こんにちは、どこでもGOです!
今回は、東京・千駄ヶ谷にある MUFGスタジアム、いわゆる国立競技場 のスタジアムツアーに行ってきました。
国立競技場といえば、東京2020オリンピック・パラリンピックのメイン会場。テレビで何度も見たあの場所に、実際に自分の足で入れるだけでもワクワクしますが、今回参加したスタジアムツアーは、観客席から眺めるだけではありません。展望デッキ、VIPルーム、VIPラウンジ、選手入退場口、選手ロッカールーム、そしてトラック&フィールドまで、通常は入ることのできないエリアを見学しました。
ご紹介しますね。

目 次
- 1. 概 要
- 2. 集合、入場
- 3. 展望デッキ
- 4. VIPルーム(貴賓室)
- 5. VIPラウンジ
- 6. サインウォール
- 7. 選手入退場口
- 8. 選手ロッカールーム
- 9. トラック&フィールド
- 10. まとめ
- 11. 基本情報
1. 概 要
まずは、国立競技場の概要からです。
現在の国立競技場は、旧国立競技場を改修したものではなく、旧国立競技場を解体し、新しい競技場として建て替えられた施設です。
流れとしては、
旧国立競技場
→ 解体
→ 新国立競技場として新築
→ 2019年11月30日完成
そして、オリンピック2020を迎えたという流れです。
デザインの主担当はあの有名な隈 研吾さんです。

MUFGスタジアムは、以前のコンクリート主体のとは違い、木材を多く使った外観が特徴です。スタジアムの外観を3層でデザインし、軒下を木のルーバーで覆うことで、日本建築が大切にしてきた「軒下の美」を現代的に表現したと説明されています。

そして、2026年1月からは、国立競技場の呼称が 2030年12月31日までの5年間はMUFGスタジアム」 になりました。
名前は変わりましたが、場所はもちろんこれまでの国立競技場。千駄ヶ谷駅や信濃町駅、都営大江戸線の国立競技場駅から近く、アクセスも抜群です。

スタジアムの外周には植栽、石を敷き詰めた小川ような空間で日本らしさを演出してありました。
2. 集合、入場
集合場所は、千駄ヶ谷門側 Aゲート です。

国立競技場はとても大きいので、初めて行くと「どこから入ればいいの?」と少し迷うかもしれません。特に、通常のイベント時とは違い、スタジアムツアーでは集合場所が決められているので、事前に場所を確認しておくのがおすすめです。
3. 展望デッキ
まずは、4階までエスカレーターで移動し、全体を眺められる展望デッキ です。ここから眺めるスタジアムは、まさに圧巻です。

フィールド、トラック、観客席、屋根の構造が一望でき、テレビで見るスタジアムとはまったく違う立体感があります。上から見ると、スタジアム全体がすり鉢状に広がっていて、中央のフィールドに視線が自然と集まる構造になっていることがよくわかります。


感動的なのは、屋根を支えるように張り巡らされた木材の美しい構造です。
国立競技場は、木を活かしたデザインが大きな特徴ですが、近くで見るとその迫力は想像以上です。屋根の裏側には、鉄骨と組み合わされた木材が何本も規則正しく配置されています。
この木材は全国47都道府県から調達されており、それぞれの県の木材が、その県の方角を向く場所に設置されているそうです。単に木を使っているだけではなく、日本全国がこのスタジアムを支えているような意味合いがあります。

また、観客席の色にも工夫があります。

座席は一色ではなく、緑、白、茶色、えんじ色などが混ざったような配色になっています。特に1層目の低い位置では、深いえんじ色が多く使われており、フィールドやトラックに近いエリアらしい力強さがあります。一方で、上の階層へ行くにつれて白っぽい色が増えていき、全体として軽やかで明るい印象になります。

この配色によって、観客が入っていない時でも空席が目立ちにくく、自然なにぎわいがあるように見えるのも面白いポイントです。
4. VIPルーム(貴賓室)
スポーツ施設というと、どうしてもコンクリートや鉄骨の力強いイメージがありますが、この貴賓室はまったく別世界です。

