こんにちは!どこでもGOです!
川崎大師に初詣に行ってきました。毎年行っていてもう20年以上も続いています。いつも正月の三が日は大変混むので、仲見世を通らない迂回路を通る一方通行になるのですが、それでも境内にはいるのに小一時間かかります。なので、我が家ではいつも1月4日に行きます。今年は混んでなく、体感ではコロナ前の3割減ぐらいでしょうか。
毎年やる事はほぼ決まっています。家によってずいぶん違っているかとは思いますが、今後の参考にしていただければ幸いです。
ご紹介します。
目 次
- 1. 川崎大師とは
- 2. やる事リスト
- 3. 納札殿
- 4. 献香所
- 5. 護摩焚き
- 6. おみくじ
- 7. 住吉屋で久寿餅
- 8. だるま
- 9. 甘 酒
- 10. 大谷堂で焼きだんご
- 11. 吉田屋でだるませんべい
- 12. 松屋総本店でとんとこ飴
- 13. 基本情報
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1. 川崎大師とは
通称は川崎大師ですが、本当は平間寺(へいけんじ)と言います。神奈川県川崎市川崎区にある、真言宗智山派の大本山で1128年(大治3年)建立しました。約900年近く経っています。ご本尊は弘法大師です。平間兼乗(ひらまかねのり)が漁で海へ網を投げ入れたところ、弘法大師の木像を引き揚げました。平間兼乗は木像を洗い清め、花を捧げて供養し、やがて、近くに小堂を構えたのがはじまりです。その後、1128年に小堂を平間寺に建て替えました。
例年の参拝者ランキング
1.1 大本堂
1964年(昭和39年)にできたので、58年前です。それほど古くはないですね。本尊厄除弘法大師を祀っています。この中で護摩焚きが行われます。
1.2 大山門
1977年(昭和52年)にできたので、45年前です。開創850年記念事業として建造されました。
1.3 八角五重塔
1984年(昭和59年)にできたので、38年前です。弘法大師1150年御遠忌・大開帳記念として建造されました。形が八角形しているのが特徴です。
1.4 屋台・出店
下記の場所に屋台・出店が多数出ています。
仲見世内は既存のお店のみなので、屋台・出店は出店していません。
2. やる事リスト
毎年だいたい同じ下記の事をしています。お店は全部仲見世の中にあります。
- 昨年の古いお札を納札殿に納める
- 献香所で煙を体の良くしたい場所へ付ける
- 護摩焚きを受ける(新お札の購入)
- おみくじを引く
- 住吉屋で久寿餅を買う
- だるまを買う(特別時のみ)
- あま酒を飲む
- 大谷堂で焼きだんごを食べる
- 吉田屋でだるませんべいを買う
- 松屋総本店でとんとこ飴を買う
3. 納札殿
納札殿に昨年の古いお札を納めます。古いお札が複数枚ある時、よくビニール袋でひとまとめにしていますが、渡す時にはお札のみにしましょう。係りの方が、取り外さなければならず、いやがります。
4. 献香所
自分の良くしたい場所・問題のある場所へ煙を付けると改善するそうです。ケガした場所とか、頭がよくなりたい方は頭とか、内臓全般とか・・・
5. 護摩焚き
元日は夜を徹して行われます。お見えになる方もかなり多いので大変ですね。
お札の種類はいろいろありますが、¥5,000の木札を選んでいます。5年ほど前に¥3,000から急に値上がりしました。
こちらで申込・支払いをします。今回は、1月4日の9:00の回に参加しました。5分前まで受付可能です。
ここで申込書に、氏名、ふりがな、お札の種類・金額、願い事(選択肢から選んで丸を付ける)を記入の上、奥の「本日護摩会計所」でお金を添えて申し込みます。
すると、「お護摩札お渡しの証」をもらえます。この証はお札引換証になっているので、お札受取時まで保管しておきます。
