずいぶんと気に入り、以降、幾度となく立ち寄ったそうです。
しばらく参道を歩くと山門があります。
徳川家光に命により、元々の地名である小沢村から高円寺村に名称変更したのもその頃の話です。
境内には全国的にもめずらしい双龍鳥居がある事でも有名になっています。
訪れたのは1月2日ですが、秋みたいに紅葉がきれいですね。何か変・・・?
2. 本 堂
こちらが本堂です。
本堂は昭和28年(1953年)の再建ですが、鬼瓦や千鳥破風と唐破風を組み合わせた正面の飾りは禅宗寺院には派手すぎるくらい立派ですね。
左の方に小さく見えるのが双龍鳥居です。
3. 双龍鳥居
本堂向かって左に位置している境内内にある稲荷社の鳥居です。
双龍鳥居とは、鳥居の一方に昇り龍、もう一方に降り龍の彫刻が施されてた鳥居の事です。全国的にも非常にめずらしく、都内には下記の3ヶ所のみです。
この双龍鳥居は、西に1kmほど離れた所にある馬橋稲荷神社にある双龍鳥居と同じ田中と言う石工の方が作っています。すばらしいですね。
それぞれの意味は下記です。
- 昇り龍
左の柱。天へと昇る姿を表しており、精神的な昇華や悟り、神聖な力への接近を象徴しています。また、願いが天に届くと言う意味もあります。 - 降り龍
右の柱。天から地へと降りる龍を表しており、神聖な力や恵みが地上に降り注がれる事を象徴しています。神の恩恵が人々に与えられる様子を示しています。
4. まとめ
境内はひっそりとしていますが、格式のあるお寺です。お賽銭箱もなし、ご朱印もありません。見どころは、東京に3ヶ所しかない双龍鳥居です。双龍鳥居では昇り龍に触れながら願い事をすれば叶うと言われているので、しっかり触れながらしましょう!
中央線沿線には、中央三寺と言われる寺があります。
- 国分寺
- 吉祥寺
- 高円寺
この内、本当に現在その地にお寺があるのは現在高円寺だけです。その意味でも貴重ですね。
5. 基本情報
施設名
宿鳳山高円寺
住 所
東京都杉並区高円寺南4-18-11
アクセス
中央線高円寺駅から南西へ徒歩10分
連絡先
03-3311-8588
拝観料
無料
駐車場
あるが、数少ない
所要時間
約30分
関連記事
東京には3ヶ所にしかない双龍鳥居、東京三鳥居とよばれています。下記記事で全鳥居を見て見よう!