木のテーブルやソファ、照明のあたたかさが合わさって、ホテルのラウンジのような上質な空間になっていました。

目を引くのが、やわらかく光る大きな壁面です。
これは和紙を使ってデザインされた壁で、全体にやさしい光が広がり、スタジアムの中とは思えないほど落ち着いた雰囲気をつくり出しています。

和紙の壁は近くで見ると、細かな質感がとても美しく、光を受けて表情が変わります。裏側から照明が当てられているため、昼間でも十分きれいですが、夜になるとさらに幻想的な雰囲気になるのではないでしょうか。
屏風「聖地」
貴賓室につながるエレベーターを降りた場所には、書道家・青柳美扇(あおやぎ びせん)さんによる「聖地」と書かれた大きな屏風作品が展示されています。力強くも凛とした作品でした。

VIPルームテラス席の観客席
VIPルームのテラス席にある観客席は、VIP観客席よりもさらに豪華な造りでした。
まず、椅子の幅がかなり広く、ゆったりしています。座席そのものにも厚みがあり、一般席のプラスチック製のシートとはまったく違う座り心地です。

そして特徴的なのが、両側に付いた幅広の肘置きです。
肘置きにはカップホルダーが付いており、飲み物を置きながら落ち着いて観戦できるようになっています。左右に十分なスペースがあるので、隣の人との距離にも余裕があり、非常に快適そうでした。
5. VIPラウンジ
貴賓室の外には、スタジアムの外を眺められる形でVIPラウンジが広がっています。
大きな窓に沿ってテーブルや椅子が並び、外の緑や周辺施設を見ながらゆったり過ごせる空間です。

ラウンジはかなり広く、イベント時には関係者やVIPゲストが、試合前後にくつろいだり、歓談したりする場所なのだと思います。
特に印象的だったのは、ラウンジ全体がスタジアムの曲線に沿って長く続いていることです。国立競技場の丸い形に合わせるように、壁や天井、窓のラインがゆるやかにカーブしており、歩いているだけでも建物の大きさを感じます。
窓の上部には障子があり、ここでも和のデザインが印象的でした。

6. サインウォール
地下の駐車場の片隅には、選手たちのサインがびっしりと書かれた壁がありました。
写真の左半分には日本人選手、右半分には外国人選手のサインが多く見られました。

このサインウォールには、国立競技場で熱い戦いを繰り広げたアスリートたちの直筆サインが残されています。2020オリンピック大会に出場した世界中のアスリート約300名が書き残していったサインの壁」です。

よく見ると、東京2020オリンピック男子4×100mリレー日本代表、いわゆる「リレー侍」、当時「日本史上最速メンバー」とも呼ばれた4人のサインを発見しました。メンバーは下記です。
- 1走 多田修平選手
- 2走 山縣亮太選手
- 3走 桐生祥秀選手
- 4走 小池祐貴選手
7. 選手入退場口
ここは、選手たちがロッカールームからフィールドへ向かう時に通る場所です。

奥の明るい出口の先には、トラックとフィールドが見えます。ここを通って選手たちが大観衆の前へ出ていったのかと思うと、ただの通路なのに、一気に緊張感が増します。
広い空間の天井には、行灯(あんどん)をイメージしたような照明が吊るされており、無機質なバックヤードでありながら、どこか柔らかい雰囲気もありました。
また、壁には先ほど貴賓室エリアでも紹介した、書道家・青柳美扇さんによる大きな文字も描かれています。

「National Stadium」と力強く書かれた文字は、まさにこの場所の象徴ですね。
聖火リレートーチ
選手入退場口の周辺には、東京2020大会に関連した展示もあります。
特に目を引くのが、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレートーチです。
展示では、左側がオリンピックのトーチ、右側がパラリンピックのトーチでした。

東京2020の聖火リレートーチは、桜をモチーフにしたデザインです。上から見ると桜の花びらのような形になっており、金属でできているのに、どこか華やかで日本らしい印象があります。色は、オリンピックトーチが「桜ゴールド」、パラリンピックトーチが「桜ピンク」です。
表彰台
さらに、表彰台のフォトスポットもありました。
写真の白い表彰台は、1964年の東京オリンピックの時のです。国立競技場のフィールドを背景にしたフォトスポットになっており、まるで自分がメダリストになったような気分で記念撮影ができます。

