どこでもGO

こんな所に行ってみました、あんな所に行ってみました的な情報発信をしていきますね。基本、実際に行った所のみブログします。現場でないとわからないような情報発信を心掛けます。

佐倉城址公園 建物は残っていないが見どころは? 御城印 日本100名城 スタンプラリー

こんにちは!どこでもGOです!

佐倉城址公園佐倉城跡を整備して作られた歴史公園です。京成佐倉駅・JR佐倉駅の近くにある武家屋敷通りに隣接した美しい竹林に囲まれている坂、ひよどり坂に行った時合わせて行って来ました。佐倉市は江戸時代に築かれた佐倉城を中心として作られた町です。佐倉城は明治時代に廃城となり取り払われ、建物は何も残っていないです。でも、天守閣跡、空堀、水堀、土塁、曲輪などの遺構は保存され、往時をうかがえます。

都心よりも遅れていた桜が満開でした。

ご紹介します。

 

目 次

 

1. 佐倉城

時は戦国時代です。始め、千葉氏が鹿島城を造っていましたが、建設の途中で滅ぼされてしまいました。その後を継いで徳川家康に命じられ、1610年に土井利勝(どいとしかつ)氏がここの藩主となり、1611年より鹿島城を基礎として大改修、佐倉城の建設にとりかかり、7年の歳月をかけて完成した平山城です。

平地ではありますが、周りを、印旛沼、鹿島川、高崎川にかこまれた場所なので、比較的守りは堅かったです。江戸幕府はこの佐倉城を江戸の東方の守りの拠点としました。なので、幕府の要職につくと佐倉の担当となり、その後、老中として江戸城に戻ってくるという、出世コースになっていました。

その後、城の役割もなくなり、さらに明治6年1873年)に陸軍の拠点となったので、建物、城内武家屋敷、堀、土塁などは次々と姿をけしました。なので、現在は土地としての形状は残っていますが、建物類は全く残っていません。

 

2. 佐倉城址公園センター

城郭風の建物です。この観光センターでは数多くはないですが、出土品・明治初期の古写真を展示してあります。

天守閣のもけいです。なんかおもちゃっぽく見えますね。天守閣は1813年に忍び込んだ盗人が倒した行燈(あんどん)による火災で焼失し、その後再建されませんでした。

 

3. 佐倉城スタンプラリー

佐倉城日本100名城のお城として認定されています。日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして、2006年に定めたもので、多くの方が全登城に挑戦しています。千葉県で認定されているのはこの城のみです。

スタンプは佐倉城址公園センターの建物内と、入口外のスタンプ台に設置してあるので、いつでも押印できます。思い出にどうぞ。

 

日本100名城ガイドブックとスタンプ帳はこちら

 

4. 御城印

御朱印ほどメジャーではありませんが、鉄印同様人気があります。最近は御城印(ごじょういん)を発行しているお城が多くなってきており、現在、700城以上で発行しています。御朱印のような宗教・信仰の意味合いは薄く、記念スタンプの位置づけです。御朱印のように当日の日付と共に住職ないしは代わりの方が御朱印帳に直接書き込むのではなく、あらかじめ印刷されているものが売っています。¥300



 

すてきな御城印帳はこちら

 

5. 大手門(追手門)跡

今は写真のように石碑のみしかありません。まわりは広い原っぱです。

以前は写真のような立派な門があり、主にこの西側に武家屋敷が整備されていたそうです。

 

6. 三の門跡

本丸から一番遠いこの門は各種道具を入れた倉庫としても使用されていたそうです。この門より内側には、家老屋敷が置かれていました。

 

7. 堀田正睦銅像

幕末期の開国の父とよばれた堀田正睦(1810~1864)の銅像があります。文政8年(1825年)に佐倉藩となった堀田氏は、日本を鎖国から開国に導いた立役者として有名です。1833年には藩政改革を宣言し、佐倉藩に西洋の学問を奨励し、人々の生活向上に力を注ぎました。1841年には江戸幕府の老中になり、1855年には老中首座になり、1856年には外国事務取扱になっています。

その後、日本国を豊かにするには外国との貿易をやり、国を豊かにする事が必要であると唱え、タウンゼント・ハリスと日米修好通商条約を結びました。

 

8. タウンゼント・ハリス銅像

1856年に当時のアメリカ大統領フランクリン・ピアスの親書を持って、黒船で下田に到着しました。目的は日本と通商条約を結び、開国を実現させる事です。その交渉相手が、開国派であった堀田正睦公です。当時、イギリスやフランスからも同様の開国要求が来ている中、1858年6月19日に他国に先駆け最初に日米修好通商条約を結び、開国に至りました。

 

9. 二の門跡

この門は武器庫としても使用されていたそうです。この門より内側には、藩政を実施する役所が置かれていました。

 

10. 一の門跡

この門より内部は本丸になります。

 

11. 本丸跡

現在は広場になっていますが、本丸には天守閣、銅櫓(どうやぐら)、角櫓(すみやぐら)、御殿などがありました。本公園は千葉県内屈指の桜の名所で、50品種、1000本以上の桜が咲きます。ちょうど遅咲きの桜が満開でした。

桜が有名なので、期間中は城址公園と言っています。

最寄り駅の京成佐倉駅も期間中、京成駅になっていました。

千葉県産完熟いちごのスムージーがおいしかった!

猿回しやっていました。日本の伝統芸能の1つなので大切に保存していきたいですね。

 

12. まとめ

今でこそ建物は全てなくなってはいますが、いろいろな所に水堀、空堀、土塁、天守台など城の面影が残っている場所があります。春は桜、秋は紅葉と四季折々、いろいろな顔を見せてくれます。

城敷地内に国立歴史民俗博物館¥600(愛称は歴博)があります。原始・古代から現在に至るまでの日本の歴史と民族について、実物資料や精緻な複製品・復元模型などを用いて解説してあります。日本で最大の歴史民俗博物館です。ここだけで半日は見れる内容濃い場所ですので、合わせていかがでしょうか。

 

13. 基本情報

名 称

佐倉城址公園

住 所

千葉県佐倉市城内町
電話番号

043-484-0679

アクセス

関東自動車道佐倉ICから約20分

駐車場

佐倉城址公園駐車場

無料

3ヶ所あって広いです。合計195台可能。

電 車

京成佐倉駅 1km、徒歩約15分

JR佐倉駅  2km、徒歩約30分

開館時間

公園自体はいつでもはいれます。

佐倉城址公園センター

4~10月 9:00~17:00

11~3月 9:00~16:30

1/1,2,3は休館

問い合わせ先

佐倉市都市部公園緑地課

043-484-6165

 

合わせて寄りたい

 

dokodemogo.jp

 

dokodemogo.jp

 

dokodemogo.jp