こんにちは!どこでもGOです!
先日、大手町と竹橋の間あたりにある、自衛隊東京大規模接種会場でモデルナのコロナワクチン3回目接種を受けてきました。この事をきっかけに再度コロナワクチン接種に関して調べてみました。すると政府対応の後手後手さが浮き彫りになりました。
ご紹介します。
目 次
1. 現在の東京都の感染者数
東京都に限っての数字ですが下記です。
累計感染者数も約20人に1人と多いですが、濃厚接触者数も10%になっています。10人に1人が濃厚接触者になった経験があると思うと、外に出られなくなります。
ちなみに、全国で通常年の1シーズンでのインフルエンザ感染者数は、年によっても違いますが、約2,000万人です。まだまだ、コロナは増えそうです。
2. 東京23区の中ではどの区が一番感染者数が多い?
感染者数ワースト順位は下記です。世田谷区が東京23区の内で一番感染者数及び区の人口が多いです。
これから読み取れるのは、「感染者数の多い区は人口も多い」。逆に言うと「人口が多いから、自然と感染者数も多くなる」。
本当にそうなのか、人口当たりの感染者数の割合を出してみました。みごとにばらけました。先に仮定した事が正しい事を証明しています。
唯一新宿区のみが少し違うようです。感染者数の割合がワースト1(8.8%)です。新宿は特に区外からの人の流入・流出が多く、歌舞伎町に代表される歓楽街が多いからでしょうか、人口のわりには感染者数が多いです。
3. 日本の3回目接種は一番遅れている
OECD(経済協力開発機構)に加盟している日米欧38ヶ国の中で最下位です。あまりにひどすぎます。政府の対応の遅さは最悪レベルです。
思いつくままに理由をあげてみます。
- 昨年秋には、継続的なワクチンの入手の促進をやめてしまった
- 大規模接種会場終了、解放 → 再度開設するには会場確保が困難
- 根拠のない、ワクチン接種間隔8ヶ月推奨
- 短期間で接種間隔を1ヶ月間きざみで短くする 8→7→6
- 結果、現場自治体が対応しきれない
- 結果、接種券送付の大幅遅れ、会場確保の遅れ
引用:22/02/19 日本テレビ:ウェークアップ
4. ワクチン接種間隔
表を見てわかるように、日本のみ接種間隔が大幅に長いです。厚労省はこのような調査はするものの、参考にして、日本の対応をすぐに決める事はできないのでしょうか。個人に対してはもちろん、国益に大打撃です。
日本での対応の経緯を見てみましょう。
21/11/11 厚労省は2回目から6ヶ月経てば接種可能とする薬事承認
21/11/16 上記承認が出ているにも関わらず、政府は「8ヶ月を6ヶ月に前倒しする事は認めない」と宣言
21/11/21 全国自治会は前倒しの期間の明確化を要求(暗に、前倒しを要請)
21/12/17 政府は「医療従事者は6ヶ月、高齢者は7ヶ月」と発表
22/01/09 まん延防止等重点措置発令 沖縄、山口、広島
22/01/13 政府は全員に対して「6ヶ月に短縮」
22/01/21 まん延防止等重点措置発令 東京・愛知など計13都県
薬事承認が出てから2ヶ月間経ってからようやく6ヶ月間間隔の発表です。まん延防止等重点措置が発令した後の、世論の大多数が要求してはじめてからの発表です。2ヶ月間早く手をうてれば、第6波は回避できた可能性大です。
また、第6波は従来とは違い、小中学校、幼稚園など低年齢層に発生が多く、それに伴い家族・クラス全体が感染するケースが多くなっています。優先して接種するのは、医療従事者に加え、学校関係者も加えるべきなのになぜそれができないのでしょうか。
10万円をばらまいて効果を低下させるのではなく、一番問題となっている所に集中してリソース・金を投下する事で、最大の効果が得られるのではないでしょうか。
5. まとめ
自衛隊東京大規模接種会場の予約は、毎週月曜日18:00に翌週1週間分の予約を取る事になります。18:00から順次来た順に処理されます。したがって、18:00にアクセスするのではなく、5分程前にアクセスして、待ち行列につきましょう。あまり早いと、システムはまだ開始されていないメッセージが表示されます。
1・2回目、ファイザー・ファイザーで来た方は、3回目モデルナがお勧めです。下記記事を参照願います。お勧めする理由を一言で言うと、抗体値を最大にできる、ワクチン量半分、副反応は同レベル、すぐ接種可能です。
自衛隊東京大規模接種会場の接種枠は、2月下旬ぐらいまでには、5,000人/日まで接種枠を増やすとの事です。それでも、前回の1万人/日には及びませんが・・・
接種券も引き続き急ピッチで配布されるので、予約の取りずらさは変らないでしょう。
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