こんにちは!どこでもGOです!
大阪・関西万博、もう行きましたか? 2025年4月13日から既に184日間の壮大な旅が夢洲で始まっています!テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」!
大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater – いのちのあかし –」を訪問しました。このブログでは、現地で撮影した写真と共に、パビリオンの特徴や体験内容を詳しくご紹介します。
これから行かれる方にはお役に立ちますよ!
目 次
1. 廃校を再生した建築の魅力
このパビリオンは下記の2つの廃校舎を移築・再構築して作られています。
そして下記のように活用されました。
- エントランス棟と森の集会所 折立中学校の南棟と北棟
- 対話シアター棟 細見小学校中出分校
建物には、かつての生徒たちの落書きや傷跡がそのまま残されており、過去の記憶を感じさせる空間となっています。
2. シンボルツリーと自然との調和
パビリオンの中央には、かつて校舎脇にあった推定樹齢100年のイチョウの木が移植され、シンボルツリーとして配置されています。周囲には奈良や京都の里山の植生を再現した庭園が広がり、訪れる人々に安らぎと対話への準備を促しています。
海の中の埋立地ですが塩水に木は大丈夫かな~
3. 樹齢400年の杉板スピーカー
3階の展示スペースには、樹齢400年の杉の木を使用した8枚のスピーカーが設置されています。これらのスピーカーは、奈良県内で録音された自然の音や音楽を再生し、訪れる人々に音と振動を通じて自然との一体感を提供します。どれも耳を杉板に近づけないと聞こえないほど小さかったです。
4. 公開カウンセリング体験
ダイアログ(対話)シアターでは、来場者の中からランダムに選ばれた1名が、約300人の観客の前でカウンセリングを受ける公開セッションが行われます。
選出方法は、入館時に配布される今回の「お題シート」の裏に貼られたシールの有無で決まります。実際には3名の候補者が選出され、内1名がセッションを受けます。(受けたくない方が多いと思われるので、その保険でしょう。)
カウンセラーは経験豊富な年配の女性で、対話を通じて参加者の悩みを引き出し、解決の糸口を探ります。参加者は初対面のカウンセラーと10分間のセッション内で、しかも、多くの観客の前で個人的な悩みを共有することには抵抗を感じる方も多く、設定には無理があると感じざるおえません。カウンセラーの用いている対話手法は一般的なもので、9割の内容を肯定する、1割に対して反論ではなく代替法はなかったかを尋ねる、質問を繰り返すなどです。
シアター内での写真撮影は禁止でしたので、報道向けの発表資料からお借りしました。
5. 体験を通じて感じたこと
パビリオンの建築や展示は非常に魅力的で、過去と現在、自然と人間の関係を深く考えさせられるものでした。しかし、公開カウンセリングの形式には疑問が残ります。観客の前で個人的な悩みを共有することに抵抗を感じる方は多く、また、選ばれる過程や対話の内容があらかじめ決められているのではないかという疑念も生じました。会話としては成立していませんでした。万博に最先端技術や未来社会のビジョンを期待して訪れた私にとって、この体験は少し方向性が異なるものでした。
6. まとめ
「Dialogue Theater – いのちのあかし –」は、廃校を再生した建築や自然との調和、対話を通じた人間関係の再構築をテーマにしたパビリオンです。建築や展示は非常に魅力的で、訪れる価値があります。ただし、公開カウンセリングの形式には賛否が分かれるかもしれません。訪問を検討されている方は、自身の興味や関心に合わせて計画を立てることをおすすめします。
私の場合は午後2時において「当日予約」をチェックしていたところ、なぜか午後3時にテーマ館であるシグネチャーパビリオンで予約が取れそうだったので、内容を調べもせずに予約・来館した経緯があります。なぜ予約が空いていたのか後でわかった気がします。
必要なのがガイドブック。公式ガイドブック(¥3,080)はA4で厚く重いので、ちょっと購入考えちゃいますね。ぴあが発行している「大阪・関西万博ぴあ」(ぴあMOOK) がお勧めです。必要な内容がぎっしり詰まっていますし、マップを切り離しできます。
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7. 基本情報
入館予約
必要
ですが、収容人数も多く、人気のない館なので予約なしでも可能かもしれません
見学所要時間
約40分
建物の説明 20分、杉板スピーカー見学 10分、対話 10分間
展示テーマ
対話を通じて“いのち”の意味を見つめ直す
自分の評価
1
評価基準
5: 最高、絶対見るべき
4: かなりいい、見ごたえある、満足
3: まあまあかな、ありきたりだけど、うまくまとめているね
2: 良くない、つまらない
1: 最低、行かない方がいい