こんにちは!どこでもGOです!
先日、サクラタウンにある角川武蔵野ミュージアムのグランドギャラリーにて開催されている、妖怪大戦争展2021を見てきました。この展覧会は今夏8月13日に映画館で開催予定の妖怪大戦争ガーディアンズにあわせて開催されたものです。実際に登場するシーンのセットや、各種美術資料・映像コンテンツが公開されています。今後、公開コンテンツを増やしていくそうです。あなたは、先に見てから映画を見るタイプ?それとも、映画を見てから見るタイプ?
目 次
- 1. 映画:妖怪大戦争とは
- 2. 混んでいるの?予約は必要?
- 3. 妖怪灯籠をもらい、妖怪界へ
- 4. 伏魔之殿の門をくぐり、妖怪回廊へ
- 5. あなたの県に潜む妖怪は何?
- 6. ホログラム立体映像妖怪
- 7. 渡辺兄弟の部屋
- 8. 縦型3D覗きからくり
- 9. 妖怪に変身だ!
- 10. 奇妙な荒俣宏コレクション
- 11. 妖怪グッズを買う事もできます
- 12. 妖怪盂蘭盆会
- 13. 角川武蔵野妖怪絵コンクール2021 ~妖怪絵をかこう!~
- 14. まとめ
- 15. 参考文献
1. 映画:妖怪大戦争とは
元々は、1968年に公開された大映の妖怪大戦争に始まります。そのリメイク版が2005年に公開されています。リメイクと言っても時代設定・登場人物・筋立て等は全く異なっているので、ほぼ新作と言ってもいいものとなっています。2006年になると、テレビ地上波で放映されるようになりましたが、これも映画版とはだいぶ異なるものとなっています。
今回の2021年版はどうなるか、期待に胸が高鳴ります。今回の映画はKADOKAWA作品であらすじは以下です。
・あらすじ
古代の化石たちが1つに集結して、巨大な妖怪獣になり、東京を襲おうとしています。このままでは世界が滅んでしまう。妖怪たちは止めようと立ち上がりました。それを実行するのにキーとなるのは、人間界の妖怪ハンターの血を受け継ぐ小学生・渡辺兄(わたなべけい)。妖怪たちといっしょになり、妖怪獣に立ち向かいます。
狐面の女、ぬらりひょん、姑獲鳥(うぶめ)、雪女、天狗、小豆洗い、茨木童子など、妖怪が多数登場します。
2. 混んでいるの?予約は必要?
私はGW中にいったので、もしもの事があるといやなので、事前に1時間毎に区切られた時間枠に予約を入れ、クレジット決済をして、送付されてくるQRコードチケットを入手してから行きました。これだと、2Fにあるチケット売り場に行く必要がなく、直接、1Fにあるグランドギャラリーへ行けばいいので楽ちんです。
事前購入できるかどうかで、混み具合を推測できますが、全時間枠全て購入可能でした。実際に行った時も、かなりすいていました。もし平日なら、ほとんど人はいないかもしれません。予約は必要ありません(と、思う。)。料金は大人¥1,800。
・お得情報!
当日、家を出発する前で構わないので、オンラインでチケットを購入しておきましょう。大人で¥200安く入手でき、チケット売り場へ行く必要はなくなります。
3. 妖怪灯籠をもらい、妖怪界へ
入口です。ここでQRコードチケットをスキャンしてもらい、確認されます。それと共に、小さな3灯LEDライト(ボタン電池3個)がもらえます。ライトには妖怪灯籠と書いてあります。ドキドキしますね。
4. 伏魔之殿の門をくぐり、妖怪回廊へ
たくさんの妖怪が登場するきもだめし妖怪回廊です。
カメラでは明るく映っていますが、実際はもっと暗いです。ここで渡されたLEDライトが必要になります。障子の向こうには、けっこうかわいい妖怪もいますね。ドキドキです。
5. あなたの県に潜む妖怪は何?
