どこでもGO

こんな所に行ってみました、あんな所に行ってみました的な情報発信をしていきますね。基本、実際に行った所のみブログします。現場でないとわからないような情報発信を心掛けます。

揖保乃糸資料館 そうめんの里 手延べそうめんシェアNo.1 工場見学 いろいろなそうめん料理

こんにちは!どこでもGOです!

姫路に近い、たつの市にある揖保乃糸資料館そうめんの里に行って来ました。そうめんと言えば手延べそうめんシェア40%とNo.1の揖保乃糸ですよね。日常使いというよりも、ちょっと高級なのでお中元・お歳暮の定番としてよく利用されます。

本場のここに行けば、そうめんの事がまるわかり!そうめんレストランではいろいろなそうめん料理が食べられます。本場でお土産も買いました。(どこで買っても同じですが・・・)

ご紹介します。

目 次

 

1, 揖保乃糸とは

兵庫県手延素麺協同組合がもっている高級手延べそうめんの商標です。兵庫県たつの市・揖保郡などを中心とした狭い地域で生産されています。現在ではそうめんシェアのトップになっています。情報発信の整備を目的として、平成9年(1997年)に揖保の糸資料館そうめんの里が開設されました。

明治時代から続く、門干し(かどぼし)です。経験をもとに風を読み、雲を見ながら、「はた」と呼ばれる道具でそうめんを2mまで徐々に伸ばしながら均一に乾燥させていきます。

そうめんの品質によって6段階に分けています。そうめんに巻き付ける、帯の色ですぐにわかるようにしています。

最高級の三神(さんしん)を作れる職人さんは数名しかおられないそうです。

 

2. 館内見学

到着しました。入口でスタッフの方に直接入館料を支払い入ります。

このように、模型、映像などでわかりやすく展示されています。

 

3. そうめんの歴史

そうめんの歴史は室町時代までさかのぼりますが、作る農家が多くなってきたのは、江戸時代にはいってからです。明治になり機械化・近代化がすすみ、より効率的に作る事ができるようになりました。

明治の頃の手延べそうめんづくりの手順です。

 

4. 認定など

歴史もあるので、下記など数え切れないほどたくさん受けられています。

モンドセレクションWorld Selection 2007 46th Grand Gold Medal

  特級品 2007年46th~2009年48th、3年連続

・International Taste Institute(iTi)優秀味覚賞 3ツ星受賞

  特級品 2012年~2020年、9年連続

  上級品 2012年~2018年、2020年、7年連続

 

5. 海外戦略

そうめんは既に明治時代から積極的に海外進出しており、アメリカ・イギリスの博覧会へ出品し、金賞などを受賞して、高い評価を受けています。

写真のように昔より様々な活動を積極的に展開しています。

 

6. 国内戦略

このように様々な活動を積極的に展開しています。

 

7. そうめんシアター

手延そうめん「揖保乃糸」ができるまでなどを映像資料によって紹介しています。

モニターで見たいコンテンツにタッチします。1本2分~8分です。

 

8. 工場見学

本来はガラス越しにそうめん作りが見れるはずでしたが、時間帯が悪かったせいか見れませんでした。最終工程の出荷箱の仕分けを実施していました。

中心にあるロボットは、パレタイザーと言い、ダンボール箱に貼られたバーコードのロット番号を読み取り、適切なパレットに仕分けしています。

 

9. レストラン庵(いおり)

本場でつくる手延べそうめん揖保乃糸で、いろいろな料理を紹介しています。本場で食べるとそれだけでおいしい、気がする。

 

10. 手延べそうめん

明治31年(1898年)に、麺生地を薄く平らにしてから、機械で細く切り出した麺を作る方法が発明されました。それを機械式そうめんと言っています。機械式は安価に大量に製造できますが、手延べそうめんの方が、ゆがいてものびにくく、なめらかで、コシのある独特の食感があります。

手延べそうめんは常に同じ方向に延ばす作り方なので、麺を拡大してみると組織が一定方向に並んでいます。コシのある証拠です。細くするのに、力まかせに引っ張っても細くなりません。延ばしては寝かせ、寝かせては延ばし、およそ1日半の時間がかかります。揖保の糸は全て手延べそうめんです。

 

11. お土産

揖保乃糸」のそうめん・ひやむぎ・うどんの他、醤油・塩・酒などの地元特産コーナーも充実!

お土産の人気ランキングは下記

  1. ひねDS上級5束      ¥460
  2. ひねDS上級8束      ¥690
  3. 聖うどん・太づくり詰合せ ¥860

ひねDS上級8束を購入しました。

「ひね」とは

揖保の糸は通年作っているわけではなく、例年10月~4月に作っています。その年に出荷されるのを、「新(しん)」と呼んでいます。専用倉庫でさらに1年間熟成させたものを「ひね」と呼んでいます。そうした方が、さらにコシが強く舌ざわりもよくなります。

 

 

12. 基本情報

施設名称

揖保乃糸 資料館 そうめんの里

住 所

兵庫県たつの市神岡町奥村56番地

アクセス

電 話

0791-65-9000

入館料

  • 大人  ¥300
  • 中高生 ¥200
  • 小人  ¥100

営業時間

9:00~17:00 資料館最終入場16:30

休館日

毎週月曜日(祝日時は翌日)、年末年始

駐車場

無料、あり、普通車70台

所要時間

約1時間