どこでもGO

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大内宿 江戸時代の宿場町 会津若松駅から離れているが 40あまりの茅葺き屋根の住居 土産物店がすご過ぎる

こんにちは!どこでもGOです!

今も残る江戸時代の宿場町 大内宿会津若松駅から約30kmと不便なところにあります。なので、ここには40軒あまりの茅葺屋根の宿場がずらりと軒を連ねています。各お店にはユニークな民芸品、手作り品、小物品など、全て欲しくなってしまうほどの品が揃っています。飛騨白川郷みたいな茅葺き屋根、それが一ヶ所にまとまっているので観光に便利です。

ご紹介しますね。

 

目 次

 

1. 大内宿とは

江戸時代にはそこそこ栄えた下野街道(しもつけかいどう)の宿場町です。下野街道とは、江戸時代に整備された会津若松城下から下野今市に至る全長130km余りの街道の事です。

大内宿は少し不便なところにあります。会津若松からは約30kmも離れています。これからわかるように、江戸時代の宿場町整備計画からも、主たる宿場町とみとめられなかったので、整備が遅れました。逆に言うと、今まで開発の波から取り残されてきたので、当時の趣が残ったとも言えます。

こんな感じでまん中の通りをはさんで両側に多くの茅葺き屋根のお店が並んでいます。全て、飲食店か小物店・民芸品店・手作り品店・お土産店です。大体、両側に20件ずつ、合計40軒が並んでいます。

現在は年間80万人を超える観光客が訪れる福島県内の有数の観光地です。住民憲章「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り、大内の景観・伝統的な屋根葺きの技術を未来へ繋いでいく活動を続けています。

 

認定など

昭和56年(1981年)に国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定

 

2. お宿場印

大内宿観光案内所が大内宿の入口にあるので、立ち寄りましょう!

ここでは、会津西街道の御宿場印めぐりを紹介しています。20宿場の全御宿場印がみれます。コンプを狙って毎年来るのもいいですね。

まずは、大内宿の御宿場印をゲット!¥300。御宿場印は書き置きと印刷があります。書き置きは売切れだったので、下記は印刷です。

 

大内宿にはいろいろなお店がいっぱいあります。



3. 大黒屋のねぎそば

一本ねぎそば屋さんは大内宿には10軒ほどとたくさんあります。その中でも一番人気がこの三澤屋です!

案の定、小一時間まちだったので、諦めて、大黒屋にはいりました。

そばは高遠そば!会津地方で昔から伝わるそばです。長野県の高遠町のそばは、会津の高遠そばが逆輸入されたものです。

普通のそば屋並みにメニューはありますが、やはり注文は、ねぎ一本蕎麦!¥1,180

会津地方に昔から伝わる風習で、婚礼等のおめでたい席で、子孫繁栄を願ってねぎ一本で食べたそうです。ねぎ一本で食べるのは、かなり難しく、結構すくっても口にはいる前にずるずると落ちていきます。

大丈夫!ちゃんと箸も用意してあるので、右手で箸でずるずると、左手ではねぎを握ってバリバリと食らいつきましょう!ねぎ好きでないと、生のねぎをバリバリ食べるのは少々きつい・・・

又は、ねぎ蕎麦¥1,200を注文しましょう。こちらは、白ネギを切ってのせてあります。

 

4. 南仙院本家のそば粉の天ぷらまんじゅう

入ってすぐ右側に南仙院本家があります。築400年余り茅葺き屋根です。

会津地方のハレの日の郷土食「天ぷらまんじゅう」は自家製そば粉なので油っぽくなく、おいしくいただけます。¥150/個。餡はこし餡です。

地元金子牧場のジャージー牛の牛乳を使った濃厚なソフトクリームもお勧め!

 

5. こめやのいももち

そば処こめやです。

いももち¥300。じゃがいもと片栗粉を使っているのが特徴。もっちり食感で香ばしさ抜群です。

 

6. 荒木屋のごまみそせん

いろいろな雑貨を販売している荒木屋です。

ふくしま特産品コンクールで優秀賞を受賞した、銘菓ごまみそせんです。お土産にどうぞ!

