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水木しげるの妖怪百鬼夜行展! ~お化けたちはこうして生まれた~ ARカメラで妖怪探し 混雑なし

こんにちは!どこでもGOです!

六本木ヒルズの森タワーで開催されている水木しげるの妖怪百鬼夜行に行って来ました。水木しげるの生誕100周年を記念して開催されたものです。まずはARカメラで妖怪を探すことろから開始!今回初公開の貴重な書物から、100余りの妖怪の原画と、妖怪がいっぱい!

ご紹介します。

 

目 次

 

1. 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展とは 

水木しげる20223月に生誕100周年を迎えた記念として行われる妖怪世界を楽しめる展覧会です。水木しげるが描いた日本の妖怪たちが、どのようにして生まれてきたかがわかります。水木しげる妖怪画が100点以上公開されています。 

下記の資料が初公開です。

妖怪と言う文化を根付かせた水木しげるが、どのように妖怪と向き合い、描いてきたかの展覧会なので、お化け屋敷とは全く違います。

 ただのお化けではなく、我々をこれ程までに引きつけるには、妖怪そのものはもちろんですが、背景・環境・雰囲気が非常に重要なので細かく描いています。むしろ、その中に妖怪を当てはめていく感じがします。

 

2. 水木しげるプロフィール 

略歴を記載します。 

1922 38日生まれ、鳥取県境港市で育っています。本名は武良茂

1927 近所の「のんのんばあ」にお化け・怪奇現象の話を聞き、関心を示す

1943 召集令状を受け、入隊。戦争で左腕を失う

1950 紙芝居作家になる

1958 単身上京。漫画家を開始

1961 結婚

1966 「悪魔くん」「ゲゲゲの鬼太郎」を少年マガジンで連載開始

1991 紫綬勲章 受賞

2010 文化功労者 になる

2015 1130日 多臓器不全で死去

引用:オフィシャルHP

亡くなってからもう6年半経つのですね。

代表作例

3. チケット売り場 

前回森タワーに行ったのは2022年5月でしたが、その間に改修されていました。今まではチケット購入は5名のスタッフが対面で行われていましたが、数名の総合窓口・チケット対面販売を除いて、6台の自動チケット販売機に変わっていました。接触、非対面で、時代の流れですね。

人件費も大幅に削減できたのではないかと思います。現時点での最新式ですね。現金も可能なタッチパネルで、非常にコンパクトに出来ています。

決済方法はほぼ全てOKです。

 

4. 準備 ARアプリのダウンロード 

体験型の楽しみとして妖怪カメラARで、会場内に隠れている妖怪5体を見つけ、写真におさめる事です。それには、予め下記のアプリをダウンロードする必要があります。

  XR観光体験アプリ ストリートミュージアム

 事前にダウンロードできなくても、会場でFree WiFiが用意されているので、その場でも可能です。スタッフの方が優しく教えてくれますよ。

 

5. 会場案内図 

会場案内図です。

東京シティビューで開催されているので、外にはすばらしい景色が広がっています。左の方には東京タワーが見えますね。

 

6. 百鬼夜行 

下記の構成で展示がされています。

  1. 序章   天空の水木しげるロード
  2. 1章 水木しげるの妖怪人生
  3. 2章 古書店妖怪探訪
  4. 3章 水木しげるの妖怪工房
  5. 4章 水木しげる百鬼夜行
  6. エピローグ 妖怪は永遠に 

残念ながら、第1章から4章までは撮影禁止でした。 

 

7. 序章 天空の水木しげるロード 

部屋中央付近にたくさんのブロンズ像の妖怪たちがお出迎えです。

ここにある妖怪たちは、水木しげるの出身地である鳥取県境港市にある、水木しげるロードに並ぶブロンズ像の妖怪たちです。

大きなモニターには、NHK Eテレ「てれび絵本」で紹介された「水木しげるの妖怪えほん」の映像が写されていました。

ここでのメインはARカメラで妖怪5体を発見し、記念写真を撮る事です。会場でダウンロードしたアプリを起動!