大本堂には1回で約300人ぐらい対応できます。コロナ前は広い大本堂が人であふれんばかりでしたが、今回は体感3割減で比較的余裕がありました。
読経は約20分です。約10名のお坊さんが、護摩木という特別な薪が燃える火を取り囲み、一斉に読経を始める。大太鼓・大鏧(だいけい)(鉢型の梵音具)、木魚も共演。大本堂全体に響き渡る大音響!非常に心地よいです。
退出する時にご本尊にお参りできます。係りの人が止まらず進めと言うので、1人あたりは数秒ぐらいしかもらえませんが。
護摩焚きが終わってしばらくすればお札が出来ているので、受け取りに行きます。護摩焚きの回毎に、白券、赤券と受取場所が異なります。
さらに、人数が多いので、苗字の五十音の子音毎に受取場所が分かれています。
初大師
毎月21日は例大祭ですが、特に年最初の1月21日は初大師と言って特別です。
お護摩札には特別に「初大師修行」の朱文字がはいります。屋台も特に多くでます。
6. おみくじ
¥100
いつも同じ日時・時間帯に来るのですが、ここは特に人手が減っていました。7割減ぐらいでしょうか。木筒を振り、出てきた棒に書かれてある番号の引き出しからおみくじを取り出すタイプです。
今年は、「吉」! とりあえず、無事にスタートをきれたと言う事でしょうか。
7. 住吉屋で久寿餅
¥800/2枚入、¥1,100/3枚入、¥1,450/4枚入、¥2,150/6枚入、¥2,850/8枚入
大山門を出たところに久寿餅の住吉屋があります。明治20年(1887年)創業です。安定の味、なかなか黒蜜ときな粉が久寿餅とからまない、プリッとして、つるっとした食感が好きです。
いつも、¥800/2枚入を買います。10年ほど前は¥500でしたが、徐々に値上げされて来ています。
葛餅とくず餅(久寿餅)は違うものなんですよ。知ってた?!
- 葛餅
葛粉を使用した和菓子。透明感あり。 - くず餅(久寿餅)
小麦粉からグルテンを分離させた後の浮き粉を発酵させた和菓子。
少し白っぽい。
8. だるま
多くのだるま屋さんがあります。表参道と仲見世合わせ、8店あります。普段は買いませんが、目標もって何かやるときのみ、必勝祈願で購入します。
9. 甘 酒
¥100
体が温まりますね。味自体はあまり好きではないですが、恒例となっているので飲んじゃいます。甘酒屋さんも仲見世に5店ほどあります。
10. 大谷堂で焼きだんご
味噌だれ、みたらし共に¥400
平成20年(2008年)創業です。
甘酒といっしょに焼き立てのを食べます。結構、お腹にたまります。
11. 吉田屋でだるませんべい
¥350が多い、個包装だと¥500ぐらい
お煎餅の味の種類はたくさんあります。また、個包装してあるか、袋に大入りかの種別もあるので、悩んじゃう!
12. 松屋総本店でとんとこ飴
川崎大師名物のとんとこ飴です。とんとこ飴のお店は仲見世に10店弱ぐらいあります。私は仲見世の一番入口にある、松屋総本店で買います。松屋総本店は、明治元年(1868年)創業です。
お勧めはとんとこ飴ですが、始めて食べる方には、口の中でねばねばして、変な味と思うかもしれませんが、3個食べるとクセになります!(笑)
まな板の上で出刃包丁で飴をトントコ、リズミカルに切っていきます。
今日も変わりなくトントン、トントコやっていました。
この音は、環境省選定 残したい「日本の音風景100選」になっています。
13. 基本情報
施設名称
川崎大師、平間寺
住 所
神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
アクセス
宗 派
本 尊
創 建
大治3年(1128年)
駐車場
あり、広い
関連記事
1月2日に川崎大師に行かれ、大混雑であった記事が higeyarou69さん の知識蓄積ノートで紹介されています。