こんにちは!どこでもGOです!
今年は辰年!そう、龍の年です!全ての事柄が上昇気流にのって、昇り龍のごとく、うまく行く年です。東京にはたった3ヶ所しかない双龍鳥居、龍の巻き付いた鳥居がある神社をめぐってきました。その1つである馬橋稲荷神社、高円寺にあります。
ご紹介しますね。
目 次
1. 馬橋稲荷神社
東京都の杉並区の阿佐谷南にある稲荷神社で、中央線高円寺駅から南へ徒歩10分ぐらいと割と便利な所にあります。下記で有名な稲荷神社です。
- 全国的にもめずらしい双龍鳥居がある
- 随神門に日本最大級の鈴がある
- 非常に凝った形の手水舎
境内案内図
鳥居は三の鳥居まであります。
2. 社号碑
現在の住所は住居表示の変更があったので高円寺ですが、昔は馬橋でした。馬橋の地名がなくなるのは忍びないとの事で、神社名を馬橋稲荷神社としたのが、昭和40年(1965年)10月の事です。記念として神奈川県真鶴産の本小松石(6トン 高さ3m)の自然石に社名を刻んだ社号碑を参道入口に建立しました。
3. 双龍鳥居
双龍鳥居とは、鳥居の一方に昇り龍、もう一方に降り龍の彫刻が施されてた鳥居の事です。全国的にも非常にめずらしく、都内には下記の3ヶ所のみです。
二の鳥居が双龍鳥居です。この双龍鳥居は東に1kmほど離れた所にある宿鳳山高円寺にある双龍鳥居と同じ田中と言う石工の方が作っています。
それぞれの意味は下記です。
- 昇り龍
左の柱。天へと昇る姿を表しており、精神的な昇華や悟り、神聖な力への接近を象徴しています。また、願いが天に届くと言う意味もあります。 - 降り龍
右の柱。天から地へと降りる龍を表しており、神聖な力や恵みが地上に降り注がれる事を象徴しています。神の恩恵が人々に与えられる様子を示しています。
4. 手水舎
こちらの手水舎はたいへんすばらしいですね。平成13年(2001年)に新築されました。
木曽檜(ひのき)を使用した切り妻流れ造りの水舎と凝った形をしています。
龍の口から清水が流れ落ちています。神社の手水舎として龍が多いのは、龍は水を司る神様として崇められていたことに由来します。
5. 随神門
ずいしんもん。三の鳥居をくぐり、手水鉢で清めてから通るのがこの樋神門です。
随神門とは一般用語で、神域に邪悪なものが入り込まないように設置する門です。なので、左右にそれぞれ神像が祀られています。
開運鈴
随神門中央天井に設置してある開運鈴は都内最大で直径75cmあります。
茅の輪くぐり
随神門には茅の輪(ちのわ)くぐりが設置してあります。イネの一種の茅(かや)を編んで大きな輪にしたものです。この輪をくぐる事で、けがれや罪から心身を清め、無病息災や厄除けなどを祈願するものです。
年末の茅の輪くぐりは一般的には12月31日までが多いのですが、こちらではお正月期間中まで実施されています。
単にくぐり抜けるのではなく、ちゃんと正式なくぐり方があるんですよ。
引用:神仏ネット
6. 社 殿
こちらが社殿です。
稲荷神社なのでいろいろな所で狐が番をしています。
7. 舞 殿
傍らに舞殿がありました。天皇陛下御在位60年を記念して、昭和62年(1987年)に改築された神楽殿です。例大祭などの時には使用されるみたいです。
8. 社務所
9. 絵 馬
令和六年(2024年)用には3種類用意されていました。お好きなのをどうぞ。
10. ご朱印
書き置きのみでした。コロナからは書き置きの所がかなり増えました。シンプルで基本的な感じですね。
11. まとめ
見どころは下記です。
- 全国的にもめずらしい双龍鳥居がある、東京には3ヶ所のみ
- 随神門に日本最大級の鈴がある
- 非常に凝った形の手水舎
双龍鳥居では昇り龍に触れながら願い事をすれば叶うと言われているので、しっかり触れながらしましょう!
正月なので甘酒(アルコール分なし)のサービスもやっていました。私はなかなか年の途中で飲む機会は少ないので恒例事として、みつけたらいただく事にしています。
12. 基本情報
施設名
馬橋稲荷神社
住 所
東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
アクセス
中央線高円寺駅から南西へ徒歩10分
連絡先
03-3311-8588
拝観料
無料
駐車場
あるが、数少ない
所要時間
約30分
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