がしゃどくろ

あまびえ、雲外鏡

ぬらりひょん 妖怪の総大将ともされるが俗説とも

一反木綿

 

8. 第1章 水木しげるの妖怪人生 

年表に沿って水木しげるの人生が描かれています。境港時代、近所のおばさんにいろいろ不思議な話を聞いていたとか、その後戦争に参加し生死をさまよった従軍時代、貧困の漫画家時代、一躍大人気の漫画家となった時代など、感心させられる事ばかりです。

ぬりかべがいました。もし、ぬりかべに遭遇したら、棒・小枝などでぬりかべの足元あたりをなぞると消えるそうです。棒などでたたきに行っても効果ありません。

 

9. 第2章 古書店妖怪探訪 

水木しげる古書店めぐりが大好きで、妖怪に関する本があると買い集めていました。それを執筆に活かしていたわけです。ここでは、集めた書物の一部が展示されています。名前は聞いた事があるけど、実際に見るのは初めての物がいっぱいです。

例えば、下記などありました。

 

10. 第3章 水木しげるの妖怪工房 

水木しげるは晩年までに約1,000体の妖怪を描いたそうです。ここでは、40体余りの妖怪がパネル・絵によって紹介されています。

例えば

  • あかなめ
  • 網切(あみきり)
  • 日々連(もくもくれん)
  • 震々(ぶるぶる)
  • 輪入道(わにゅうどう)
  • 雲外鏡(うんがいきょう)
  • 幽霊赤児(ゆうれいあかご)
  • いそがし
  • 疫病神
  • 提灯お岩
  • お歯黒べったり
  • 小豆洗い
  • 豆狸
  • 二口女
  • 大かむろ
  • がしゃどくろ
  • 砂かけ婆
  • 児啼爺(こなきじじい)

など

 NHK Eテレ「てれび絵本」から特別編集版の「水木しげるの妖怪えほん」の映像が約3分間見る事ができます。この中では妖怪3体が紹介されています。

 

11. 第4章 水木しげる百鬼夜行 

山、水、里、家、それぞれに棲む妖怪たちの原画が約20体ずつ、全部で80体ほど紹介されています。カテゴリー分けされているので、わかりやすいです。どれも詳細に描かれていますが、特に背景に対して非常に細かく、繊細に描かれています。

 

12. エピローグ 妖怪は永遠に 

人生観に関する映像が流されていました。 

 

13. コラボカフェ 

堪能した後は、コラボカフェ 妖怪の森cafe 03-3470-5235)で盛り上がりましょう!普段はThe SUN & The MOONとして営業しています。特等席は東京タワーが見える窓際の席です。営業時間 11:0022:00。

いろいろな妖怪がお出迎えしてくれます。

 

14. まとめ

いかがでしたでしょうか。これからさらに暑くなる夏、一時の涼を求め、妖怪の世界にひたるのも良いのではないでしょうか。

尚、終了後下記で開催予定ですので、関西方面の方は是非足を運んでください。

佐川美術館

滋賀県守山市水保町北川2891

2022/09/16(金)~11/27(日)

 

水木しげる関連の本・商品はたくさんあります。

ご紹介した、「日本妖怪大全」もあります。見るだけどうぞ。

Amazonで水木しげる関連商品はこちら

 

15. 基本情報

展覧会名

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~

会 期

2022/07/08(金)~09/04(日)

場 所

東京シティビュー六本木ヒルズ森タワー52F

定休日

期間中なし

開館時間

10:0022:00

入館料

大人      ¥2,200

/高生   ¥1,600

4歳~中学生 ¥1,000

事前に東京シティビューオンラインチケットを購入すると、¥300引き

屋内展望台入館料を含んでいます

予 約

不要

一応、30分毎の予約枠になっています。

当日行かれた方は、一番近い開いている時間枠が表示されます。

平日に行きましたが、すいていました。経験上、土日祝でもそれほど混まないと思います。

電話番号

03-6406-6652 東京シティビュー

所要時間

約1時間