こんにちは!どこでもGOです!
奈良の大野寺に行って来ました。ここは小糸しだれ桜と摩崖仏で有名です。満開を少し過ぎた頃で、ちょうど桜吹雪状態でした。
ご紹介しますね。
目 次
1. 大野寺とは
大野寺(おおのでら)は、奈良県宇陀市室生大野にある、宇陀川(うだがわ)沿いの真言宗室生寺派の寺院です。室生寺の西の大門に位置します。役行者(えんのぎょうしゃ)(奈良を中心に活動していた、修験道の開祖とされている人物)が開き、天長元年(824年)、弘法大師によってお堂が建立されたと伝えられています。
対岸の切り立った岩壁には弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)(大野寺)が線刻されており、13.8mと国内で最も高い磨崖仏です。これは鎌倉時代に笠置寺(かさぎでら)の磨崖仏を模して造立されたといわれています。
本堂には地蔵菩薩立像(重要文化財)が安置されています。これは、無実の娘を火あぶりの刑から救ったという伝説にちなみ身代わり地蔵という呼び名で親しまれています。
また、春のしだれ桜は非常にすばらしく有名です。
認定など
2. 大野寺
ここが入口です。特に参道らしいものはなく、すぐ境内になります。
右の横長の建物が納経所、左奥にあるのが本堂です。
本堂ですね。ちょっとさびれています。皆、摩崖仏の方に関心があるようです。
本堂には地蔵菩薩立像(重要文化財、大和地蔵十福の一つ)が安置されています。無実の娘を火あぶりの刑から救ったという伝説にちなみ身代わり地蔵という呼び名で親しまれているそうです。
3. しだれ桜
例年3月下旬~4月上旬には下記が華やかに咲き誇ります。
- 小糸しだれ桜 樹齢300年ぐらいの古木 2本
- 紅しだれ桜 樹齢100年ぐらいの古木30本
特に、小糸しだれ桜は非常にめずらしい品種なので、天然記念物に指定されています。4月上旬に行ったのですが、今年は特に開花が早かったので、既にピークは少し過ぎていました。
4. 弥勒磨崖仏
宇陀川をはさんだ対岸の切り立った岩壁には弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)(大野寺)が線刻されています。これは13.8mと国内で最も高い磨崖仏です。1207年から製作を始め、3年かけて完成しました。
わかりますか?彫りが浅いのか、ちょっと薄くてわかりにくいですが、全身が描かれています。既に800年以上経っている事を考えると、驚きです。
弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)とは、磨崖仏の中でも特に弥勒如来、弥勒菩薩を描いたものをさします。
これは鎌倉時代に笠置寺(かさぎでら、京都府にある真言宗の寺院)の磨崖仏を模して造立されたといわれています。下記は現在の笠置寺の磨崖仏です。光背のみが残っているだけです。
桜を入れてのショット!
遥拝所
摩崖仏を拝める方向で設置してありました。拝みましょう!
5. ご朱印
ご朱印(¥300)いただきました。標準的な感じですね。大石佛と書いてあります。桜の季節は桜バージョンがあると聞いていましたが、用意されていませんでした。
私が一番利用しているクラブツーリズムです。宿の質の高さ、添乗員さんのレベルが高いので気に入っています。
6. 基本情報
施設名称
大野寺
宗 派
住 所
アクセス
電 話
0745-92-2220
拝観料
- 大人 ¥300
- 桜シーズンは ¥400
拝観時間
- 3月~10月 8:00~17:00
- 11月~2月 8:00~16:00
駐車場
あり
桜シーズンは臨時駐車場合わせ60台
所要時間
30分