どこでもGO

こんな所に行ってみました、あんな所に行ってみました的な情報発信をしていきますね。基本、実際に行った所のみブログします。現場でないとわからないような情報発信を心掛けます。

大阪・関西万博! 中国館 中国四千年の歴史から、宇宙、深海、未来都市まで! 中国の底力に圧倒される体験

こんにちは!どこでもGOです!

大阪・関西万博、もう行かれましたか?

2025年4月13日から184日間にわたり、夢洲(ゆめしま)で壮大な未来体験が展開中です!

テーマは 「いのち輝く未来社会のデザイン」。

 

今回は中国館をご紹介します!

まず、最初に言いたいのは――とにかくスケールが大きい!

建物からしてもう、「中国の土俵はデカいんだなぁ」と感じさせられました。政治的には今一つのところですが、器が違います!

これから行く予定の方には、きっと役立つ情報ですよ♪

 

目 次

 

1. 竹簡を模したファサードが圧巻

外観は、中国の古代書物「竹簡(ちっかん)」をモチーフにしたデザイン。

巨大な柱状の板に漢字がずらりと書かれていて、これだけで圧倒されます。
入口から「文化の深さ」がグッと伝わってくる構えです。

 

2. 文化財と自然の融合

館内に入ると、落ち着いた木目調の空間に、美しい映像と展示が広がっていました。

館内には、青銅器や自然保護に関する展示もありました。

三江源(サンジャンユエン)国立公園の紹介や、文化的遺産をデジタル映像で見せるコーナーなど、自然・歴史・技術を一つに融合した構成が魅力的でした。

漢字の起源を感じさせる木彫りの展示もありました。

 

3. 通路壁面に施された木彫レリーフ

次の展示ゾーンへと向かう通路ですが、実はとても意味深くデザインされていました。

 

高僧の木彫と自然モチーフ

写真中央にある人物は、中国の著名な高僧「鑑真(がんじん)」です。

鑑真は唐の時代に日本へ渡り、戒律(仏教の教え)を伝えた人物として、日本でも非常に有名です。その周囲に描かれているのは、仏教的な自然の象徴である木や流れる風を表すデザインで、精神的伝統と自然調和を表現していると考えられます。



古刹 大慈恩寺(だいじおんじ)

門構えを中心に寺院建築が彫刻されています。

中央には「大慈恩寺(だいじおんじ)」の文字が刻まれています。

大慈恩寺」は中国・西安にある有名な仏教寺院で、特に三蔵法師玄奘がインドから経典を持ち帰り、ここで翻訳作業を行った歴史的な場所です。



4. 中国の一日

メインの横長大スクリーンによる映像展示、時間ごとに移り変わる中国の一日の風景を映像で見せるコーナーです。

朝の農村、昼の都市風景、そして夜のきらびやかな大都市の映像へと、まるで中国を一日かけて旅したような気持ちになります。

夜景の映像が圧巻! 広州や深センを思わせる光の海が印象的でした。

音も映像も美しく、静かな感動が広がる名シーンばかりでした。


www.youtube.com

 

5. 宇宙への挑戦!「嫦娥6号」と月の砂の展示

宇宙ゾーン!ここでは、中国の月探査プロジェクト「嫦娥(じょうが)6号」による、月面サンプル回収の成果が展示されています。

展示空間には、巨大な満月を模したオブジェが幻想的に配置され、天井には中国神話の「嫦娥奔月(じょうが ほんげつ)」の美しいイラスト。神話と現実の探査機の映像が交差するように演出されていて、「夢」と「科学」の融合が感じられる素晴らしい空間です。

そして、何といっても目玉は実物の月の砂(月面採取試料)!

透明なガラスケースの中に収められた、ほんの数グラムの黒い砂。

これは2024年6月25日に嫦娥6号が月面から持ち帰った、中国初の月サンプルリターンです。世界でも限られた国しか実現していない月面採取の成果が、目の前で見られるなんて、本当に貴重な体験!

 

6. 海の底へ挑む!世界初公開の「蛟竜号」映像体験

そしてもう一つのハイライトが、深海探査ゾーンです。
ここでは、中国が誇る有人潜水艇「蛟竜号(ジャオロンゴウ)」の実物大レプリカと、実際の探査映像が展示されていました。

この「蛟竜号」は、深さ7,000メートル級の潜水能力を持つ世界屈指の探査艇。
展示では、6,000mの深海で撮影された実写映像がなんと世界初公開として紹介されています。

また、展示の前には操縦席を模したコントロールパネルが設置されていて、来場者が操縦士気分で操作できるような体験演出も!

 

7. そしてお楽しみのお土産コーナー!

最後のお土産コーナーも見逃せません!
パンダのぬいぐるみや雑貨、漢字デザインの文具やお茶グッズなど、見ているだけで楽しい品々がずらり。思わず何か買いたくなってしまいます(笑)

 

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必要なのがガイドブック。公式ガイドブック(¥3,080)はA4で厚く重いので、ちょっと購入考えちゃいますね。ぴあが発行している「大阪・関西万博ぴあ」(ぴあMOOK) がお勧めです。必要な内容がぎっしり詰まっていますし、マップを切り離しできます。

 

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ツアーで関西万博へ行ってみませんか!

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下記のサイトに行くと、関西万博の専用特集コーナーがあるので便利です。

 

8. 基本情報

事前入館予約

不可

見学所要時間

約30分

パビリオンテーマ

人と自然の生命共同体を共に構築――グリーン発展の未来社

自分の評価

評価基準

5: 最高、絶対見るべき

4: かなりいい、見ごたえある、満足

3: まあまあかな、ありきたりだけど、うまくまとめているね

2: 良くない、つまらない

1: 最低、行かない方がいい