 

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感想(3件)

7. 本家叶やの吊るし飾り

ちりめん生地を使った、ひとつひとつ手づくりにこだわった吊るし飾りのお土産屋さんの本家叶やです。中でも唐辛子の吊るし飾りはいろいろな大きさ、形があり、福を呼ぶと好評です。

上段・中段は、唐辛子などの吊るし飾り

下段は、干支の飾りお手玉


飾りお手玉です。上段より

  1. 大根、南瓜(かぼちゃ)・赤かぶ、南瓜・柿
  2. きゅうり、かぶ、ナス、ニンジン、大根、俵お手玉、座布団
  3. 桜、りんご、柿、トマト、スイカ獅子頭
  4. 椎茸、南瓜、蛙、金魚

2つ以上買うと、小さな竹のかごが付いてきます。

 

8. 松葉屋の会津塗り

伝統工芸品の会津塗りの松葉屋です。各種漆器、お椀、お箸、重箱、お盆など小物がたくさんあります。

見ているだけでも圧倒されますね。松竹梅と破魔矢を組み合わ模様は会津の典型的な図柄なので参考にして下さい。

 

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9. 美濃屋の土人形

土人形の美濃屋です。お店ですが、全国からの絵葉書をはってあります。七福神、干支、赤ベコ、お地蔵様など素朴なタッチが心を和ませます。

土人形の中でも、会津中湯川人形を中心に販売しています。珍しい黒いポストが目印です。全国から届いたお礼状のはがきが貼ってあります。

 

10. 高倉神社

大内宿の中央道路のまん中あたりにある高倉神社の一の鳥居です。

この鳥居をくぐって、つまり中央道路から左にそれて、5分ほど歩くと、見えてきました。そこだけ、妙にスギの木が生い茂っていて、鎮守の森(トロロの森?みたい)でいい雰囲気!二の鳥居です。

参道をしばらく進むと手水鉢がありました。すごく透き通った湧き水が冷たいです。右にあるのは柄杓が竹にさしてあります。

心身を清めて、うっそうとしたスギの木の中を本堂に向かって進みます。

本殿に到着。平清盛に反旗をひるがえした高倉宮似仁王が祀られています。

まわりはシャキッと真っすぐに伸びたスギに覆われています。樹齢は800年ぐらいあるそうで、高倉の大スギと呼ばれています。

 

11. 大内宿町並み展示館

大内宿の中央道路のまん中、ちょっと見晴台よりにあります。昔から伝わる生活用具や農耕機具などの資料が、実際に使われていた当時の形で展示されています。

入場料¥250。

古くからの住居の様子が保存されています。

 

12. 見晴台

大内宿の中央道路の一番奥にある見晴らし台に行くには、急な石段を昇る必要があります。でも、写真に見えている石段で全てなので、50mぐらいでしょうか。なんとか、なります!左手に多少傾斜のゆるいルートもあります。

上りきりました!すばらしい街並みですね。湯殿山の山頂近くです。茅葺き屋根の家々が美しい!

約400年の歳月を経ても残る伝統的な茅葺き屋根これは村の人々の方が、自ら保存活動を行うことによって維持されています。専門技術を持つ茅手(かやで)と呼ばれる職人を中心に、村の人々が協力し合い屋根の葺き替えに取り組みます。茅葺き屋根の材料はススキです。

完全に江戸時代にタイムスリップしましたね。飛騨白川郷よりも一軒一軒は小さいですが、まとまっているので、迫力ありますね。

 

13. 子安観音堂

石段を上りきった所、見晴らし台のすぐ横にあります。安産や子供の成長をお守りする観音菩薩です。お堂の扉は、年に1回5月のお祭りの時だけ開きます。お堂の中には、童子を抱いている子安観音像と願いがかなってお礼参りに奉納された小さな着物が天井から吊り下がっているそうです。

 

14. まとめ

  • どのお店も特徴ある品揃えが多く、いろいろ買いまくる状態になる事間違いなし!
  • 食事は名物のねぎ一本蕎麦!食べにくいですが、チャレンジ!
  • たくさんの茅葺き屋根の家々、飛騨白川郷を思い起こさせますが、あそこほど広くはなく、一ヶ所にまとまっているので観光に便利です。
  • あらかじめ行きたいお店がある方は、大内宿観光案内所でマップをもらった方がいいです。現地の各家々では紙のマップは置いてないですし、各店舗名がわかる地図の看板もなかったです。

 

いかがでしょうか。これを見て、行きたいと思った方は是非!

これ以外にも、福島・郡山・猪苗代・会津・磐梯エリアには、猪苗代湖五色沼、大内宿、白虎隊、鶴ヶ城会津さざえ堂、磐梯山、あぶくま洞、アクアマリンふくしまスパリゾートハワイアンズ など見どころがたくさんあります。

 

私が一番利用しているクラブツーリズムです。宿の質の高さ、添乗員さんのレベルが高いので気に入っています。

 

15. 基本情報

施設名

大内宿

住 所

福島県南会津郡下郷町大字大内

アクセス

連絡先

大内宿観光協会

0241-68-3611

休業日

無休

営業時間

店舗によって違うが大体、9:30~16:00

料 金

見学無料

駐車場

専用駐車場あり、容量十分

  • 普通車    ¥500/回
  • マイクロバス ¥1,500/回

所要時間

約2時間