全国47都道府県に潜む妖怪を都道府県別に紹介しています。以外と知らない妖怪が多いです。よく読むと、その生い立ちや、普段は人前にでない理由などもわかり感心させられます。よくわからない、変なものがいろいろ展示してあります。
北海道では場所がらアイヌ民話に残っている妖怪が多く、アッコロカムイ、オッケルイペ、コロポックル、ニタッラサンペが紹介されています。コロポックルは有名ですね。フキの葉の下に隠れるぐらいの小人で、良いやつだったのですが、アイヌの人々と不仲になるにつれて悪いやつに変わっていきました。
下記は、ジェニー・ハニヴァー。
海で捕獲された未確認生物の死体として、ヨーロッパの船乗りとか、収集家とかの間で取引されてきた、海洋生物の乾燥標本である。未知の怪物、あるいは小型の宇宙人を連想させるような姿をしているが、その正体はエイの干物に保存処理等の加工を施したものである。(Wikipediaより)
真ん中にあるのは、九千坊の河童のお面です。九千坊とは9千匹にもなる河童のリーダーです。昔むかし、中央アジアの砂漠地方から、洪水・飢えから逃れる為に九州にたどり着き、人々を水害から守る水天宮の守り役として住み着いたいい河童です。
6. ホログラム立体映像妖怪
ホログラムで立体に見えるかわいい妖怪が踊っています。今更、ホログラムかと、ちょっと思いましたが・・・
7. 渡辺兄弟の部屋
映画のキーマンである、妖怪ハンターの血を受け継ぐ小学生の兄弟の部屋を再現しています。兄:渡辺 兄(わたなべけい)、弟:渡辺 大(わたなべだい) です。すごくわかりにくいですね。
8. 縦型3D覗きからくり
3台用意されている双眼鏡みたいな所からのぞき込むと3Dで妖怪が見えます。ろくろ首と雪女がおそってきます。
9. 妖怪に変身だ!
ヤミットの会場です。ヤミットとは、闇ットで、闇のサミットの事です。日本の妖怪とか、世界のモンスターが集まります。
机の上にある小さな黒い物がカメラです。
そこに自分の顔を撮ると、妖怪に変身してしまいます。
10. 奇妙な荒俣宏コレクション
角川武蔵野ミュージアムは、荒俣宏氏が収集した様々な貴重な、変な、不思議なものを1,000点以上収蔵しています。その中の1つの、福助人形シリーズです。 集まると、怖い!
11. 妖怪グッズを買う事もできます
会場内に実際に購入できる売店があります。
あやしいものがいっぱい!
12. 妖怪盂蘭盆会
妖怪盂蘭盆会(うらぼんえ)の部屋です。中央に大きな丸テーブルがあります。盆踊りの会場をイメージしています。そこにある直径30cmぐらいのお盆をとって、見ると、あら不思議、盆の中にドット妖怪達がたくさん動いています。妖怪達と一緒に踊りましょう!AIでお盆の位置を正確に把握し、そこに対してプロジェクションマッピング技術で映像を映し出しているとの事です。
13. 角川武蔵野妖怪絵コンクール2021 ~妖怪絵をかこう!~
自分が想像する妖怪の絵を書いて応募するコンクールの結果が発表されていました。
上段が、小学生の方が描いて応募した原画。左から、優秀賞の土屋さんの「ダークネコとちびダークネコ」、優秀賞の荒畑さんの「中とみの風ようかい」、準優秀賞の櫻井さんの「ガドガワ」。
中段がプロの漫画家・イラストレーター井上淳哉さんによってイラスト化されたもの。
下段がさらに実物化されたものになります。
14. まとめ
4月末まで開催していた第1弾の妖怪伏魔殿2020に続く、第2段の妖怪大戦争展です。一部、展示物は流用していたのでちょっと新鮮味に欠けましたが、その分、より時間をかけて見る事ができたので、私としてはより深く妖怪を知る事ができました。映画のコンテンツ関連の展示物が少ないと感じましたが、期間中も随時展示物の入替を行っていくとの事なので、映画開催が近づくにつれよりリアルな展示物が出てくると思います。
短絡的かもしれませんが、ヤミット会場での妖怪へ変身するCGが一番おもしろかったですね。まだ、始まったばかりなので一度行かれてはいかがでしょうか。
15. 参考文献
もし時間に余裕があれば、下記の本を見ておくとより一層楽しめると思います。
16. 基本情報
展覧会名
妖怪大戦争展2021 ヤミットに集結せよ!
会 期
2021年4月29日~2021年9月20日
場 所
角川武蔵野ミュージアム 1階 グランドギャラリー
埼玉県所沢市東所沢沢田3-31-3 ところざわサクラタウン内
開館時間
日~木曜 10:00~18:00
金・土曜 10:00~20:00
休館日
第1・3・5火曜日
アクセス
JR東所沢駅より徒歩8分、駐車場あり
入場料
当日窓口 1,800円/大人、1,100円/中高生、900円/小学生
オンライン 1,600円/大人、1,000円/中高生、800円/小学生