もう一つの青い表彰台は、東京2020大会のです。より、スペースが広くなり、強化プラスチック製です。

ツアーでは、ただ施設を見学するだけでなく、こうした展示を通して東京2020大会の記憶をたどれるのが魅力です。
8. 選手ロッカールーム
ロッカールームに入ると、まずその広さに驚きます。

選手が試合前に着替え、気持ちを整え、チームとして集中力を高めていく場所です。華やかなフィールドとは違い、ここはまさに本番直前の準備空間。

壁に沿って一人ひとりのスペースが区切られており、それぞれにハンガーや荷物を置ける棚が用意されています。ただし、学校やジムにあるような金属製の扉付きロッカーが並んでいるわけではありません。
よくテレビなどで見るアメリカのスポーツチームのロッカールームに近い雰囲気で、選手ごとに専用スペースがあり、中央には大きなベンチやテーブルもあります。

また、ロッカールーム近くの壁には、来場した選手や出演者のサインも残されていました。これは、2026年4月11日・12日にMUFGスタジアムで開催された、櫻坂46「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」 の時のものです。国立競技場はスポーツの聖地であるだけでなく、ライブや大規模イベントの会場としても使われていることがわかります。
9. トラック&フィールド
選手入退場口を抜けると、目の前に赤いトラックと広いフィールドが一気に広がります。さきほどまで見学していたロッカールームや地下エリアから、明るいスタジアムの中へ突入です。

ここは、東京2020オリンピック・パラリンピックで、世界中の選手たちが実際に競技を行った場所です。テレビでは何度も見ていた国立競技場ですが、自分の足でトラックの近くに立つと、そのスケール感はまったく違って感じられます。

観客席を見上げると、3層に重なるスタンドがぐるりと取り囲み、その上には木材をふんだんに使った大きな屋根が広がっています。
展望デッキから見下ろした時とは逆に、フィールド側から見上げると、国立競技場全体に包み込まれているような迫力があります。

トラックは鮮やかな赤色で、白いレーンのラインがまっすぐに伸びています。

特に印象的だったのは、トラックの上から見た観客席の広がりです。
座席には、緑、白、茶色、えんじ色などが混ざるように配置されていて、観客がいない状態でも自然な表情があります。下から見上げると、その配色がスタジアム全体に奥行きを与えているように見えました。

屋根を見上げると、木材と鉄骨が組み合わされた大きな構造の中に、小さな四角い設備がたくさん並んでいます。これは主に、フィールドやトラックを照らすための照明設備です。左端真ん中あたりにはスピーカーも見えますね。
10. まとめ
MUFGスタジアムツアーは、国立競技場をただ外から眺めるだけではわからない、スタジアムの裏側と魅力をじっくり体感できるツアーでした。
展望デッキから見た木材の屋根構造や、階層ごとに色合いが変わる観客席。和紙の壁や障子風のデザインが印象的なVIPルーム、広々としたVIPラウンジ、ゆったり座れる特別な観客席など、随所に「日本らしさ」と上質感が感じられました。
また、選手入退場口やロッカールーム、サインウォール、東京2020の聖火リレートーチや表彰台など、オリンピック・パラリンピックの記憶に触れられる展示も見応えがありました。
そして最後に立ったトラック&フィールドは、やはり特別でした。
テレビで見ていた場所に自分が立っていると思うと、国立競技場の大きさと歴史を改めて実感します。
スポーツ好きはもちろん、建築に興味がある方、東京2020の舞台を体感したい方にもおすすめできるツアーでした。
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11. 基本情報
施設名称
MUFGスタジアムツアー
場 所
MUFGスタジアム(国立競技場)
住 所
東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
電話番号
コールセンター 03-6628-0377 平日10:00~18:00
アクセス
- JR千駄ヶ谷駅又は信濃町駅より徒歩5分
- 都営大江戸線国立競技場駅より徒歩1分
- 東京メトロ銀座線外苑前駅より徒歩9分
ツアー開催時刻
9:00~17:00
所要時間
1時間30分
開催日
- 月に約4日~12日間と月によって違うので、HP参照
- 土日祝は混むので予約必須
料 金
- 平日 大人 ¥3200
高校生以下 ¥1600 - 土日祝 大人 ¥3500
高校生以下 ¥1750